ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

今年も、元旦マラソンで好スタート!

2015-01-02 16:29:51 | RUN
あけましておめでとうございます。

一年の計は元旦にあり。
今年も、一年のスタートを、村上市元旦マラソンへの出場にした。
息子とともに(元旦にしては)早起きして、餅を食べ、車で村上市へと向かう。
前日夕方から、県内には暴風警報や暴風雪警報が出たりして、元旦マラソンの開催が不安視されたが、朝起きると、風はおさまり、積雪量もこの辺にしては大したことがなかった。
首都圏であれば、「大雪」であったかもしれないが。
日本海東北道に上り、インターを降りると、村上市の方が雪が多い。
あちらこちらで除雪車が動いていた。
元旦早々から、皆さんのために除雪ご苦労様です。
そう思いながら、会場に到着、近くの駐車場に車を留めた。

会場の近くで、Nさんに会った。
Nさんは、過去数年椎間板ヘルニアに悩まされていたが、昨年復活して再び走り始めたのだった。
新潟シティマラソンでは、私と同じくハーフを走り、私よりも9分も早くゴールしている方だ。
同年代だというのに、復活したばかりなのに速いよなあ。

第60回を数える村上市元旦マラソンのゲストランナーは、この人。

1991年の東京マラソンで優勝して、翌年のバルセロナ五輪で転倒しながらも「こけちゃいましたよ。」の名言を残し、8位入賞した谷口浩美さん。

開会式での話によると、谷口さんが日体大時代、箱根駅伝で優勝した時に6区を走り、次の7区を走ったのが、現在、地元村上市の県立村上桜ヶ丘高校陸上部監督の先生なのだそうだ。

そんな縁でここへ来てもらえたのか、とわかった。
開会式後、しっかり列に並んで、息子も私も、谷口さんとツーショットで写真を撮らせてもらった。

体は意外と小さく、顔は日に焼けて真っ黒。
でも、いつもにこにこしていて、いい人柄を感じた。
握手もしてもらった。

さて、レースは、11時から。
今日の気候は、くもり時々雪。
道の両側には雪があり、道端には雪。
消雪パイプから出た水であちこちに水たまりがある。
特に、横断歩道の白いペンキ上などは非常に滑りやすい。
滑らないように気をつけなくては。
スタートラインに並んだら、2か月前に胎内市ロード大会に共に参加し、写真を撮るなどしたSさんがいて、再会を喜んだ。
今回の私の目標は、10kmをキロ5分を切って走り、50分かからずにゴールすること。
そして、可能ならNさんやSさんより早くゴールすることを、新しい目標に加えた。

スタートしてみると、Sさんの走りがやけに速く感じた。
でも、このくらいならまだ付いていけそうだと思い、走った。
やがて、逆に少し遅く感じるようになって、思い切って抜いた。
それでも、最初の1kmは5分6秒。
調子に乗って、もう少し速く走ることにした。
2kmまでの1kmを4分43秒、3kmでは4分46秒。4kmではなんと4分31秒。
5kmの折り返し近くに谷口さんが立っていてくれて、ハイタッチ!
そのせいで、5kmでタイムを計測し忘れた。
でも、29分を切っているのは確か。
苦しくても、まだ余力があるし、まだいけそうだ。

10kmは、今まで走ったコースをもう一度走る。
コースはわかるが、結構しんどい。
後ろから来たランナーに、次々と抜かれていく。
こうなると、自分が遅くなったイメージがある。
しかし、6kmから7kmへの1kmはまだ4分55秒。
8kmで4分56秒と、5分割れしていない。
ようし、と思ったら、左脚の付け根が、ピリッとし痛みが走った。
あ、痛っ!
あと2kmなのに、走れるのかな?と不安になったけれど、歩幅を狭めてなんとか走り続けた。
逆にキロ4分44秒とペースが上がっていた。
あと1kmを過ぎたあたりで、背後から「やっと追い付いたよ。」という声とともに、Nさんが、あっさり私を追い越して行った。
Nさんのスピードは、もう私が抜き返せるものではなかった。
必死で腕を振ったが、差は広がるばかりだった。

ゴール。
Nさんより7秒遅れで、順位はNさんの次。
順位は、50歳代男子では完走者80人のうち、2人とも上半分には入っていた。
記録は、48分台の半ば。
いいじゃないか。
去年や一昨年の記録に比べて1分以上早いぞ。

そして、私より40秒ほど遅れてSさんがゴール。
レース前の目標は、3分の2を達成!?

Sさんからは、「速いね。」と言ってもらえ、「では、また。」と別れた。
Nさんとは鮭汁をすすった後、写真を撮って、別れた。
息子も、5kmで自分なりによい走りができた、と満足していた。

新年第1日。
私と息子は、こうして元旦から走ることができた。
妻と娘も、家でごく普通に元旦を過ごすことができた。
まずは、2015年のよいスタートが切れた、と思っている。
コメント
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