まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

「ゆれながら咲く花」あらすじ

2014-06-20 11:56:43 |   ★「や」行

                        

ゆれながら咲く花 DVD-BOX1
クリエーター情報なし
エスピーオー

「君の声が聞こえる」で、それまでもちょいと気になっていたイ・ジョンソクくんのことが一気に大注目株となりました。あくまでも、私個人の中で・・・ですが。

よって、彼の演技力が注目され始めたこの作品を見てみようと思いました。

主演は、チャン・ナラさん、チェ・ダニエルssiという、「童顔美女」のコンビです。

以前、チャレンジしかけたんですが、いろんな都合で断念してた作品でもあります。

なお、TV放送版とレンタルDVD版では、話数が違うようです。そこのところ、了解くださいませ。

 

    1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで

    9話まで  10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話まで

    17話まで  18話まで  19話まで  20話まで  21話まで  22話まで  23話(最終話)まで

 

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『君の声が聞こえる』完観

2014-06-19 09:21:30 | 韓国ドラマのエトセトラ
「君の声が聞こえる」オリジナル・サウンドトラック
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

スハの母親は、ジュングクの妻に移植される筈だった心臓をもらったものの、1か月で亡くなってしまったんだとか。

待ちに待っていた心臓が、無駄になってしまい、妻も死んでしまった・・・。ジュングクとすれば、怒り倍増ってところだったんでしょう。

 

この事を、内緒にしていた事をスハはへソンに謝りました。

「私がそんなことで見限る人間だと思った?私は並はずれた人格の持ち主なの。」

へソンのお得意のセリフです。

ジュングクが捕まった以上、二人が一緒に暮らす理由はなくなったわけで・・・。ジュングクからへソンを守るためと言うのが理由でしたからね。

スハに自分の家に住めば?・・・とへソンは言うのです。

「一緒に住む理由あるよ。」

そう言って、いたずらっぽい表情でスハが迫るんですけど。へソン、足で突っ張って寄せ付けません

こういうところが面白いんですよね、この作品。

 

ジュングクの担当検事はドヨン。

そして、なんと、ジュングクはグァヌに弁護を頼んだのです。

全て話さなかったと言っても、きっと結果は変わらないと思う、だったら、過去の事件全てを告白するので、弁護してほしい・・・とね。

別に罪を軽くしようと言うのではないのです。話を最後まできちんと聞いてくれる人が必要だったんですね、彼は。

グァヌは、ジュングクの罪を決して許せないけど、同情すべき点はあると思っています。彼とスハの違いは、大切に思う人、大切に思ってくれる人が居るか居ないかだ・・・と考えているのです。

悩んだ末、グァヌは弁護を引き受けました。

散々周囲の人たちにも反対されましたけどね。彼の弁護士としての使命感がそうさせたんでしょう。

それに、へソンの後押しという一番心強いものもありましね。

「今一番つらいのチャ弁護士でしょ。私たちは口出しできないわ。」

 

スハが事件直前に買ったペンダントを渡しました。

高価だと知ってるへソンは驚きました。で、返すよう言ったんです。

スハは、プレゼントなのに・・・とちょっとご機嫌斜め。喜んでくれるとばかり思ってましたもんね。

決して嫌だったわけじゃないんですよ、へソンも。ただ、無駄遣いをさせちゃいけないと思ったんですね。

スハは、その心を読みました。

自分を、まだ考えの足りない子供だと思ってるんだなぁ・・・と感じました。だから、素直に従いました。

 

そして、とうとうスハの過去が明るみに出てしまいました。忘れてしまっていたのにね。

ジュングクの取り調べが進むと、当然、へソンが腹部を刺された事件が、彼の犯行じゃなくて、スハがした事だというのが明らかになってしまったんです。

スハに呼び出し状が届きました。殺人未遂ということです。

へソンは動揺しました。やっと落ち着いたのに、殺人未遂と断定されたら、警察大への進学どころか、示談は意味をなさず、懲役となる可能性があるんだとか。未来が台無しになる・・・とへソン。

だから、自分と口裏を合わせて、ジュングクの犯行だと言おう・・・とスハに言いました。

 

でもね、スハは冷静でした。

全部覚えているのに、無かった事になんて出来ない、へソンがドヨンと話せば、どうにかなるかもしれないってことも分かってる、それでも、正直に話さなきゃいけないと思う・・・と。

「馬鹿。わからず屋ね。これまでたくさん苦労をしてきた。一度くらい嘘をついても許される。あんたなら。」

それでも駄目だよ・・・とスハ。

へソンは、そのまま部屋に閉じこもってしまいました。

 

グァヌは、ドヨンと話しをしようとしてました。でも、避けられてしまってね。以前ジュングクに対して同情心を持ってると話してたグァヌなんで、きっと情状酌量があるとか何とか言うつもりだと、ドヨンは思ってるようです。

 

検察庁に行く前に、スハは、へソンに部屋の外から声をかけました。言う事を聞かなくてごめん・・・と。そして、黙っていた夢の話をしました。へソンがあの事件の様に傷ついてしまうんだ、きっと警告だったんだな・・・。

「行って正直に話して来る。そしたらあんな夢、見ない筈。行く前に一つ頼んでいい?もしもだけど、もしも俺が傍を離れる事になっても俺を待っててくれる?」

ドアにそっと手を置いてスハは言いました。

でも、それにへソンは答えられませんでした。答えたら、それが本当になる様な気がしたのかもしれません。

 

グァヌは、まだ諦めていませんでした。

出勤してきたドヨンを、回転ドアで捕まえ、動けなくして、話をしました。キム判事も、巻き添えを食らって一緒に閉じ込められてしまいましたけどね

「スハのことです。」

ドヨンは、事情がどうあれ、スハがへソンを刺した事は事実で、罪を見逃すことはできないと、主張。

「その罪は、あなたと僕とキム判事が招いた事だ。」

あの裁判で僕が嘘を見抜き、あなたが偽証させず、裁判長が慎重に判決を下していたら、スハは刺さずに済んだ・・・とグァヌ。

「パク・スハは我々の恩人だ。我々が釈放した男を捕まえた立役者だ。手柄は無視され、あの事件で被害を受けたのに補償もされていない。なのに、罪だけ問うんですか?それが、そ・ドヨン検事の言う法ですか?」

一瞬、グァヌの言葉に動揺したドヨンですが、言い返しました。

「そうです。それが法です。法は情にとらわれてはなりません。」

その言葉に、グァヌは呆れたように、そしてある意味諦めたように手を放しました。ドアは回転して、ドヨンとキム判事は、行ってしまいました。

 

急ぐドヨンに、後ろからキム判事が声をかけました。

「確かに法は情にとらわれてはならない。でも、チャ弁護士の言うように、法には心が必要だとも思う。あなたもチャ弁護士の意見に賛成の筈。でしょう?」

ドヨンは、ちょっとおろっとしながらも答えました。

「いいえ。違います。」

「そうですか?ファン・ダルチュンの事件の時は、そう見えましたが。」

痛いところをつかれましたね、ドヨン。そうでした。

 

スハが出て行った後、スハの部屋で一冊の日記を見つけたへソン。自分の物だとすぐに分かったようです。

“もし俺がいなくなっても気付かないでほしい。どこかで元気でやっていると思ってください。どうか泣かないで幸せでいてください。そして時々、時々でいいから思い出してください。”

ジュングクに無罪判決が出る前日、学校で書いたモノです。ソンビンが上の窓から覗き見していた・・・。

泣けますわな、本当にスハの気持ちが痛いほど分かります。幼かった子が、一生懸命自分を守るためだけに生きて来たと分かりますよ。

 

スハは、真っ直ぐ検察庁に行ったわけじゃありませんでした。

記憶を失くした状態でも、やっぱりへソンを愛した・・・確信した場所。そして、へソンが受け入れてくれた場所。

そこに座り込んでぼんやりしていました。と、警察大の一次に合格したとの知らせが。

余計に泣けますよね、スハ。嬉しい筈の合格通知なのに、それが無駄になるかもしれないんですから・・・。

 

ドヨンの取り調べが始まりました。

ドヨンは、スハを助けたいと思っていました。正直に答えるスハを、上手く誘導して、不利になる証言は遮ったりしてます。事務官に気付かれないように。

そして、いかにもさりげなく・・・を装いながら(事務官には気付かれてましたが)スハに申し渡したのです。

「聞いてみると、殺人未遂じゃありませんね。」

「え?」

「殺人未遂では無く、凶器携帯及び傷害に変更します。」

これなら、起訴猶予にしやすいらしいんです。その通りになりました。

 

帰宅したスハは、屋上で涙ぐむへソンを発見

慌てて駆け付けると、いきなりスハに抱きついたへソン。

「スハ、スハ・・・。」

誰よりも頼っていたのに、強がってごめん、誰よりも愛しているのに言わなくてごめん、終わりを考えて不安にさせてごめん・・・。

「刑務所なんて行かせない。死ぬ気で弁護して・・・。」

その言葉を遮って、スハが起訴猶予になった事を報告しましたら、一転。直前の態度を、あいや~っ・・・と思うへソン。

まぁ、ハッピーエンドですよ

 

スハは無事警察大に入ったようです。素敵な制服姿も見せてくれましたしね

へソンは、手話を習い始めました。以前の彼女じゃ考えられない人への気遣いです。

 

へソンもスハも、ジュングクに死刑は望みませんでした。恨みがあるからと言って、死を望むのは、ジュングクと同じになってしまからです。

結局、無期懲役になりました。

 

“あなたが不安に思う理由も分かります。僕の居ない未来に備えているのも分かります。でも、その時が来ても僕は心配しません。10年後でもあなたを見つけ、記憶を失いあなたを覚えていなくても僕は再びあなたを愛しました。きっとこの10年後も、また記憶を失ってもあなたが心配する未来が訪れても、僕はあなたを見つけてもう一度愛する筈です”

スハの独白のこの言葉。じ~ん・・・としました。

 

一体、何歳差の設定だったんでしょうね、へソンとスハは。かなりの年齢差があるように見えました。が、違和感は無かったです、私は。へソンの性格にその理由があったように思えます。

イ・ボヨンさん、こういう破天荒な役、イケますね

そして、イ・ジョンソクくん、思ったより演技が上手くて驚きでした。

見終わるのが寂しいと思った作品、久々です

 

