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コ・ジソク&ハ・マリ、ユ・リョン&キム・ウヒョクというチームで捜査することになりました。
不服そうな表情のジソクですが、表立って反対するのは、プライドが許さないって感じで、渋々了承しました。
ユ・リョンのピンクのバイクでウヒョクと飛び出すのを見ると、いっそう気分が重くなるジソクでした。
ハ・マリと一緒の時、母から電話がかかって来ました。
相変わらず父ミョンチョルのフリをして会話をするジソク。慌てて切りましたが、マリは不審がりました。
でもこれが切っ掛けで、マリはジソクが自分と別れた理由を知ることになるのです。
ジソク母の付添人をしてくれていた女性が辞めると言い出しました。
お給料の支払いが滞りがちだと言うのが理由です。
困り果てるジソクに、救いの神が現れました。
同じ病院で掃除婦をしているギョンヒが、引き受けてくれたのです。
まぁ、ギョンヒには別の理由がありそうですけどね。
ジソクが刑事だと言う事、ジソクが持っていた動画に映っていたユ・リョンを尾行する人物に心当たりがありそうなこと、それが原因でしょうね。
ジソクとマリは、暴行事件の被害者の一人に会いに行きました。
被害者の証言が犯人逮捕につながるので、マリは必死に供述を要求しました。
女性は、震えながら、覚えていないと供述を拒否しました。
マリの言い方はあまりにも常識的過ぎて、被害者に対する心遣いに欠けます。
確かに、苦しみを克服して犯人逮捕に強力するのがベストでしょう。でも、分かっていても出来ない事もあります。
それが、マリには想像できないのでしょうね。
ジソクは、ユ・リョンと正反対だと気付きました。
ユ・リョンは被害者の立場に寄り過ぎるきらいがあります。過剰に被害者に同情するのは捜査が複雑になり、且つ、時間がかかり過ぎたりします。
相棒とするには面倒なユ・リョンですが、ジソクも少しずつ感化されて来ている事に気づいたようです。
ユ・リョンとウヒョクが尋ねたのは、“アボカド”。
お話があります、力になりたいんです・・・とユ・リョンは呼びかけました。
部屋に入れてくれました。
でも、何を言っても暴行を認めることはありませんでした。
「あなたは悪くない。泣いたっていい。自分を苦しめないで。犯人を逮捕すれば、あなたの苦しみも癒える筈です。何故あなたが隠れて、犯人は堂々と出歩くのよ。」
泣き出した“アボカド”。
でも、まだ心は開きませんでした。逮捕したいのは、自分たちの成績を上げたいからだろうと言いました。
部屋を追い出されたユ・リョンとウヒョク。
でも、ユ・リョンは“アボカド”の部屋が見える所で、窓の明かりを一晩中見守っていました。
ウヒョクも、それに付き合いました。
ウヒョクから、マリに徹夜で捜査すると報告が入りました。
それを洩れ聞いたジソク。
何故・・・と嫉妬。可愛いです
朝になって、ユ・リョンは“アボカド”に蝋燭を届けました。
「あなたに必要かと思って。」
一晩中電気をつけていると、もっと眠れなくなり、不安になるとユ・リョン。代わりにキャンドルにしては?・・・と。彼女自身の経験からでした。
“アボカド”は泣きました。
そして、決心したのです。
自分の動画サイトで、暴行事件について告白しました。
それを見た他の被害者も、心が決まりました。
応援のメッセージがたくさん寄せられました。
「ユ刑事のおかげです。私を一晩中守ってくれました。一晩中家の前でいたそうです。」
“アボカド”が広域捜査隊で話しました。
ジソクは嬉しそうに聞きました。
他に2人の被害者が告発しました。
こうなると、一気に捜査は進みました。
犯人の身元が判明。性犯罪の前科を持っていることから、GPSを装着されていると分かったので、あっという間に居所も掴むことが出来ました。地下鉄の駅です。
ところが、途中でそのGPSを切り捨てたことが分かり、後を追えなくなりました。
でもそう言う時に役立つのが、ユ・リョンの地下鉄構内の知識。
何とか追い詰め、逮捕することが出来たのです。
ユ・リョンにはもう一人気になってるスリの被害者がいました。
先日訪問した時、財布が見つかったからと、届出を破棄すると言っていた女性です。
連絡すると、これから拾い主に会いに行くと言いました。
何故そんなことを聞くのかと問われ、別のスリの事件があったので、気になって・・・とユ・リョン。
その女性こそ、『地下鉄の幽霊』の犠牲者になるかもしれません
女性は、“関係者以外立ち入り禁止”と書かれたドアの前に立っていたのです。
ドアノブに手をかけました。
中では、『地下鉄の幽霊』が待ち構えています