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コ・ジソクは戻って来た駅の電気がすべて消えているのを見て、停電だと思いました。
急いで地下鉄警察隊の部屋に行くと、ユ・リョンはドアの内側で小さく膝を抱えて座り込んでいました。
涙をためていました。
泣き出したユ・リョンを呆然と見つめるジソク。
それでも、ユ・リョンは理由等、何も話さなかったようです。暗闇が怖かっただけだと。
怖いもの知らずだと思ってたけどな・・・とコ・ジソク。
蝋燭を灯してくれました。
ジソクの優しさを、ユ・リョンは十分分かっています。
それでも、やっぱり妹を探すことを諦められません。
ジソクが眠った後、蝋燭を消して、一人トンネルに入りました。
何故私を殺さないの
あの設計図に無い通路の奥に向かって叫びました。
帰り道で、ユ・リョンは線路に落ちている布を見つけました。
女性の服の一部に見えます。
来るときは無かったものです。
「相棒を替えてください。班長と合わないから。」
突然ユ・リョンがコ・ジソクに言いました。
となると、イ刑事かカン刑事となりますが、2人ともしり込みしました。
ジソクは、2人だけで話そうと言い、別室に入りました。
それを、イ刑事とカン刑事は外から見てるんですが、どう見ても痴話げんかにしか見えません。
シリアスな筈なんだけど、つい笑ってしまいました、あたくし
ジソクがアボカド事件と今回のスリは関係があるようだと言うと、途端にユ・リョンの態度が変わりました。捜査となると、俄然必死になるユ・リョンです。
相棒が誰とか、もう関係ないって感じになってしまうんですよね。
行きましょう・・・ってな感じです。
クラブデーの翌日財布を盗まれたと届を出している女性を当たると、その時から行方不明になっている人が他にもいると判明しました。
しかし、監視カメラの映像等を調べていると、被害者が自宅には戻っていないけれども、生存していることが次々に分かって来ました。
喜ばしいことだけど、意味が分かりません。
アボカドも簡易宿泊施設に住んでいる事が分かりました。
ここで捜査を終了しようとするジソクたち。
でも、ユ・リョンは理由まで調べないとと譲りません。捜査の途中で終わってはいけないと。
もしかしたら、これが相棒を替えたい理由なのか?とジソクは思いました。
だったら、捜査しようじゃないか・・・ってなもんです。
すぐさま、被害者に会いに行きました。
ユ・リョンはキム・ウヒョクに先日の停電の夜の一件を話しました。
あれが『地下鉄の幽霊』に違いないと。
そして、トンネルで拾った女性の服の一部を調べてほしいと手渡しました。
監視カメラの映像から、その人物が右肩を神経質に動かすのも確認されていました。それがチック症かもしれないということも、伝えました。
「それからもう一つ。ハチーム長には内緒にしてください。トンネルに入ったと知れば、班長に迷惑がかかりますから。」
好きなんだな・・・と、キム・ウヒョク。
勿論、ユ・リョンは否定しましたが。
被害者に会って、その様子から、ジソクは一つの仮説を立てました。
マリに報告すると、マリはアボカドの映像を見て、性暴力の被害者だと推察しました。
結局、怪談話は連続暴行事件だと言う仮定がたてられました。
ジソクとマリが意見を言い合うのを、ユ・リョンは生徒のように聞いていました。
ハ・マリは、敢えて自分とジソクの能力の高さをユ・リョンに見せつけているようです。ユ・リョンとはレベルが違うんだと言いたげです。
おまけに、以前は二人は相棒だったんだとまで。
「どうりで、相性が良いわけですね。」
と、ユ・リョン。
すると、ハ・マリはさらに喧嘩を売るように言いました。
「ウヒョク。片方は問題を起こし、もう片方は収拾する。どんな関係だと思う?」
すると、キム・ウヒョクは面白そうな表情で答えました。
「収拾する人が問題児を好きな関係?そうじゃなきゃ、問題児を傍に置かない。」
あてが外れたと言いたげなハ・マリの表情。ユ・リョンはきょと~んとコ・ジソクを見つめました。
ジソクは自分の気持ちを言い当てられたようで、気マズイ表情です。
ハ・マリは捜査資料をまとめて強力班に引き継ぐと言いました。
自分たちで捜査しないのかと、ユ・リョンが言いました。
すると、マリは、地下鉄連続殺人事件の捜査で忙しいんだと声を荒げました。
何か言いたい事があるなら、この場で言えば?とユ・リョンに言いました。
ユ・リョンは、何も無いと言いました。
でも、この事件の被害者には自分が会うと。
そこに、キム長官が現れました。
キム長官は、ハ・マリの態度を叱りました。広域捜査隊が捜査すべき事件だろうと。
「あと2か月しかないんですよ。その間に地下鉄事件を解決できないと、長官は辞職ですよ。」
と、ハ・マリ。
でも、キム長官は引き下がりませんでした。広域捜査隊と地下鉄警察隊とで合同捜査をしろと命じました。
「相棒を替えては?」
と、キム・ウヒョクが提案しました。
合同捜査なら、情報共有が当然で、そのためには相棒を替えるのが合理的だとね。
ユ・リョンに相棒になりますかとウヒョクが聞くと、ユ・リョンはあっさりOK。
コ・ジソクが慌てて止めましたけど・・・。