追伸:6/20 7:58

へソンとスハの年齢差。9歳差だそーです。

出会った時、へソン28歳、スハ19歳だったとか。

ま、どーでも良い事ですが

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『君の声が聞こえる』17話まで

2014-06-18 23:10:26 | 韓国ドラマのエトセトラ
君の声が聞こえる / 韓国ドラマOST (SBS)(韓国盤)
クリエーター情報なし
KT Music

レビュー一覧は、こちらから。

 

グァヌからスハ父の事を聞いたへソンは、何度もスハに連絡を入れていたんですね。なのに、携帯は盗られてて、つながりません。

授業中だろうと、電源を切るなんて事した事が無いスハ。余計に心配でした。そんな時、スハの携帯から電話が入ったのです。

ジュングクでした。

スハと一緒だ・・・と言いました。誰にも言わずに、一人で来たら、スハは助けてやる・・・というよくあるセリフ。

へソンには、それが嘘だと疑う余裕なんてありませんでした。

警護の刑事の目を避け、裁判所の裏の塀を乗り越え、指定された場所に急ぎました。途中、裁判所に走るスハとすれ違ったんだけどねぇ。気がつかなかったよ・・・。

 

到着したへソンは、スタンガンを持ってはいたものの、あっという間に捕まっちゃって・・・。

そこでジュングクの計画を聞かされたのです。

最初は、スハとへソンを殺すつもりだったようです。でも、釣り堀でスハが言った言葉が気持ちを変えさせたんだとか。

スハは、絶対にジュングクのように、ケダモノにはならない・・・と言ったのです。どんな状況になろうとも。

だから、スハをケダモノに変えてやる…とジュングクは思ったわけです。

つまり、へソンが殺されたと思わせ、自分を殺させる・・・。ケダモノのように。

それが計画だったんです。

 

そこにスハから電話が入ったのです。

へソンが捕まってると知り、半狂乱になったスハ。その声を聞いて、へソンは本当に辛そうでした。

「スハ、あんた絶対に来ないで警察を呼びなさい。絶対に一人はダメ。私は大丈夫だから。」

そう、へソンは声をかけました。

 

スハは、どうしよう、どうしようと何度も呟き、それでも落ち着こうとしていました。涙を拭いて、走り出しました。

チュンギから携帯を借り、そのまま指定場所に向かったんです。

 

へソンは、ジュングクに言いました。スハはあなたと同じにはならない・・・と。

「私の知ってるスハは、あなたのように根性無しじゃない。」

その言葉は、ジュングクの気持ちを逆撫でしました。工具を振り上げたジュングク

危ないよーっ

 

スハがグァヌに連絡してきました。ジュングクにへソンが捕まった・・・と。

事情を説明しました。

グァヌは、スハを止めようとしました。

「行かなきゃ彼女が殺される

「彼女は君が死ぬのを望んじゃいない。」

「だから・・・。」

とスハが言いました。

「助けてくれよ。俺は死にたくない。彼女を守れるなら死んでもよかった。でも今は違う。俺に何かあれば彼女が傷つく。彼女と俺を必ず助けてください。警察でも何でも使って必ず助けて。」

時間は稼ぐから・・・と。

 

グァヌは、即警察に連絡。特殊部隊も出動することになりました。

 

廃墟となった団地の屋上で相対した二人。

そこにへソンの姿はありませんでした。ジュングクは、スハに気持ちを読みとられないためにサングラスをしていました。

そして、二人の会話は携帯を通して、へソンにも聞こえるようにしてありました。

「彼女を解放しろ。言うとおりにした。俺はお前の様に絶対にケダモノにはならない。」

そう、スハは言いました。

「全てを失えば誰しもケダモノになる。」

そう言って、ジュングクは工具をスハの方に投げました。それには血がついていました。

スハ、呆然とします。

殺すつもりは無かったんだ、だがお前は俺と違うと言って俺を怒らせたんだ、つい、かっとなって・・・とジュングク。

「殺した?・・・。」

スハの目から涙がこぼれ落ちました。

「殺さないと言っただろ

悲鳴のような叫びでした。

「殺したいだろ。殺せ。」

と、悪魔のささやきのようにジュングクは言います。スハは、思わず工具を手にとってジュングクに走り寄りました。

そんなスハを、到着した特殊部隊が見つめていました。

 

震えながら、泣きながらジュングクを睨むスハ。手に持った工具を今にも振りおろしそう・・・。

それを、へソンは聞くしかできませんでした。悲鳴は上げられなかったのかしら、口をふさがれてはいたけど・・・と思ったんですが。

スハが、殺人を犯してしまうんじゃないかと、怖くて不安でたまらない様子でした。

 

でもね、スハの頭に、へソンの言葉が甦ったのです。いくら憎くても殺してしまってはいけない・・・という。

手から工具が落ちました。

「彼女は生きてる。俺の前で目を隠しているのは本心を読まれたくないからだ。あんたは嘘をついてる。だろ?」

 

ジュングク、計画が狂ってしまいました。

「チャン・へソン俺の声が聞こえるだろよく聞け俺は絶対に殺さない。約束は必ず守る。俺は絶対にケダモノにはならない。絶対に約束は守るから心配せずに待ってろいいな

そう叫ぶスハの声は、ちゃんとへソンに届いていました。

うん、うん・・・と泣きながら頷くへソンでした。

 

「何度言えばいいんだよ。女は死んだんだ。」

「いいや、生きてる。もし死んでいたとしても、俺は変わらない。あんたのようには生きない。」

へソンは、自分が人生を棒に振るのを望まない・・・とスハ。多分あんたの奥さんもそうだと思う・・・とね。

スハは、その場を離れようとしました。

ジュングクは、怒って自ら工具を拾い上げ、スハに殴りかかったのです。でも、それは、特殊部隊の狙撃によって失敗。

 

警官隊の到着を知ったジュングクは、全てが終わったと悟りました。

で、屋上から飛び降りようとしたんですよ。それを、スハががしっと掴んだんですが。

「パク・スハ、一緒に行こうぜ。」

そう言ってジュングクは、スハの服を掴み一緒に落ちて行きました。

でも下にはちゃんとマットが敷いてありましたよ~

 

そのシーンを見たへソンは、気を失ってしまいましたが・・・。

 

スハは、気を失ったへソンが運ばれていくのを遠くから見たわけで。それでは無事かどうか分かりませんよね。

もう、半狂乱ですよ・・・スハ。

自分も足を怪我して、上手く歩けない状態なんだけど、医者の止めるのも聞かず、院内を探して回るスハ。

へソンを見つけた時の泣き顔が、本当に幼くてね。

泣けた泣けた

 

ジュングクが逮捕され、これで一件落着・・・となったんだけど、まだ問題は残っていたようです。

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「馬医」の次は「奇皇后」!

2014-06-18 22:08:50 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

                        

先日来、何度かNHKに問い合わせていました。

「馬医」が大詰めを迎え、次の作品は何かと言うのが気になっていまして。

その時は、まだ決定していなくて・・・という返答でしたが、本日、発表されました。

まぎぃ予想通り『奇皇后』です

 

サイトは、こちらから。

ニュースは、こちらから。

 

8月3日(日)21:00~放送予定です。全51話。

 

私はまだレビュー途中ですが、とにかく面白い

ハ・ジウォンさんの魅力満載ですし、彼女の愛する男性陣チュ・ジンモssiと、チ・チャンウクくんも、全く違う魅力を見せてくれています。

楽しみです。

まぎぃのレビューは、こちらから。

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『君の声が聞こえる』16話まで

2014-06-18 18:38:23 | 韓国ドラマのエトセトラ
「君の声が聞こえる」オリジナル・サウンドトラック
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ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

スハは、この日、裁判に来なくて良いとへソンから言われてました。いつまでもスハの能力に縋っていてはいけないと思うから・・・と。

でも、やっぱり来ました。

そして、ドヨンとダルチュンの心の声を聞いたのです。言葉としては発せられてない・・・。

前日、二人が会った事、ダルチュンは、ドヨンが娘だと知ってる事をへソンに告げました。ドヨンが今どんな気持ちでいるかも・・・。

へソンは、最善を尽くすとドヨンに言いました。ドヨンもまた、裁判を抜けることなく最後までやりとおすと言いました。

 

陪審員が全員一致で無罪と結してくれれば、判事の気持ちを動かす事が出来るけど、今の状況ではかなりそれは難しいわけで。

なにせ、刑の執行停止中の事件ですからね。

 

最終弁論は、へソンがする事になりました。私より切実な目をしているから・・・とシン弁護士。

スハにその間、陪審員の気持ちを読んでもらうことに。

へソンは必死で訴えました。被告人ダルチュンが失った26年と言う長い時間のこと、それを奪ったのは法であること等々。

検察が長いと指摘するほどに頑張りました。

そして、陪審員の全員一致無罪の決定を得る事が出来たのです。それでも、判事とすると、なかなか無罪と結論を出すことは出来ませんでした。

検事と弁護士、判事の三者会談でも結論が出ない時、ドヨンが突然言いました。

「公訴を取り消しては?」

もう一人の検事は、驚きました。

自分が責任を取るので、公訴は取り消します・・・ときっぱりドヨンは言いました。

判事、ほっとしました。

 

結局、ダルチュンは公訴棄却とされ、無罪を勝ち取ったと同じことになりました。

 

判事は、決定を言い渡した後、深々とダルチュンに向かって頭を下げました。司法の過ちを認めた感じです。

 

ドヨンはへソンに11年前の花火事件の事を謝りました。自分もまた、過ちを認める事が出来なかった・・・。過ちを認めない事がどれほど怖い事か、今回の事でよく分かった・・・と。

「残りの人生を人を恨む事に使いたくない。だから許すのです。」

と、ダルチュンも言いました。テソクに対して・・・です。

この言葉を聞いた時、へソンは母が最期に語った遺言の様な言葉を思い出しました。

「人を恨む事に人生を使うんじゃないよ。一度きりの人生、愛する時間すら足りないんだ。」

スハがそっとへソンを抱き寄せました。

 

ドヨンは、この事を母に話しました。

かなりのショックを受けたようです。ドヨン母は、ドヨンと共に実家に帰ってしまいました。

テソク一人を残して・・・。

それでもテソクは自分の過ちを認めようとはしないんです。いや、できないんですね。

 

