ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ヒメウツギ ユキスノーフレーク

2023-05-21 21:20:41 | 草木花

埼玉への往来で、休憩によく利用するのが越後川口SA。

行くときにも帰って来るときにも、立ち寄った。

もちろん、上りと下りでは違う場所だけどね。

帰りの下りのSAに駐車場に車を止めようとしたときに、白い花の植え込みが気になった。

あの白い花は何だ?

気になって、近づいた。

背丈はずいぶん低いけれども、白い花があふれんばかりに咲いていた。

あんまり見たことのない花だけど、花そのものは、見覚えがある。

これって、小さいけれどもウツギの花だよなあ。

 

家に帰ってから調べてみた。

ウツギにもいろいろな種類があって、この小さいのは「ヒメウツギ」というらしい。

そして、ヒメウツギにもいろいろあって、この白いのは、「ヒメウツギ ユキスノーフレイク」というらしい。

なるほどなあ。

「スノーフレーク」は、「雪片」「雪を構成する微小な結晶のこと」「雪の結晶をモチーフとした模様のこと」などの意味がある。

雪の結晶だけあって、白い花々が風に揺れてそよぐ様は、とても清楚な感じがした。

葉の新緑と白い花がよく似合っていた。

 

サルスベリなどにも、低木に品種改良して植えられているものを多く見かけるが、きっとこのウツギも、低木にしたものの一つだろう。

 

運転に疲れてきた身には、新緑をまとった白く清らかな花は、とても心和むものだったよ。

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またしても、弱きを助けるアルビって、いったい… ~2023第14節アウェイ・サガン鳥栖戦~

2023-05-20 22:10:47 | アルビレックス新潟

強きをくじき、弱きを助ける。

まったくアルビの試合って、なんじゃらほい!!?

 

前節、王者マリノスに逆転勝ちをおさめた新潟。

今節の相手は、アウェイとはいえ、下位のサガン鳥栖。

しかも、サガンは、けが人が続出しているという状況。

ならば、確実に勝たなくてはいけない試合。

先発メンバーも、納得の顔ぶれ。

これは、勝つしかない。

 

ところが、コーナーキックからうまく入られた相手にきれいなヘッドを決められ、先制を許してしまった。

こうなると、無言のプレッシャーがかかる。

そこまであせらなくてもいいのに、無理な態勢から打ってシュートを外すわ、慎重に行き過ぎて機を逸するわ、…なんだか得点のにおいがしない。

 

後半開始から、FWを鈴木孝司→谷口とした松橋采配。

力みかえってシュートを外す三戸や、相手のマークにパスミスを連発する伊藤涼太郎に代えて小見、ダニーロを投入し、活性化を図った。

ところが、その代わった小見が、VARで相手の頭を蹴ったという判定が出て、80分、元新潟の河田篤秀にPKで追加点を許す展開に。

まったく、新潟にとって、VARの判定が出たときには、ろくなことがない。

柏戦などは、リーグ側に不手際でVARなしの試合になってしまい、得点シーンでオフサイド判定を受けるわ、ハンドは見逃されるわ…だったしなあ…。

 

選手交代も結局効果なく、0-2。

完敗だった。

試合のスタッツを見ると、ボール保持率も、シュートの本数も鳥栖を圧倒している。

だけど、この枠に飛んだシュートの本数が19本中5本だもんなあ。

少なすぎるよ。

どれだけあせってシュートを打っているのかが分かる。

ここが改善しないと、得点は増えないし、勝ちの可能性は少なくなっていく。

 

それにしても、また自分たちより下位に敗れて、上に上げてしまった。

弱きを助けるのも、いい加減にしよう。

自分たちはまだ弱いのだ。

挑戦する強い気持ちをもって、どの試合も臨んでほしい。

今日は、受けて立っていた。

 

来週は週半ばにルヴァン杯福岡戦があるが、リーグ戦の次節は5連敗と最下位にあえぐガンバ大阪が相手。

相手は死に物狂いで来る。

受けて立たずに、挑戦者として立ち向かい、勝つ試合を見せてほしいものだ。

 

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かつて「原っぱ」があった…

2023-05-19 21:40:09 | 生き方

昨日今日と、除草作業の合間に、畑の草むらに生えて咲いた野草の花たちに心和まされた。

この時期だからこそ、たくさんの野草の花が咲くのだろう。

様々な種類の草たちが生える、荒れ放題の畑。ということは、たくさんの種が集まるところでもあるということだ。

 

昔は、そんな空き地が、どこにでもあったよなあ…。

原っぱって、だいたいは言われていた。

集まるのは、草だけではなかった。

 

そんな場所は、子どもたちの貴重な遊び場だった。

野球したり、鬼ごっこやかくれんぼしたり、秘密基地を作ったり。

子どもたちの行動力や想像力を引き出してくれたよなあ、と今になって思う。

 

今は、空き家は増えたが、空き地はない。

そして、遊ぶ子どもたちの姿もない。

原っぱという言葉も聞かれなくなった。

なんだか寂しくなる。

 

除草作業をしながら、心は遠い昔へ…。

自分が子どもの頃のことをいろいろ思い出し、物思いにふけっていた私であった。

 

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埼玉で除草しながら野草の花見

2023-05-18 21:23:06 | 草木花

毎月恒例の埼玉での除草作業。

今月も、畑の草はしっかり伸びて生い茂っていた。

刈り払い機で作業中、

こんな草むらの中でも花を咲かせている野草たちを見つけた。

そのたくましさと、かわいい美しさに、時々手を休め、目を細めつつ見入った。

 

