いよいよサッカーJ1リーグの2015年シーズンが始まった。
新潟は、例年になく外部への流出選手が少なかった。
しかも、加入選手は、元ブラジル代表だったコルテース、磐田の山崎など、多くはないが必要なポジションに的確な補強をしたように思えている。
得点力不足だった昨季の欠点を補えば、そこそこいい線行くのではないかと思っていた。
開幕戦は、アウエーサガン鳥栖戦であった。
FWラファエル・シルバの先制で、勝てる、と思ったのも束の間、DF舞行龍(マイケル)が負傷交代してからリズムがおかしくなった。
結局、同点に追いつかれ、後半早々には逆転を許してしまった。
新潟は、さしたるチャンスも作れないまま、1-2の逆転負け。
シーズン前に鍛えてきた得点力不足の解消はならなかった。
新潟は、数年前のカウンターサッカーから、ポゼッションサッカーへとスタイルを変えてきている。
そのためには、しっかりパスがつながることが大切なのだが、開幕戦はうまくパスがつながらなかった。
パスをしている間に、相手の鳥栖の選手の方がボールに追いついてしまうのである。
鳥栖の選手たちの動きが鋭くて、新潟の選手たちの動きがずいぶん緩慢に思えのだった。
その訳は、試合後の新潟・柳下監督へのインタビューで明らかになった。
「新潟の選手たちは少し下でボールをつなごうという意識はあったのですが、なかなかボールスピードも上がらなかった。鳥栖の選手たちはそのあたりも分かっていて、インターセプトを狙っている。」
なぜ、ボールスピードが上がらなかったのか?
それは、スタジアムの芝の長さにあった。
芝が長いと、パスのスピードが上がらない。
その分、選手はパスカットすることが可能になる。
新潟の選手たちは、普段と同じつもりでパスをすると、それがことごとく鳥栖の選手の餌食になっていたのだった。
同じようなことが、スポーツ紙の記事にも書いてあった。
そうかあ、こういう作戦もあるのだなあ、と敵ながら感心した。
自分たちのチームに有利になるように、スタジアムの環境を整えるというのも一つの作戦なのだ。
まんまとしてやられた気持ちになった。
柳下監督は、次のように談話を締めくくっている。
「我々としたら、次節ホームでやれるので、自分たちのスタイルを出せるように、勝点3が取れるようにしっかり準備します。」
そう。今度はホームだから、スタジアムの環境に面食らうことはないはずだ。
1週間後の土曜日、初勝利を喜びたいものだ。
新潟は、例年になく外部への流出選手が少なかった。
しかも、加入選手は、元ブラジル代表だったコルテース、磐田の山崎など、多くはないが必要なポジションに的確な補強をしたように思えている。
得点力不足だった昨季の欠点を補えば、そこそこいい線行くのではないかと思っていた。
開幕戦は、アウエーサガン鳥栖戦であった。
FWラファエル・シルバの先制で、勝てる、と思ったのも束の間、DF舞行龍(マイケル)が負傷交代してからリズムがおかしくなった。
結局、同点に追いつかれ、後半早々には逆転を許してしまった。
新潟は、さしたるチャンスも作れないまま、1-2の逆転負け。
シーズン前に鍛えてきた得点力不足の解消はならなかった。
新潟は、数年前のカウンターサッカーから、ポゼッションサッカーへとスタイルを変えてきている。
そのためには、しっかりパスがつながることが大切なのだが、開幕戦はうまくパスがつながらなかった。
パスをしている間に、相手の鳥栖の選手の方がボールに追いついてしまうのである。
鳥栖の選手たちの動きが鋭くて、新潟の選手たちの動きがずいぶん緩慢に思えのだった。
その訳は、試合後の新潟・柳下監督へのインタビューで明らかになった。
「新潟の選手たちは少し下でボールをつなごうという意識はあったのですが、なかなかボールスピードも上がらなかった。鳥栖の選手たちはそのあたりも分かっていて、インターセプトを狙っている。」
なぜ、ボールスピードが上がらなかったのか?
それは、スタジアムの芝の長さにあった。
芝が長いと、パスのスピードが上がらない。
その分、選手はパスカットすることが可能になる。
新潟の選手たちは、普段と同じつもりでパスをすると、それがことごとく鳥栖の選手の餌食になっていたのだった。
同じようなことが、スポーツ紙の記事にも書いてあった。
そうかあ、こういう作戦もあるのだなあ、と敵ながら感心した。
自分たちのチームに有利になるように、スタジアムの環境を整えるというのも一つの作戦なのだ。
まんまとしてやられた気持ちになった。
柳下監督は、次のように談話を締めくくっている。
「我々としたら、次節ホームでやれるので、自分たちのスタイルを出せるように、勝点3が取れるようにしっかり準備します。」
そう。今度はホームだから、スタジアムの環境に面食らうことはないはずだ。
1週間後の土曜日、初勝利を喜びたいものだ。