でですよ。へソンの面白いところが、今回の自分の弁論の上出来ぶりを黙っていられないところ。

ニュースに出なかったと言って文句を言い、グァヌやユチャン相手に滔々と自慢しようとするし。

この性格は治りそうにありませんな。

 

シン弁護士は、もしかしたら26年前自分以外の人間が弁護していたら、こんな事にならなかったのかも・・・と思うようになってました。

へソンの弁論を聞いて、少し自信喪失気味だったのかもしれません。

そんなシン弁護士を元気づけたのはグァヌ。

グァヌって、本当に良い人。人の気持ちを察して、元気づけて立ち直らせてあげられる得意科目の持ち主なんです。

シン弁護士も、またこれまで通りやって行けそうです。

 

ドヨンは、ダルチュンを見舞いました。

そして、得意の絵を描いてあげました。似顔絵です。徐々に父と娘の関係になれそうです。

 

スハはある日夢を見ました。へソンがウェディングドレスの様な素敵な格好で登場。セリフは相変わらずですが・・・。

でも、途中で暗転。へソンが以前スハが刺したような腹部の怪我で倒れちゃうんですね。

何かの前触れなのかと、スハは不安な気持ちになりました。

 

この間も、ジュングクは計画を進めていました。

 

ある日、スハは、へソンが欲しそうにしていたペンダントを買いました。

へソンを喜ばせたいという一心からです。

ところが、それを入れていたバッグがひったくりに遭ってしまったのです。常習犯の仕業で、あっという間に捕まり、バッグはすぐに戻りましたが、携帯だけが無くなってましてね。

スハとすると、ペンダントと財布が戻れば、携帯は何時でもいいや・・・てな感じだったのです。

でも、これがジュングクの指図だったんですね。

スハの携帯を手に入れる事が目的だったのです。

 

その頃、へソンは、たまたまグァヌの机の中に自分あての手紙が入ってるのを見つけていました。

グァヌが何やら怪しげな態度を取っていたとのユチョンの話もありまして、問い詰めました。

グァヌは、しらばっくれて白状しませんでしたが、へソンがそれで大人しくしてるわけがなくて。仕方なく、それがジュングクからの手紙で、スハの父に関するモノだと言う事を説明したのです。

 

スハは、いつものようにへソンを迎えに行きました。でも裁判所に行った・・・と言われ、裁判所に向かったのですが、裁判は延期になったと言うじゃありませんか。弁護士が来なくて・・・。

一緒に来たグァヌも、へソンを行方を知らず・・・。

その時、ふとグァヌが思ったのです。あの手紙の事が原因か?・・・と。

それを読みとったスハ。

グァヌを問い詰めました。

 

へソンが全てを知った・・・。もう隠してる事は無いかと聞かれた時、無いと答えた自分・・・。

スハは、どうすれば良いのかと、おろおろします。今、二人の関係が終わってしまったら、生きていけないかもしれない・・・と。

携帯が無いので、公衆電話で、へソンの携帯に連絡を入れました。

つながりました。必死に話しかけようとしたスハ。

でも、聞こえて来たのは、ジュングクの声。

へソンがジュングクの手に・・・スハは、恐怖で叫び出しました。

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「TSUTAYAアジアMAGAZINE 7月号」

2014-06-18 15:29:29 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

四国地方は、早めに店頭に並ぶようです、この冊子。

買い物に出たついでに、立ち寄って発見

いただいてきました。

 

今月のイチオシ!

「最高です!スンシンちゃん」・・・7/2レンタル開始

俳優“今コレ”!キム・ジェウク特集 ・「君を守る恋~Who Are You~」・・・7/2レンタル開始

「黒の旋律」・・・7/2レンタル開始

「天使の報酬~愛と野望の果てに~」・・・7/2レンタル開始

観たらハマる!最新時代劇

「ホジュン~伝説の心医~」<ノーカット版>・・・7/2レンタル開始

インタビュー&イベントレポート

・パク・ギウン

・キム・スヒョン

 

今日、レンタル店で面白いシーンを見ました。

一人の老女(・・・年のころは70台後半と見た)が、店員さん相手に韓国ドラマの自分の好みを滔々と述べてて、それに合った作品はどれ・・・なーんて質問をしてたんですよ。

店員さんは、男性で20代~30代前半と言う雰囲気。

この店員さん、韓国ドラマ分かるのかしら?・・・と聞き耳たててたら、ちゃぁんと答えてましたよ。まるで図書館司書のように

素晴らしい

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『君の声が聞こえる』15話まで

2014-06-18 15:19:36 | 韓国ドラマのエトセトラ
君の声が聞こえる / 韓国ドラマOST (SBS)(韓国盤)
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“面白いドラマ”と“ハマったドラマ”と言うのは、微妙に違うものでして、私の中では。この作品は、“ハマったドラマ”に属します。

間違いなく 勿論、ストーリーとしても、面白いのは言うまでもありません。

 

ドヨン、へソンの話をすぐには信じられませんでした。あまりにも突然で突拍子もない話しですからね。

今まで、自分が養子などと思った事はただの一度も無い筈です。

その時は、激怒してへソンの頬を殴ってしまったようですが、後々冷静に考えてみると、思い当たるフシが無い事も無い・・・。

ここで、ドヨンはいきなり父テソクに話しました。へソンから自分がダルチュンの娘かもしれないと聞いたこと、DNA鑑定を受けてくれないかと言われた事・・・。

「それで、受けるのか?」

その言葉を聞いたドヨンは、一瞬でそれが事実だと確信しました。

「これを聞いたら、お父さんが“へソンを呼べ。叱ってやる”と言うと思ってた。普通の父親ならそうでしょ?」

 

ある日、スハ宛てに一通の手紙が届きました。中には、古い新聞記事のコピー。スハの父親の記事でした。ある医者の心臓移植のニュースを伝えたもので、スハは意味は分からなかったものの、これがジュングクからのモノだと言う事はすぐに分かりました。

一連の事件の根幹がそこにあると言っていたジュングク。それを、明らかにしようという意図なんでしょうかね。

と言う事は、スハは、父親の罪が何なのか、詳細には聞かされてなかったってことですね。

 

この手紙は、へソンとグァヌ宛にも届きました。内容を見て意味が分かったのは、グァヌだけ。へソンには、何の事やら・・・です。当たり前ですが。

グァヌは、こっそりとへソン宛ての手紙を抜き取りました。これ以降に届いたへソン宛てのジュングクの手紙は、彼がちゃんと抜き取って保管しています。

一方で、警察に封筒を渡し、誰が出したのか、調べるよう頼みました。勿論、投函してる写真が防犯カメラに残ってまして、ジュングクが現れたと言う事が判明。

グァヌに緊張が走りました。

 

ドヨンがへソンを訪ねて来ました。

どこから仕入れた情報なのか・・・と聞きました。スハが心を読んで・・・とは言えないへソン。出所は言えないが・・・と言い、事件の詳細を話しました。

裁判の判決が間違っていたわけじゃない・・・と主張するドヨン。

そうなんですよね。あの証拠やら弁論等から導き出された結論である判決に間違いは無かったのでしょう。でもね、テソクの間違いは、判決後のことなんです。

判決後、ダルチュンの妻が生きている事を本人から知らされ、判決が間違いだったと分かった時、やり直すと言う道もあったわけで。そしたら、ダルチュンは無実の罪で26年もの長い間を牢の中で過ごすことは無かったのです。

それを、自分の都合で隠し通した。その事こそが、テソクの罪だとへソンは説明したのです。

罰せられるわけじゃないけど、世間に恥をさらし、得たばかりの地位をも手放す事になるかもしれないと言う、ある意味欲・・・のためですよね。

ドヨンは、思わずへソンの頬を又も叩いてしまいました。

音に気付いたスハが飛び込んできて、ドヨンの腕を取り、怒った時、ドヨンの目に自分と同じ叫びを見たスハ。

“お父さん、お父さん、どうか違うと言って”

ジュングクから、始まりは自分の父親だと聞かされた時、混乱して逃げ出したスハ。その時スハも同じ言葉を頭の中で繰り返していたのです。だから、ドヨンの気持ちがよく分かりました。

 

へソンが出て行ったドヨンを追いかけようとしたのを、止めたスハ。

もっとゆっくりと時間をかけた方が・・・と。

ドヨンの味方をしたと思ってしまったへソンは、怒ってしまいましたよ。

「父親を庇うなんて、同罪よ。」

その言葉は、スハの胸に突き刺さりました。まさに自分が今、そうだったからです。

 

グァヌが、スハに例の手紙を示し、その後の捜査でやっぱり差出人はジュングクだと判明したと知らせました。

やっぱり・・・と緊張したスハ。

でもね、その直後、グァヌに対してムカついたんですね。

へソンの事を好きなくせに、何故自分を助けるような事をするのか・・・と。

立派な職業を持ち、冷静で出来た人間だということを、見せつけているのか・・・とね。ま、へソンとの気持ちの行き違いも苛立った一つの理由だったかもしれませんが、やっぱり、自分がかなり年下で子供に見られてるんじゃ?・・・という劣等感もあるからでしょうね。

その言葉を聞いたグァヌは、珍しく激高しました。

スハを一発殴りましたよ。

「卑屈にされるほど、僕が惨めになる。彼女は僕には目もくれず君を選んだ。だから、選ばれた理由を示してくれ。君がそんな調子じゃ納得できない。」

 

ドヨンが、DNA検査を受けると言ってきました。

代わりに条件がある・・・と。

父テソクの事を裁判に持ち出さないと言う事です。へソンはそれを飲みました。

そして、これはテソク自身が知っておくべきだと、直接知らせに行きましたよ。

ドヨンが検査を受け結果も出ました・・・とへソン。

そして、その条件として、父テソクを裁判に持ち出さない事、傷つけない事を挙げたこと、ダルチュンのために受けるんじゃなく、テソクのために検査を受けるんだということ・・・です。

一瞬、言葉を失ったように見えたテソク。でもね、やはり自分に責任は無く、証言する事も無い・・・と言ったのです。

 

娘が見つかったということは、ダルチュンにもシン弁護士から報告されていました。

驚き喜んだダルチュン。でも、娘が名乗り出ることは無いだろうと聞き、受け取り方は様々だと改めて気付いたようです。

娘には今の生活があるんだから、仕方が無い事だと納得したようです。

有難うと娘に伝えてください・・・と言いました。

 

