パソコンでNHK+。
テレビ画面は、NHK。
あっち見たりこっち見たりと、あわただしい時間帯があった。
パリ五輪。
体操種目別の鉄棒と、バレーボール男子の準決勝日本対イタリア。
体操は、日本勢では岡と杉野が出場した。
岡が2番目に出て、よい演技を始めた。
そしたら、NHK+のおバカさんは、途中で映像が切れて、この続きはNHKEテレでご覧ください、だって。
何考えてんだ、NHK。
途中で切るなよ。
テレビ画面をバレーボールから体操に切り替えると、すでに岡の演技は終わっていた。
なんてこったい。
得点は、14.533。
ただ、この後の選手たちの予選時の得点を考えると、金メダルまでは難しいと思えた。
ところが、その後のメダル有望選手たちが、得点を伸ばせない。
皆、途中で落下するか、着地で失敗するか。
岡選手の得点をその後の誰もこえることができなかった。
岡選手、なんと金メダル!!
ミスのない演技ゆえに勝ち得た3個目の金メダル!
平行棒でも銅メダルを取っているから、なんと4個目のメダル!
すばらしい!!
予想外の歓喜となった。
さて、バレーボールはどうなった!?
日本、1セットに続いて、2セットも逆転で取った。
さあ、3セット目。
なんと、すばらしい動きで、イタリアからマッチポイントを握った。
24-22。2度のマッチポイントがある。
勝つぞ!
そう思ったが、そうは簡単にいかない。
なんと連続得点され、ジュースで失ってしまった。
日本の選手たちが気落ちするのではないか、と思った。
案の定、4セット目はイタリアがリードした。
だが、日本はあきらめない。
最大4点差を挽回する。
ジュースにもつれ込んだが、やはりイタリアに取られてしまった。
最数セットは15点で決着する。
イタリアに先にマッチポイントを取られたが、日本も取り返して逆にマッチポイントを握った。
しかし、1点が取れず。
結局17-15で日本は準々決勝で敗退となってしまった。
惜しかった。
本当に惜しかった。
ここまで粘っていたのに、神に見捨てられた…。
こんなにがんばっていたのに、…。
選手たちの心情を思うと、切なくなった。
…とまあ、今夜のパリ五輪視聴は、明暗の別れた試合を二つ見たのであった。
予想のできない決着。
そういう人間どうしの熱い戦い。
五輪ならではの盛り上がり。
そして、歓喜と悲哀。
ああ、やっぱり見せられてしまうなあ…、オリンピック。