ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

娘よ(52)~とまどいの再入院

2014-07-27 13:58:08 | 生き方
娘を車に乗せて、久しぶりのR病院に着いた。
駐車場に車を止めて、病院の入口に向かう時、娘に「見覚えがあるだろう?」と聞いてみると、「ある」との返事が返ってきた。
受付で再入院の手続きをとった。
前にいた病院に再入院と言っても、様々な変化があり、娘だけでなくわれわれも違う病院に入院したような感覚になっている。
まず、以前いた病棟に戻るのではなく、今度は以前に比べ元気な人が多い病棟に入ることになったことだ。
この病院でお世話になる主治医も変わることになった。
主治医や看護師と面談を行い、4人部屋の病室に入ったが、入口近くなので外の景色も見えない。病室の作りも違う。
食事のとり方も、今度は、ホールに行ってそこで他の患者さんたちと一緒になって食べることになっている。
献立をメモしながらゆっくり食事をしていた娘としては、周囲の人の食べ方が早いので、落ち着かないようだ。
まだ足元がふらふらしているから、と、トイレに行くときもコールを押して人を呼ばなくてはいけないことになった。
上に上がるとナースコールとなるマットが敷かれることになってしまった。
ちょっとしたストレスである。

こんな環境で、新たな入院生活が始まり、リハビリも行っているが、娘はまだひたすら眠いのだと言う。
そのせいか、多少もうろうとしたまま時間が過ぎているようで、作業療法、言語療法、理学療法と3種類のリハビリが毎日行われているようだが、何をしたのか聞いてみても、「覚えていない。」という状態である。
看護師さんや看護助手の人たち、各種の療法士さんたちの名前も覚えられず、すべて知らない環境での再スタートとなっている今。
人を含め、環境に慣れることがまず最大の課題となっている、再転院後の娘である。
コメント
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