ジュングクからの手紙はその後も次々と送られてきています。

それをもとに、グァヌもスハも事件の事を調べ始めました。で、心臓移植手術が大きな要因になっていると分かって来たんです。

スハの母も、関係した病院で亡くなっていると言う記事も見つかりました。

ジュングクの妻が死んだあと、彼が病院で暴れた事があって、どうも警察につかまってしまったようですね。その事がもとで、彼の母と息子が餓死してしまうという悲惨な事件もあったようです。

 

スハと喧嘩したへソンは、気持ちを読まれないために・・・とサンバイザーを目深にかぶってスハの前に出ました。

スハが危ないから取ってと言っても、取りません。

「腹が立つなら言えよ。俺なら傷つかない。伯父に捨てられた時も理解した。あんたから散々な言われ方をした時も、母親の死を全部お前の所為だと言われた時も乗り越えた。今後も出来る。今後どんな考え方をしてもどんな姿を見ても絶対に失望しない。だから、目を隠すな。」

そう言ってバイザーを取ろうとした時、へソンの目が見えました。

その目は語っていました。

“どうしよう、ときめいてしまう

あはは~っ

思いがけないへソンの心に、驚いたのはスハ。絶対に怒ってると思ってましたからね。

このシーン、何度見ても笑えます。へソンのこっ恥ずかしい気持ちと、思いがけなくも、とーっても嬉しい気持ちのスハと

思わずkissしようとしたスハだけど、バイザーが邪魔して、未遂。「成均館スキャンダル」のシーンを思い出しましたよ。

 

ダルチュンの裁判が始まりました。

検事と弁護士、どちらの主張もうなずけるもので・・・。

どう判断すれば良いのか、本当に結着がつくのかと思われるような難しい裁判になりました。

中で、ドヨンは冷静に検事としての主張を述べ、ダルチュンを追及しました。

それを見て、へソンは、まるでロボットだ・・・とある意味感心しました。でも、本当のところは違うんです。

前日、ドヨンはダルチュンに会いに行ってました、テソクの娘として。そして検事として・・・。

ダルチュンも最初は仇敵の娘と見ていたのですが、不意に気付いたのです。

「お前もしかしてダヒョンか?」

「いいえ、ソ・ドヨンです。」

そう答えた所為で、ダルチュンには全てが分かったようです。

休憩になった時、流石にドヨンは耐えきれなくなってしまいました。一人トイレで泣いていました。

「助けて。へソン、私のお父さんを助けて。」

悲鳴の様な訴えでした。

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『君の声が聞こえる』14話まで

2014-06-17 17:58:24 | 韓国ドラマのエトセトラ
「君の声が聞こえる」オリジナル・サウンドトラック
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ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

いや~っ今回は、話題になったシーンがありますよっ

 

スハの記憶と能力が戻っていた・・・と知ったへソン。

何時から?・・・と聞きました。

「控訴棄却が決まった時から。」

私の気持ちも知られてた?知らないフリしてたの?

へソンは、そのまま部屋に閉じこもってしまいました。

 

スハとすると、今さらながら、自分の能力を人は“怪物”と感じるんだと気付きました。昔、自分に心を読まれた時の伯父のように・・・。

今まで、へソンが何の偏見も持たず奇異な目で見る事もしなかったので、意識しないで済んでました。

へソンが閉じこもったのは、隠して来た気持ちをあっという間に読みとられてしまったことへの恐怖とか恥とかいう気持ちだったと思うんですよ。気付かないフリをしていたスハの前で、嘘を言って来た自分が恥ずかしいわけで。

 

一方、グァヌは、腕を骨折したくらいで済みまして。

ジュングクは、グァヌを殺そうなんて気は無かったのです。これまで唯一自分の事を一時は信じてくれた人ですから。

だからこそ、この一連の事件の真相、動機を話しておきたかったようです。

自分は最後まで行くと決めたから・・・とね。死ぬつもりのようにも聞こえます。

グァヌは、実際は聞いたんですね、ジュングクから。でも、警察には、聞いてないフリをしました。

聞いたのは、スハ父が全ての発端だということです。

 

一晩思い悩んだへソンとスハ。

スハは、へソンにドア越しに言いました。

これからは、あんたの目を見ないようにする。裁判に利用するだけでいい。それも嫌なら、言うとおりにする。でも、ジュングクが捕まるまでは傍に居させて。危ないから・・・。

事務所までへソンを送る間、スハはずっとへソンの後ろを歩きました。決して目を合わさないよう、目を見ないよう努めました。

このスハの動作が本当に可愛い。少年って感じが出てて、へソンとの年齢差、立場の差を感じるシーンでもありますね。

一旦は、事務所近くで別れたものの、ふとへソンが振り向くと、スハはまだ見てて・・・。

慌てて背中を向けるんです。

へソンは、その背中に向かって歩いて行きました。振りかえったスハが驚くほど、近くまで。

「見てない。ホントだよ。」

へソンは、両手でスハの顔を挟み、自分の方に向けました。

「好きよ、スハ。弟として、友達として、そして男として。」

おおーっ

「好きになってからその能力が嫌だし、怖いの。知られたくない気持ちを知られるたびにあんたを恨みそう。それで傷つけるかと思うとぞっとする。他にもダメな理由はたくさんある。だからいつか整理すべきよ。でも、好きなの、すごく。」

だから、終わりを考えて曖昧に過ごすのは辞めよう、顔を見て笑って正直に話しあう、そうやって過ごそう・・・。

うんうん

 

スハの曇ってた表情が少しずつ明るくなり、最後には嬉しさと感動を隠せないほどに。

 

じゃぁね・・・と別れた直後、振りかえったスハは、へソンに駆けよってきました。

そして、へソンを抱きあげて、kiss

このシーン、ニュースにも挙がってましたよねっ こんな感じで。

 

へソンとスハは刑事からグァヌの災難を聞きました。最後の言葉を伝えたかったとジュングクが言ったと聞き、スハは、父の事では?・・・と推察しました。

グァヌに、直接聞いて、それが当たっていたと知りました。

スハは、グァヌの口からへソンに伝わるのでは・・・と不安になりました。でも、予想に反して、グァヌは、へソンに言うなと言いました。言わなくてもいい真実もある・・・と。

グァヌは親切心で言ったんだけど、スハには自分を子供扱いして・・・と苛立ってしまったようです。

スハは、へソンに話すべきか迷っています。へソンの反応が怖いんですね。でも、これまで真実をいつも一番と思って来たわけで。

そんな自分の生き方と相反する選択をしているんですね、今回は。

失いたくないからでしょうねぇ、へソンを。苦しめる事にもなるし・・・。

 

ドヨンは、父が何かの理由で自分をダルチュンの事件から遠ざけようとしている事に気付きました。

聞いても答えてくれる筈も無くて。

でも、上司に掛け合って何とか関わる事は出来そうです。

 

そんな時、へソンが会いに来ました。こんなこと、初めてです。

そして、とうとうドヨンに、真実を告げたのです。

 

へソンは、ドヨンに話す前に、テソクに会っていました。

26年前のダルチュンの事件の真相を知っていると暗に示しました。

そして、誤りを正そうという気持ちが無いと知り、ふっきれたようです。

一旦裁判で判決が出た後、真相が判明したにも関わらず、それを公表せず判決を変えることをしなかったと言っても、判事が問われる罪は無いそうで。道徳的に責められることはあっても・・・。

それを、テソクはしなかったと言う事なんですね。

 

ところで、ジュングクがグァヌを襲って以来、へソンとスハには、警護が付きました。24時間体制だそうで。

なのに、二人で堂々となのは、ついて来てる刑事たち、おいおい・・・てな感じでしょうねぇ、絶対に

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『君の声が聞こえる』13話まで

2014-06-17 14:56:54 | 韓国ドラマのエトセトラ

 

「君の声が聞こえる」オリジナル・サウンドトラック
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レビュー一覧は、こちらから。

 

帰宅するバスの中で、へソンは聞きました。まだ記憶は戻ってないの?・・・。

「まだ・・・。」

スハとすると、そう言うしかなかったですよね。記憶が戻ったら家から出て行くと言う約束でしたし、父の所為でこの事件が起こった・・・とジュングクから聞かされたこともありますしね。

「私に縋らないで、自分の人生を生きて。」

「あんたにすがってる?」

そうスハが聞いた時、“言いすぎたかな?”・・・というへソンの心の声が聞こえました。

いや、よく言った、その方が私の気持ちの整理もつく・・・。

感情?もしかしたら?・・・。

スハは、へソンの気持ちを期待しました。それで、引き出すように、確認するように問いかけるんですが、へソンは口では

「実際、縋ってるじゃない。」

と言うんですね。

「まだ僕が煩わしくて嫌い?」

「うん、嫌い。」  “好きよ”

「本当に出て行ってほしい?」

「出て行ってほしい。」  “そばにいてほしい”

スハは、この言葉を11年間待っていたのです。でも、今の状況では、喜ぶわけにもいきません。一緒に居るためには、知らないフリをしていなくてはいけないんです。

ほっと小さくため息をついたスハでした。

このシーンのスハの表情、微妙な感情が表れてて、本当に良いシーンだと思うんですよね、私は。

 

今回のスハの事件を踏まえて、警察はへソンの家の周囲を厳戒態勢にしましてね。これはドヨンの指示でもありました。

パトロールを強化し、防犯カメラも増やしました。

それでも、安心できないスハでした。

 

ファン・ダルチュンが、ドヨンの前に現れました。父のソ・テソクに会わせろと言って来たのです。

ところが、家の前で突然倒れてしまいまして。

救急に運ばれたんですが、そこで、テソクもドヨンも、ダルチュンが末期の脳腫瘍だと聞かされたんです。

それと、もうひとつ。釈放されて治療していた筈なのに、いきなり人を刺した・・・ということも。

ダルチュン、治療していた病院で、なんと死んだ筈に妻にばったりと出会ったんですよ。刺したというのは、その妻でした。

余命わずかと聞いて、テソクはほっとしたような表情を浮かべました。

やっぱり、何か事情があるね、ダルチュンとテソクの間には

 

相変わらず、へソンはスハを避けています。でもね、結局は、記憶が戻ったら出て行ってもらえば良いや・・・と思いなおし、態度は少々改めました。

スハは、そんなへソンの心の動きを読んで、ちゃんと理解しています。

それにしても・・・謎なのは、あんなところにスイカの種が何で落ちてたかってことですよ。ゴキちゃんに見えない事もないよ、あれじゃ。

 

