レビュー一覧は、こちらから。
チェ・デチョルは、悪徳高利貸しから借金をしていました。
取り立て屋は、デチョルの幼い子供や妻に接近するぞと、返済を迫りました。
挙句の果てに、事務所に連れ込み、暴力を振るったのです。
落としたお金は、地下鉄車内でCDを売ってる男性が拾って警察隊に届けに来てくれました。
一件落着したと、ユ・リョンがデチョルに連絡しようとしたのですが、その時既に暴行を受けてて、電話に出ることはありませんでした。
コ・ジソクは、ただでさえお金に困っているのに、また母が問題を起こしてしまいました。
高額な検査機器に水をぶちまけてしまい、故障させてしまったのです。
その弁償が1000万と聞き、ジソクは頭が痛くなりました。
本当なら、母を叱りつけそうなもんですが、無邪気な笑顔を見ると、とてもそんなことは出来ません。怒っても無駄ですしね。
融資先に追加を申し出ましたが、無理だと断られてしまいました。
悩みに悩みました。
今週中に払ってもらえないと、退院してもらう事になると、病院から通告されてしまいました。
仕事では、手分けして着ぐるみを製作した会社を探そうとしていました。
が、なかなか見つかりません。
一方、デチョルと連絡がまだ取れないので、自宅に電話すると、失踪したと妻が訴えてきました。
成人の場合、犯罪絡みだと言う証拠がないと、捜査出来ないんだとか。
だから、コ・ジソクたちは申し訳なさそうに待つしかないと言いました。
でも、ユ・リョンは不安な家族の心情が痛いほど分かります。自分もそうですから。
このまま放っておくことは出来ませんでした。
反対を押し切って自分が調べると言ってしまいましたよ。
止められたけど、それで収まるユ・リョンではありません。
一人でこっそり捜査を始めました。
で、デチョルの通話記録を手に入れると、ある電話番号から何度も連絡が入っていることが分かりました。怪しいと思いました。
調べてみると、金貸しの番号です。
即、行動開始です。事務所に向かいました。
その頃、コ・ジソクは、迷いに迷った挙句、高利貸しを利用しようと決心しましてね。
契約書にサインしようとしていました。
でも、やはり躊躇してしまいます。何度も何度も利率について質問しました。勿論、相手はにこやかに法律で定められた利率だと言います。
細かく話を聞いているうちに、その仕組みの怪しさに気づきました。
札束と契約書の両方を手にし、ジソクは悩みました。
その時、外に警察のサイレンが聞こえたんです。
窓からのぞくと、そこに来たのは、ユ・リョンじゃありませんか。
マズイと、必死に事務所の戸棚に隠れました。
乗り込んで来たユ・リョンは、デチョルはどこにいる?と、代表に聞きました。
この間ずっと、ジソクの振舞いを不審げに見ていた代表は、ユ・リョンが刑事だと聞き、隙を見て逃げ出しました。
取り立て屋の男も、部屋から飛び出して逃走。
その部屋に、デチョルが血まみれで転がされていました。
助け起こしたユ・リョンなんですが、デチョルに突き飛ばされて、戸棚に押し込められてしまいました。
ジソクが潜んでる戸棚です。
思いもよらない所で顔を合わせてしまいました。
デチョルは、取り立て屋の男と手を組んだようです。
代表に恨みを持っている取り立て屋の男は、どうも、デチョルの借金をチャラにすると言う条件で指示に従わせようとしているようですね。
デチョルも、家族を守る術はそれしかないと思ってしまったようです。
ポケットに押し込んでいた借金の契約書を、ユ・リョンに見られてしまいました。
どういうことですか?と聞かれたジソクは、咄嗟に、車を買おうとしてる・・・なんて言っちゃった。
見損なった・・・とユ・リョン。
そう言われると、人の気も知らず・・・とジソクも腹が立ってきましてね、言い合いになってしまいました。
「ここを出たら、別の船に乗れ。」
と、言いました。つまり、広域捜査隊に移れということですね。
丁度、アルバイトでチラシ配りをしてる男が事務所にやって来ました。
で、戸棚を開けてくれたんです。
コ・ジソク&ユ・リョンはやっと出ることが出来ました。
そこで、デチョルの遺書を発見しました。