ダルチュンは、再度収監されていました。

シン弁護士が面会に行って、事件の事を聞きましたら、驚くべきことを言ったじゃありませんか。妻が生きていた・・・なんて。

自分は無実の罪で、26年もの長い大切な人生をここで過ごしてしまった・・・と泣きました。

妻が謝ってくれていたら、そんな事にはならなかったでしょう。妻は、借金まみれの人生より、刑務所の中の方が良かったんじゃないか?・・・などと言ったんです。怒りが爆発するのも、無理はありません。

「死んだ人間を刺したんです。幽霊を刺した私は無実です。」

そう主張するダルチュン。

シン弁護士は、悩みました。いくら元妻で、死んだとされたいた人でも、やはり人なんです。無罪は無理だろうと、情状酌量を・・・と助言しました。

でも、ダルチュンは、納得しないんです。余命わずかの自分です、無罪を勝ち取らなきゃ、死んでも死にきれないってところでしょうか。

 

この事件、ドヨンが担当することになりました。

ところが、テソクが裏から手をまわして、担当を別の検事に変えたのです。

ドヨン、納得いかない表情です。これまでも、ダルチュンの名前が出るたび、何か様子がおかしかった事に気付いてましたし。

 

このところ、へソン家電に何度も電話がかかってきてまして。出ても切れてしまうんです。

不審に思ったスハは、リダイヤルしてみました。そしたら、それが全て公衆電話からで、こちらからの着信は拒否していると判明。

警察に連絡して調べてもらったら、なんと、ジュングクがかけてる映像が防犯カメラに残されていたんです。

何度も電話をかけて来たのは、へソクが今でもそこに住んでいるか確かめる為だったんですね。

あの家は危険だと判断し、スハは自分のマンションに移ることを決めました。へソクに言う前に、ざざーっとした身の回りの荷物を運びました。

へソクは、流石にジュングクが現れたと聞き、顔がこわばりました。

だから、スハの家に行く事に、すんなりと従いました。

 

シン弁護士は、ダルチュンの事件をスハの事件と同じ国民参与裁判とする事に決めました。そして、へソンに相棒になってもらいたいと言ったのです。

へソン、す~っかり天狗

争点は、死人とされてきた人物への暴力が罪になるのかと言う事、そして、その人物がダルチュンの確かに元妻だという証拠が無いということなんです。

指紋もとれそうにないし、名前も変えて生きて来たわけで・・・。

そこで、二人の間の娘を探し出し、DNA鑑定すれば、夫婦関係が証明される・・・となったわけです。

二人の間の娘は、26年前に養子に出されていました。で、担当機関に足を運んだのですが、無駄足になりました。

養子先が、一切の情報を非公開にするよ強く望んでいたからです。

あ~これがドヨンなのね

 

やっぱりそうでした。スハが読んだのです、テソクの心を。

ドヨンにも、へソンの周辺の警戒を頼みに行こうとした時、ドヨンとテソクが話しているのを見ましてね。

その時、テソクの目を見たわけです。

ダルチュンの娘を探してるけど行き詰ってるへソン。自分がそれを告げれば、能力が戻ったと打ち明ける事になります。

スハは悩みましたが、やっぱりへソクを助けたかったんです。

ダルチュンの娘=ドヨンだと、そして、26年前の事件の真相を、テソクの目から読み取った事を打ち明けたのです。

 

その頃、ジュングクが、グァヌの前に現れていました。

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『君の声が聞こえる』12話まで

2014-06-17 09:51:38 | 韓国ドラマのエトセトラ
「君の声が聞こえる」オリジナル・サウンドトラック
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へソンは、スハを家に連れて来ました。

「記憶が戻るまでよ。戻ったら出て行って。」

そう言いました。

スハは、不眠症だと言いました。裁判の後から眠れていない・・・と。

なのに、ソファに座ったら、間もなく爆睡。やっと落ち着ける場所に戻ってきた・・・そんな感じでしょうか。

へソンは、自分の気持ちをどうすれば良いのか、分からない表情です。

 

スハには、第二審が待っていました。今度は、へソンは弁護出来ないそうで。

一番信頼出来るのは、グァヌなんだけど、そんな虫の良い事、図々しい頼みなど出来ない・・・と迷うんです。

それを見たグァヌ。やっぱりまだへソンの事をそう簡単に諦める事は出来ず、へソンがスハの事を整理すると言うのを信じて、期待して、弁護を引き受けることにしました。期待できないとグァヌも感じているんですけどね。辛い・・・と呟くしかありません。

いい人なんだけどねぇ、グァヌ。

 

ところで、ファン・ダルチュンは、刑の執行が停止されまして、一旦釈放されました。脳腫瘍が見つかったようです。

もう手遅れとかで、余命わずかと診断されました。それで、外部の医療機関で治療をすることになったのです。

シン弁護士は、それを聞いて本当にショックでした。結局、ダルチュンは無実にも関わらず、26年もの長い間刑務所で過ごし、病の治療でしか外に出られないなんてね。やりきれないです。

 

ドヨンは再度スハを通報したアジュンマのところに行きました。

何か引っかかるものがあるようです。で、尋ねました。

「その人の手はどうでしたか?」

それに対して、一瞬怯んだようなアジュンマ、

「なんともなかった。」

と答えました。たいてい、人は他人の手について聞かれたら、白いとか指が長いとかそういう表現をするのが普通です。

なのに、何ともなかった・・・というのは、何かあったからに違いない・・・と。ジュングクのように。

で、アジュンマを取り調べに来るよう呼び出しましたら、なんと、直前に飲酒運転で死んでしまったのです。防犯ビデオは、直前に壊れていました。へソン母の時と同じです。

これで、ドヨンは、ジュングクが生きていると確信。指名手配をしたのです。

 

第二審はグァヌに頼んだ・・・とへソンから聞いたスハ。

会いに行きました。それも、スーツ姿で。精一杯の大人ぶった虚勢ですね。

記憶の欠片を集めなさい・・・とへソンに言われてたスハは、思い出した断片的な記憶をメモしていました。それを見て、時系列に並べる努力も。そんな話をグァヌにしました。

そして、報酬の話をしました。仕事として受けて欲しいと、へソンのためだとか言って、負担をかけないでほしい・・・とね。

それを聞いて、グァヌ、つい、自分のイライラをスハにぶつけてしまったのです。

「負担をかけているのは君の方だろう。」

大人のフリじゃ無く、本当の大人になれ・・・と言いました。

「スーツを着るだけじゃだめだ。君は高校中退の殺人容疑者で記憶も未来も無い。だから、世話されてる。彼女の親切心を勘違いするな。それに、今後は大目にみない。無罪になったら、彼女の家から出ろ。」

スハ、何も言い返せませんでした。その通りだったからねぇ。

で、とにかく早く記憶を取り戻そうと、ソンビンたちに自分についてあらゆることを聞き出そうとしています。

 

へソンは、ダルチュンのこと等で悩むシン弁護士とともに、屋台に行きました。スハと一緒に食事をするのを避けてる所為です。

そこには、判事たちやドヨンもいました。

ドヨンと二人、しこたま酔っ払ったへソンは、10年前の事件の時のドヨンの事等をぶちまけましたよ。名前は出しませんでしたが。

それを聞いてドヨンもぶっちゃけちゃってね。二人して思いのたけを言いたい放題。

男性陣は、たじたじとしていましたね。

でもこれで二人とも悩んで来たという事が分かったよね?お互い。

 

どうにか家まで帰りついたものの、玄関前で部屋と間違えて寝込んでしまったへソン。

それをスハが部屋まで運びました。何度見ても思うのは、俳優さんってスゴイ・・・ってこと。軽々と女優さんをお姫様だっこするんだもんね。ま、軽いんだろうけど・・・さ 単なる妬みです。

この時、服がめくれて、へソンのお腹の傷が見えました。

何の傷・・・・とスハは気になりました。

 

で、翌朝、相変わらず自分を避けるように食事をしないで出かけようとしたへソンに、声をかけました。

「なぜ脇腹に傷があるんですか?」

その時、へソンは頭の中で“正直に言ったら傷つくよね”・・・と考えました。それが、スハの耳にふいに入って来たようです。

一瞬、驚いたようなスハ。

盲腸の痕よ・・・とへソン。

もうひとつ・・・とスハ。

「二審では必ず勝ちます。」

そしたら、大学に入って忙しく過ごします。先生に心配や負担をかけません。小言も説教もしないし出しゃばりません。だから避けないでください。遅く帰ってきたり、食事を抜いたりしないでください。僕を嫌わないでください・・・。

切々とした訴えですね。どんな思いでスハが頼んでるかと思うと、こっちの方が辛くなります。

へソンも、そんな表情です。

 

スハは、自分の左肩にある傷を見て、へソンのと同じようだ・・・と思いました。

その瞬間、いろんな記憶が一気にスハの頭に甦ってきました。

激しい頭痛でパニックになったスハ。思わず家から駆け出してしまったのです。

駆けて駆けて行った時、バイクと接触しそうになった瞬間、バイクの運転手の心の声が耳に飛び込んできました。そして、その他の通行人たちの心の声も。

一瞬にして、以前の騒々しい世界に戻ったのです。

倒れてしまいました。

が、大したことは無かったようです。へソンの事務所の前まで行ったスハ。

自分が記憶を消したかった理由が分かりました。ジュングクが言ったんです。

全ての始まりは、スハ父がジュングクの妻を殺した事だ・・・と。

その時、へソンが建物から出て来ました。携帯を手にしています。

かけたのは、スハに・・・でした。

 

直前、ドヨンが来て、公訴を取り下げたと報告を受けた所だったんです。だから、スハの無罪が確定したという事を誰よりも早くスハに連絡したかったんです。ジュングクが生きていると言う事は、自分が又もや危険な目に遭う可能性があるというのに・・・。

グァヌは、悲痛な表情を浮かべていましたね。

 

どうすればいい?事実を知ったらもっと俺を恨むだろうな、どんなに怖がるだろう・・・。そう思ってへソンを見つめていたスハ。

そこに電話がかかったのです。へソンの電話の相手は自分だったんです。へソンに向かって歩き出したスハ。

「ミン・ジュングクが生きてたわ。あなたは完全に無罪よ。二審に行かなくていい。」

「ジュングクが生きていたらあんたが危険になる。」

「馬鹿ね。そんなの二の次よ。ドヨンが公訴を取り下げたわ。あなたは被告人じゃない。」

その時、スハがへソンを抱きしめました。

涙がぽろっぽろ・・・

「あんたの方が馬鹿だ。自分の身が危なくなるのに、なんで俺の方を優先する。どうしてだよ。」

一瞬、後ろから抱きしめられたので驚いたへソン。でも、すぐにスハだと分かりました。

泣きながらそう言うスハの頭を撫でてあげました。

「ありがとう。約束を守ってくれて。」

そう言いながら。

このシーン、大好きです。

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『君の声が聞こえる』11話まで

2014-06-16 21:11:00 | 韓国ドラマのエトセトラ
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スハは、休憩中、へソンに聞きました。やはり、これほどまでに必死に弁護する理由が知りたかったのです。

日記の内容を知って、へソンをただひたすら想ってきた自分と言う人間の事は分かりました。でも、へソンは?・・・と思ったのです。

「約束したから。」

と、へソンは言うけど。たった一つの約束くらいで、これほどまでに自分の事を無条件に信じてくれるのはなぜか・・・と思いました。

「あなたがどんな人間か忘れた?私が忘れてしまったような10年も前の約束を守るために、10年間ずっと私を探し続けていたの。ありえる?約束一つのために10年もよ。」

だから信じる・・・と言うのです。

 

ミン・ジュングクは生きている・・・と主張した弁護側。

その証人として呼ばれたのはファン・ダルチュンでした。ジュングクと同房の・・・。

彼の罪状がやはり妻殺しで、その事件もまた『左手殺人事件』と呼ばれていて妻の左手だけが見つかって、身体の他の部分は見つかってないんですね。それでも、ダルチュンは有罪となって現在に至るわけです。

その事件を、同房ゆえ、ジュングクは聞いて知っていたらしいです。

全ての証拠が、スハだけじゃなく、ジュングクをも指し示しているように、彼なら、これまでの経緯を考えると、スハを殺人者に仕立てるためなら何でもするだろうと主張したのです。

 

結果、弁護側は、検事が用意した状況証拠の全てを否定する事が出来たのです。

 

へソンは最終陳述で言いました。

ジュングクが疑わしきは被告人の利益に・・・という原則で釈放された。その時、自分は原則なんて・・・と思った。でも今、原則は必要だと思う。罪の無いまま最も輝く時期を刑務所で過ごしてしまう事になったら・・・。時間は取り戻せません。母を殺した憎き犯人を釈放した原則が、今必要なんです・・・と。

スハは無罪になりました。

 

ドヨンは、へソンに怒りました。お母さんが天国で悲しんでる・・・と。あれはグァヌが主張したのと同じじゃないか・・・と。

でもね、へソンは、グァヌは弁護士という職業を全うしたんだと言いました。そして、母は褒めてくれると思う・・・とね。

だけど、やっぱりいろんな思いが彼女にもあって、単純に喜べないし、悲しむ事も出来ないんですよね。何の涙だったんでしょう。

 

スハは無罪放免になり、家に戻る事になりました。

記憶が無いので、いろんな厄介な事があります。1年間も失踪していたしね。

へソンは、彼がしなくちゃいけない事をメモし、冷蔵庫に貼り付けて行きました。暗証番号再設定、身分証明書再発行・・・等々。

そして、最後に、自分には一切連絡しない事・・・とありました。ソンビンにも、スハに電話番号を教えるなと約束させてます。

でも、スハはへソンに会いたくて・・・。

 

グァヌは、国選の事務所の前に、私選としての事務所を開きました。

スハが無罪になったら、やり直したい・・・とへソンに言っていたグァヌ。

返事を聞きました。そしたら、なんと、へソン、お断りした上に、スハが気になるの・・・。あり得ない話で、とんでもないことなんだけど、好きみたい・・・なんて、話しちゃった。

でも、気持ちは整理しなくちゃと思ってる・・・とも。

グァヌ、ショックでした。相当に・・・。

 

スハ、とうとうへソンの事務所を突き止めました。ってか、探しまわってる時、シン弁護士と会ったんですよ、ラッキーにも。

でも、へソンは会わないように避けてます。

 

ところで、事件の方は動き始めました。

スハを通報した人物というのが、えらく遠方に住んでる人でして。ユチャンが会ってみると、スハを全く知らないんだと分かったんです。

何か変だ・・・と感じたグァヌは、それをドヨンに報告。

気になったドヨンは、直接通報者に会いに行きました。

通りがかりの人が教えてくれた・・・なんて、いかにも怪しげな事を言います。ジュングクのようですね。

 

スハは、へソンが自分を避けてると感じ、帰宅をビルの前で待つ事に。避けられなくなったへソンは、カフェで話をしました。

その時、へソンは、想いと正反対の事を、酷い口調でスハに投げつけましたよ。

避ける理由は?・・・とスハ。

忙しいから・・・とへソン。

「僕は先生を嫌ってた?」  

「嫌ってた。」

「先生は?」

「相手にしたくないほど嫌ってた。」

そう言って出て行こうとしたへソン。慌てて立ちあがったスハは、へソンの手をとりました。

「本当に本当にすまないんですが、相手にしたくないほど嫌いでも居てくれませんか?僕は今、世間から取り残された気分です。先生にまで突き放されたら、僕は・・・。」

その時、へソンの携帯が鳴りました。グァヌからでした。

へソンがスハと一緒に行くのを見て、後をついて来たんです。そして、気持ちを整理すると言っていたへソンのために・・・いや、本当は自分のために、割って入ったんだと思います。

へソンがグァヌと共に行くのを、スハが必死に呼びとめました。でも、行ってしまったんです。

スハの叫びが悲しかったですねぇ。捨てられた子犬のようでした。

 

でもね、へソン、やっぱりスハを見捨てる事は出来ませんでした。

直後に振りだした雨を見ると、迎えに行かなければ・・・と跳び出して行っちゃったんです。グァヌはそれを見ちゃいました。

 

振りきった場所に、雨にぬれたスハが居ました。

へソンを見て、嬉しそうに微笑みました。へソン、どうしたら気持ちを整理出来るんだろうと途方にくれた感じです。

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『君の声が聞こえる』10話まで

2014-06-16 11:39:55 | 韓国ドラマのエトセトラ
「君の声が聞こえる」オリジナル・サウンドトラック
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

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ぽかん・・・とした表情でへソンを見るスハ。

本当に全く覚えていないようです。

でもね、自分のことを必死になって庇い、味方になってるへソンを見て、自分と言う人間がどういう人間だったのか、知りたくなったようです。

ただ、徐々に明らかになる自分への嫌疑の内容を知るにつけ、記憶を取り戻したくないという気持ちも正直なところの様です。

 

へソンは、面会室でスハとじっくりと向き合いました。

あの能力も失われているようで、へソンんがいくら頭の中で思っても、全く読みとってはもらえませんでした。

以前の様に、世間が騒がしくなくて良いかも・・・とへソンはふと思いました。

 

スハが消えて一年。この間、へソンは昔のようなやる気のない弁護士に逆戻りしてましてね。ドヨンから、連戦連勝でありがとう・・・なんて皮肉を言われたりしてますし、シン弁護士からも、見放されかけてました。

でも、スハの無実を証明するために、立ち上がる事が出来たのです。

スハは、10年もの間、自分との約束を忘れずにいた子です。1年前の耳元で囁いた約束を守らない筈はありません。へソンは信じていました。

 

でもね、状況証拠は全てスハが犯人だと指しています。打開策が見つからず、へソンは悶々とします。

そんな時、ドヨンがやってきました。

ドヨンは、スハが犯人だと思っています。でも、ジュングクの裁判で有罪に出来なかったという負い目があって。今回は、あらかじめへソンに自分の方針を知らせに来たってわけです。取引みたいなもんです。

有罪を認めたら、バラバラ殺人事件であっても10年という軽めの求刑にする。無罪を主張したら、反省が見られないということで20年になる・・・と。

だから、有罪を認め、情状酌量を勝ち取れ…と言うのです。

 

一瞬、へソンも迷いました。スハが無実だと信じていても・・・です。

あまりにも不利な状況なので、刑が軽い方が・・・と思ったのです。無理はありません。

 

シン弁護士が、ある裁判記録を持って来ました。自分が担当した26年前のファン・ダルチュンの事件です。

かなり今回の事件と似通っているとか。

そして、当時の判事が、なんと、ドヨンの父ソ・テソクだったのです。父子同じように取引を持ちかけるなんてね。

シン弁護士も、無実を主張したんだけど、結局負けて、ダルチュンはいまだに服役中というわけなんです。

でも、シン弁護士は言いました。今、また同じ状況になっても、やはり無実を主張する・・・と。

 

スハの面会に、友人の・・・というより、喧嘩友達のチュンギが来ました。

チュンギ、ああ見えていい奴なんです。

警察がスハのロッカーを捜査に来た時、いち早く中身を取り出してあげていたんです。中には、あの大切な日記もありました。

それを届けに来たんですが、規則で日記は差し入れ出来ないとか。

「読んでほしい。」

スハが言いました。

「鳥肌モンだぜ。」

と言いながらも、10分しか面会時間が無いため、毎日少しずつ読んで聞かせに来ていたんです。

明らかになるスハのへソンへの想い。流石のチュンギも、気付きました。ソンビンの片思いは絶対に報われないと思いました。

チュンギはソンビンに片思いしてるんでね。複雑な心境だったみたいです。

でも、とにかく記憶の無いスハにも、その想いは伝わりました。

へソンに尋ねましたが、あっさりと否定されましたけどね。へソンが嘘を言ってると言う事も勘づいていたようです。

 

へソンは、スハに正直にこの取引のことを話しました。

スハは、へソンの言うとおりにするといいました。自分より自分の事を知っているへソンだから・・・と。

そして、へソンは決めたのです。無実を主張する事に。

この時、それを見かねた事務員のユチャンがナイスアシストをしました。グァヌに、状況を知らせて、一緒に戦う気持ちにさせたのです。

二人は陪審員が加わる国民参与裁判にしてはどうかと提案しました。その方が無罪率が高いし、陪審員に心情を訴える事も出来るから・・・と。

 

裁判の日が来ました。スハは、へソンが用意した服に着替えて出て来ました。

スハの視線がへソンを捕らえ、へソンの目がしっかりと見つめました。

 

検察、弁護側双方の主張が始まりました。

互角の勝負ですが、途中、ちょっと検察側が優勢になった時、グァヌが休憩を申し出ました。

この間、新しい主張を思いついたんです。

 

犯人はスハしか考えられないという検察側の訴えに、もう一人、極めて疑わしい人物がいる・・・とへソンが指摘。

「ジュングクです。」

ジュングクは生きていると思います・・・とね。

 

スハは、断片的に記憶が戻っています。ジュングクと釣り堀で争ってる感じのシーンです。

でも、それが何を意味するのか分かってはいません。

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『君の声が聞こえる』9話まで

2014-06-16 10:13:48 | 韓国ドラマのエトセトラ
「君の声が聞こえる」オリジナル・サウンドトラック
クリエーター情報なし
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スハはへソンの前から姿を消しました。

きちんとそれをへソンが認識する前に、ソンビンが異変に気づいてました。

スハの事が大好きなソンビンは、遠くからでもスハの姿を認められるし、なんと、3階くらいからでもスハがノートに書いてる字を読みとることが出来たんです。想いの力っていうのは、大したもんです。

『もし僕がいなくなっても・・・』

と書いていたんです。へソンと出会った時、へソンが持っていたノートに書き込んでいたんです。

このノートに、出会い以来、スハはずっと自分の想いを書き連ねて来ていました。

不安になったソンビンは、翌日、朝、スハが家から出てくるのを待ち伏せしてて、一緒に登校しようと誘いました。欠席する・・・と言うので、無理に鞄を奪ったんですが・・・。

その鞄の中に、ナイフのようなものが入ってるのを、手触りで感じまして。余計に不安になったんです。

それを、へソンに連絡しました。

 

スハは、グァヌにも、最寄りの警察にも、へソンの事を頼んで行ってました。

ジュングクが無罪になれば、絶対にへソンを襲うから、守ってあげて欲しい・・・と。

無罪を確信していたようです。

 

そして、やっぱり、ジュングクは無罪になりました。

その瞬間、へソンは固く目を閉じました。

グァヌは、自分の勝訴にも関わらず、一切の笑顔を見せず、へソンの気持ちを考えていました。今にも泣き出しそうなグァヌです。

喝采を叫ぶジュングクに、握手を求められ、一応応えたものの、意識はへソンにしか向いていませんでした。

静かに一人外に出て行くへソンの後を、すぐに追いかけました。

 

君が僕を恨むのも良く分かる、でも君を失いたくない、どうすれば元に戻れる?・・・とグァヌ。

「何もしないで。」

そう、へソンは冷たい目をしてグァヌを見つめながら言いました。

恨む相手がいないと、自分を恨んでしまいそうだから・・・と。だから、私があなたをずっと恨めるように、何もしないでじっとしてて・・・。

グァヌ、凍りついたようにへソンを見つめるだけでした。

 

グァヌの手を振り切って行ったへソン。

いつも悩む時にくるくる回る回転ドア。そこまで来た時、我慢の限界が来ました。

崩れるように座り込み、号泣しました。母を呼びながら・・・。

それを、判事もまた辛い気持ちで見ていました。彼も、決して全て納得して無罪判決を言い渡したわけじゃありません。心象的には、有罪なんでしょう。でも、裁判の内容を考えた時、疑わしきは被告人の利益に・・・という原則に従わざるを得なかったんです。

 

ジュングクは、支援者の者たちに迎えられ、車に乗り込みました。

その時、遠くにスハの姿が。

ジュングクも、勿論気が付いていて、スハを見てにやりと笑って車に乗り込みました。

 

グァヌの手元に、判決が下りた今、10年前のジュングクの事件の資料が届きました。

今さら・・・ですが、グァヌはそれに目を通しました。

そして、気付いたのです。ジュングクがやはり犯人で、へソンとスハに対するお角違いの復讐心も・・・。スハやへソンの被害妄想じゃ無かったんです。ましてや誤解などでは無かったんです。

グァヌは、後悔したようです。

 

家に戻ったへソンは、そこにスハが居ない事がこんなに寂しいものか・・・と思っていました。ましてや、こんな時に・・・。

その時、いきなりガラスの割れる音が。

ゴキブリ用の殺虫剤が投げ込まれたんです。警察に来てもらいましたが、まぁ、他には何事もなかったんで、そのままお引き取り・・・となったんですが。

その時、スハが彼ら警官にも、へソンの事を頼んで行ったと言う事が分かったのです。

そこに、グァヌが駆け付けました。資料を読んで、会いに来た時、騒動を知ったってわけ。

でも、これ、スハの仕業の様ですね。警察に危機感が本当だと思わせるためのようです。

 

そして、スハはジュングクに連絡しました。釈放された時、ジュングクは、まずはスハだ・・・と頭で思っていたのを、スハが読んだようです。

どこかの駐車場に呼び出されたスハ。

ジュングクは、相手の目を見ただけで心が読めるスハに対抗して、ジュングクは電気を消して真っ暗にしましたよ。

 

最初は劣勢だったスハ。

でも、途中で電気をつける事が出来たため、圧倒的にスハの方が有利になりました。

 

その頃、へソンは、ソンビンからのスハの異変の話を聞いてて。

グァヌや警察への言伝の様な事を考えると、もう、何を考えているのか、すぐに分かりました。

必死に行方を追いました。携帯の位置追跡の事を思い出し、駐車場まで駆け付けたのです。

へソンが見たのは、スハがナイフを構えてる時でした。ジュングクに向かったその時、スハの前に飛び込んで来たのはへソン。

ナイフは、へソンの腹部に刺さりました。

 

一体何が起こったのか、わからなかったスハ。

「この馬鹿。言ったでしょ。あいつを殺せば、被害者から殺人者になるんだって。」

崩れ落ちるへソン。

スハは、おろおろして、言葉にならないため息に似た悲鳴を上げるしか出来ませんでした。

その時、ジュングクが、スハの落としたナイフで、切りかかって来たーっ

 

スハは咄嗟にへソンを庇い、左肩を刺されてしまいましたよ~っ

とどめを・・・とジュングクが再度切りかかってきたのを、スハが必死に止めました。

反対にジュングクの首を絞めて殺してしまいそうになったので、へソンが、また止めたのです。

そんな時、やっとグァヌの声が。

ジュングクはナイフを持ったまま逃走しました。

その姿を遠くから見たグァヌ。血だらけの姿を見て、いっそう衝撃を受けたようです。自分の弁護で殺人犯が釈放された・・・と思ったのかも。

 

結局、へソンもスハも命に別条は無く、グァヌが警察に届けた方が・・・という医者の話しも抑えたようです。

へソンは意識を失う前に、スハに心で伝えました。これは、スハじゃなく、ジュングクの仕業だとすること・・・と。

 

へソンの手術を待つ間、グァヌは、もう泣いて泣いて・・・。

後悔と自己嫌悪と不安と・・・自信喪失等々、いろんな感情が押し寄せてきたようです。この後、グァヌは国選を辞めました。

スハも治療後、手術室に駆け付けました。

涙をぽろっぽろ流しながら、手術室のドアとグァヌの様子を見つめていました。この時もそうですが、

「あぁ・・あぁ・・・。」

というスハの声。本当にリアル。言葉にならない思いですよね。

 

へソンが助かったのを見て、スハは再度姿を消しました。

 

そして、ある日、なんと、ジュングクの左手だけが釣り堀から発見されると言う事態が発生。

様々な証拠からスハが犯人とされ、指名手配されたのです。

へソンがいくら抗議してもダメでした。

へソンには確信があったのです、犯人じゃないという。

スハは病室でまだ意識の戻らないへソンの耳元で囁いていました。

「絶対にあんたが心配してることはしない。約束は必ず守る。信じてくれ。」

・・・と。

 

ソンビンがへソンのところに来ました。彼女、定期的にへソンにネイルをしてあげているんです。

その時、例のクマのぬいぐるみを渡しました。先生のだと思う、スハが渡しそびれていたみたい・・・と。

「チャン弁、よくやった。」

スハの声がしました。

 

そして1年後。スハが見つかりました。

なんと、どこかの田舎で、暮らしていたのです。記憶を失っていて、名前すら覚えていません。

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『君の声が聞こえる』8話まで

2014-06-14 00:22:37 | 韓国ドラマのエトセトラ
「君の声が聞こえる」オリジナル・サウンドトラック
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へソン母が死にました。ジュングクが殺しました。

でも、ジュングクは、元々不整脈の持病があったので、倒れたのではないかと供述しました。その時、どこかで頭部を負傷し、意識不明になった後、料理に使っていた油が加熱され過ぎて、火事になったようだ・・・とね。

ジュングクは、火傷をモノともせず、助けに入ったと言います。自分自身、かなりの火傷を負ってました。

 

ジュングクは、自分の住所地での審理を要求。

ドヨンが担当検事となりました。

取り調べの中、ジュングクは事故だと主張しました。

優しく接してくれ、誕生日にはわかめスープまで作ってくれた、そんな恩人を殺す訳が無い・・・と。そして、10年前の事故の件も話したのです。隠しても分かってしまう事ですからね。

ただ、それは単なる事故だったのに、へソンの証言で自分は殺人犯となった・・・と説明。誤審だった・・・と。へソンが自分を誤解して殺人だというのには、そんな理由がある・・・とね。

 

でもえん、ドヨンは冷静に言ったのです。

「その事故には、もう一人目撃者がいたの。私です。一度嘘をつかれると他の話も全て信じられなくなります。」

流石に、ジュングク動揺が見られました。

で、何とか策を考えなくては・・・と思いました。

それを、スハが読んだのです。

 

スハはへソン母のお葬式に行く前に、ジュングクのところに来ていました。移送されるジュングクに掴みかかったのです。

どうして罪も無い人を殺したんだ

でも、ジュングクは表向きは、殺されるーってな反応。頭の中では、殺人の一部始終を考えていたようです。スハに読ませるために。

 

へソンは、気丈に喪主を務めていました。

グァヌが恋人として傍に付き添っていたんですが、一人にしてほしいとへソンは言いました。

泣きたかったのです。

 

一人になった時、スハが来ました。

ジュングクの犯行を確認したへソン。

最期に、へソンと話させたようだ・・・とスハが言った時、へソンは思いだしました。

自分が電話した時、既に母は捕らわれていたんだ・・・。なのに、自分が“変わった事があったら隠さずに言って”と聞いても、何も言わなかった。

それどころか、いつもと同じようにお説教していた母。ただそれがいつもより長くいつもより心に沁みたわけで・・・。

へソン、泣きました。大声で泣きました。

へソンの肩を抱きながら、スハも泣いていました。

 

ジュングクは、想像以上に残酷な人間でした。なんと、自分の弁護にグァヌを指名して来たのです。

シン弁護士は、担当判事に、同じ事務所の者は避けて欲しいと頼んでいたんです。でも、誰も引き受け手がいなかったと言う事と、ジュングク本人がグァヌを指名したってことが理由となりました。

 

グァヌは、回避しようと判事に掛け合いました。でも、無理でした。

何故自分を指名したのか、ジュングク本人に尋ねに行った時、なんと、ジュングクは自殺未遂を起こしてまして。

遺書も用意していたんです。

へソン母への恩とか、無実だとかあれこれと綿々とつづられてる遺書を読んでも、グァヌの気持ちは変わりませんでした。

自殺未遂も狂言だと思っていました。本当に死ぬ気なら、昼間じゃなくて、夜を選ぶ筈だ・・・とね。

 

「他の人では信じてもらえないから。私の側ではないあなたが無実を証明する。それなら、チャン弁護士は、私を信じてくれる筈。」

この言葉に、グァヌは、弁護士としての使命感みたいなのが初めてジュングクに対して生まれたのかも。

 

裁判が始まりました。

ドヨンは、建造物放火と殺人の罪で起訴しました・・・と発言。

グァヌの番となりました。その時、グァヌは、へソンを見つめました。

スハが、思わず呟きました。

「ダメだ・・・。」

へソンは、その言葉を聞いて、まさかと言う表情をしました。

「公訴事実を全て否認します。被告人は無罪を主張します。」

 

へソンは、グァヌに食ってかかりました。

でも、グァヌはへソンがもしかしたら誤解しているのかもしれないと言ったのです。

二人の立つ位置が最初から全く違っているんです。

だって、へソンとスハは、知ってるんですもん、ジュングクの犯行を。ジュングク本人の心の声として。

誤解なんてありえないんです。でも、グァヌにはそれが分かりません。

へソンは、呆然としてグァヌの話を聞いているしか出来ませんでした。何といえば良いのか分からないんですよ、そして、自分が信頼し愛しているグァヌでさえ、ジュングクの罪を信じられないんだ・・・と。

やめて・・・私の味方でいてよ・・・と心で叫ぶへソン。

スハはそれを読みました。で、グァヌに言ったんです。やめろ・・・と。

「君の誤解が彼の人生を狂わせて・・・。」

と続けるグァヌ。その言葉、そのままジュングクに返したいですよね。

絶望の極みと言った表情のへソン。スハがグァヌを殴って止めさせなければ壊れていたかも。

 

へソンは悩んだ挙句、ドヨンを訪ねました。

何としてもジュングクを有罪にしてほしいと頼みに行ったのです。

流石にドヨン、驚きました。

ここで口をはさんで来たのがドヨンの父ソ・テソクでした。元判事で、10年前のジュングクの裁判を担当した人です。

止めるのかと思いきや、なんと、有罪の証拠を捏造することを助言したんですよ。

ドヨンも複雑な表情です。

 

へソン、流石に自己嫌悪に陥ってました。プライドも何もかも捨ててこんな卑怯な手を使おうとするなんて・・・ねぇ。

 

ジュングクと同房だった服役囚のファン・ダルジュンに偽証させようという手でした。

これは、すぐシン弁護士の知るところとなりました。

してはならない事を考えているのでは?・・・とへソンに言いました。

へソンも、充分分かってて、自分がしようとしてる事は正しい事なんだろうかと繰り返し考えていたんです。その上で、正しい事なんだと思おうとしていたんです。そうでもしなくてはジュングクを捕まえられないから。

だから、自分が弁護士失格だということも十分自覚していました。

 

そして、裁判では、グァヌに供述の矛盾を突かれ、しどろもどろに・・・。

ジュングクはどや顔でスハを見ました。

“ここの頭でっかちどもも俺の味方だな。無罪になってここを出られたら次はお前とその娘の番だ”

スハの顔が歪みました。

 

へソンは部屋にこもりきりになりました。

グァヌが心配して会いに来たんですが、出て来ません。代わりにスハが話をしました。

「チャン弁護士はあなたの事がとても好きです。好きだから苦しんでる。もう少し待ってあげてください。」

いつもと違って友好的なスハの態度に、ちょっと戸惑うグァヌです。

スハは、グァヌに感謝していました。自分の手で復讐する事が出来る機会を与えてくれた事に・・・です。

 

スハはへソンの家の壊れてるところを修理し、電球を取り換え、出て行きました。

へソンは納骨堂に居ました。そこにスハがやってきて、最後に一緒に水族館に行かないかと誘いました。

水族館は静かで平和だ・・・と言います。スハにとって世間はうるさいんですね。

 

ジュングクはもう来ないと言いました。ジュングクの心を読んだから安心しろと言いました。嘘だよね?

へソン母は、娘を誇りに思っていた、グァヌはへソンを本当に好きなんだ・・・。そして、自分もグァヌが好きだと分かってるだろ?・・・と。

「もう行くよ。」

そう言って立ち去ろうとしたスハ。後姿に、へソンが、元気で・・・と声をかけました。

スハ、我慢していた涙が一筋こぼれました。

で、思いきったように振り向き、戻ってきました。

「もうひとつ、明かしておくよ。」

涙をためた眼で、へソンを真っ直ぐ見詰めて言いました。そして、kissしたんです。

涙がぽろっと落ちました。少し微笑んで、スハ、今度は本当に去って行きました。

スハの気持ちが悲しくてねぇ・・・

 

でもね、ここで分かった事が一つ。

グァヌから告白されて、それをスハが聞いてしまった時。実は、へソンはグァヌの誘いを断って帰ってきていたんです。

スハとの約束が先だから・・・と。スハがすねるから・・・と。

スハ、そこまで聞いていたら、こんなに切ない思いをしなくて済んだかもしれないのにね。

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『君の声が聞こえる』7話まで

2014-06-13 09:20:59 | 韓国ドラマのエトセトラ
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へソン母が、へソンが誰かに海に放り込まれて溺れると言う夢を見ました。不安になってへソンに連絡してきたんです。

これまでも、母の夢は何かしらお告げ的なモノだったことが多々あるとか。

誰の身に不幸が起こるんだろう・・・とへソンは不安になりました。

その思いを読みとったスハは、帰りだけじゃなく、出勤の時も送るようになりました。

でもね、それはスハにとって不愉快なシーンを見る事になったんです。もち、グァヌのことです。

なんだか良い雰囲気になりつつありましてね。スハなんぞ、二人ともお子ちゃま扱いなんですよ。

スハは気分が悪いったらありゃしない・・・って感じ。自分はへソンを好きなんだと、きっちり確信してますからね。

 

悪夢のお告げは仕事の事だと思われました。

今度の被疑者は、老人で、何度も窃盗で捕まってる問題人なんです。

耳が遠くて大声で話さなきゃいけないし、頑固で全然言う事を聞かないし。

かっとなると、反対にへソンにゴミなんぞをぶちまけちゃうし・・・。

前回担当だったシン弁護士も、手を焼いてるんですが、流石ベテラン、宥めすかして穏便に済ませるよう努力しています。

でも、途中で担当がへソンからグァヌに代わる事に。

こんな厄介な被疑者の事件、絶対にグァヌは断ると思っていたんだけど、引受けましたよ。誰かがやらなきゃ・・・って感じ?

一生懸命頑張るグァヌを見て、へソンは少々気分悪いんですね。

同僚が手を焼いたり暴力を振るわれそうになった相手なのに・・・仕事を優先するのか・・・とかね。

スハ、話を合わせるのに苦心してます。

 

ま、でも流石グァヌです。粘り強い捜査のお陰と、気持ちを入れ替えたへソン&スハの頑張りで、告訴を取り下げてもらう事ができましたよ。

嬉しさのあまり、法廷でへソンを抱きしめてしまったグァヌ。

お礼のハイタッチを・・・と手をとり、その手にkissしちゃった

そして、付き合ってほしいと告白。

驚き言葉も出ないへソンですが、僕が嫌い?…と聞かれ

「いえ、好きよ。」

このシーンを、スハが見ちゃった・・・

 

スハ、スーツを着て、へソンの事務官のフリをして、手伝ったんですよ。

上手く行ったお礼に、裁判後水族館に行く約束をしていたのに・・・。

ショックです。

やっぱり自分はまだ子供なんだ・・・とスーツ姿の自分なのが余計に悔しかったでしょうね。

学校に戻り、一人校庭の芝生で寝ころんでいました。

それを、ソンビンが発見。好きな人なら、どんなに遠くからでも存在が分かる・・・そんなソンビンです。

スハは、ぬいぐるみを捨てました。

以前、『よくやったって10回言って』と、へソンに言われた後、街で買ったモノなんです。声を録音する事が出来るモノで。“チャン弁、よくやった”と吹き込んでいたんです。

ずっと渡しそびれていました。

もう、自分の励ましは必要ないと思ったのかも。

ソンビンがそれを拾いました。

声を聞いて、やっぱりへソンの事が好きなんだ・・・と確信したソンビンでした。

 

そして、とうとうジュングクの居場所が特定されました。

スハが頼んでいた業者の網に引っ掛かったのです。

すぐスハに連絡しました。

住所を聞いて、不審に思ったスハ。でも、気が付きました。もしや・・・と。

丁度帰宅して来たへソンに、母親の家の住所を聞きました。

呆然とするスハです。

「今、そこにジュングクが。」

それしか言えないスハ。その時、電話が

電話をとったスハの表情が凍りつきました。

「なんの電話なの

 

直前に、へソンは母と電話で話をしていたんです。自分に隠し事をしてはいないか?・・・とかね。

既にその時、母はジュングクに捕らわれていて、頭に怪我も・・・。

それでも、娘には何も教えず、これまでと同じようにお説教し、ジュングクに対しても、毅然とした態度をとっていました。

なのに・・・。

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