少し日当たりのいい場所に黄色く目立つのは、カタバミの花。

同じカタバミの名を有するけど、花の色はピンクや赤紫という、ムラサキカタバミ。

黄色い花なら、それより大きいジシバリの花。

黄色い花を咲かせた後は、赤くて丸い実をつけたヘビイチゴ。

小さな花をたくさん付けていたのは、アメリカフウロ。

いろいろ見つけた中で、この時期に埼玉で見つけて知ったものを、3つ発見した。

 

とげのない、やさしいアザミのキツネアザミ。

赤い花のアカバナユウゲショウ。

 

えーっと、前に河原で見つけたこれ、何だっけ⁉️

あ、そうそうヤセウツボだ。

枯れているわけじゃなかったんだよね。

 

こうして、埼玉に来たからこそ会える野草があるのが楽しい。

今回、よくわからない出合いがまた一つ。

シソ科かと思われる青い小さな花。

 

真夏日ではあったが、野草の花々に会えたから、気持ちよく作業できたよ。

あまりたくさん刈れないうちに、バッテリーの充電切れになってしまったけどね…💧

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気持ちよく終わった町内公園清掃作業

2023-05-17 21:44:41 | 生き方

先日、町内会主催で、町内にある公園の除草等の作業活動が行われた。
近所にある保育園児たちや、親子連れが日ごろよく遊んでいる。
だから、草刈り等の整備活動はとても大切だ。

町内に知らされた清掃日の前日、朝から刈り払い機を動かす機械音が、かなりやかましく響いていた。
清掃日の前日なのに、なぜ一日早く機械で草を刈るのかというと、理由があった。
多くの人が集まる日に機械を使うと、思わぬ事故が起こることがある。
だから、有志で一日早く刈り払い機を使って草を刈っておいて、清掃日当日は、集まった人たちがその草を片付ければいいように配慮してあったというわけだ。
ああ、いいことだなあ、と感心した。

そのことを知って、私が持って行った道具も、鎌のほかに、こんなものが役に立った。

大きな竹熊手。

ほかの人が持って行った、金属製のものより、竹製品のこれの方が草を集めやすかった。

軽いのと、適度な隙間が、いい働きをしてくれた。

そして、かき集めるときにも、刈り残された下の草や苔などを、必要以上に傷めないのもいい。

昔ながらの道具だけど、なかなかどうして優れものなのだと、見直した。

 

有志の方々の思いやりと優れた(?)道具のおかげで、公園の除草等清掃作業は気持ちよく終わったのであった。

 

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ツクバネウツギ、名を知って20年目。衝羽根空木、漢字を知ってから10年。

2023-05-16 22:27:21 | 草木花

筑波嶺の峰より落つる男女の川 恋ぞ積もりて淵となりぬる

 

こういう歌が百人一首にある。

作者は、陽成院。

出だしの「筑波嶺」は「つくばね」と読む。(ちなみに「男女の川」は、「みなのがわ」であるが。)

 

だから、「ツクバネウツギ」という花を知ったときには、てっきり筑波山と関係あるのだと思っていた。

ところが、これは、「筑波嶺」ではなく「衝羽根」。

羽根衝き(はねつき)の方なのだという。

それで、衝羽根空木(ツクバネウツギ)。

そんなことをこのブログに書いてから、どのくらいたったのだろうと思って、調べてみた。

 

すると、それは、2013年のことだった。

 

「筑波嶺」ではなく「衝羽根」~ツクバネウツギ花ざかり - ON  MY  WAY

今日出かけた里山とも言える地域。2か所に行ってきたのだが、そのどちらでも最もたくさん見かけ、まさに花ざかりだったのが、ツクバネウツギだった。ウツギの花は、春に咲...

goo blog

 

 

へえー、もうそれから10年もたつのか!!?

ちょっとびっくりした。

 

そして、ツクバネウツギの名を知ったのは、それからさらに9年も前ということが分かった。

2004年の4月に、図鑑を見ながらその名を知ったことが、自分の記録に残っていた。

知ってから、今は20年目ということだ。

このときには、もう一つの「衝羽根」の名がつく植物にも出会っていた。

それが、これである。

その名は、「衝羽根草」。

読めますね、「ツクバネソウ」。

葉の上に乗って咲く花の様子やできた実の様子は、間違いなく羽根つきの羽根のようになる。

 

ここのところ、植物が多い森や山に入ると、ツクバネウツギの花をたくさん見かける。

はて?いつここに書いたのだろう?

いつからこの花を知っているのだろう?

と思ったら、こんなだったのだ。

その名を知ってからおよそ20年か、早いなあ…。

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本当に大丈夫なのかなあ…

2023-05-15 21:15:36 | 生き方

5月8日(月)から、COVID-19感染症の感染症法上の位置付けが、「新型インフルエンザ等感染症(2類相当)から「5類感染症」に移行された。

この連休中は、観光地に出かけた人や帰省した人たちが多かったことなどのニュースが流れていた。

報道関係でも、観光地や新幹線の発着する駅などから中継したり混雑の様子をさもうれしそうに放送したりしているニュースをたくさん見た。

まるで、人の多いところへ出かけていくのが当然のようなその騒ぎっぷりに、ちょっと違和感を覚えた。

 

たしかに、世の中の経済を回すには、それでもいいのだろう。

だけど、先週から日ごとの感染者数や感染して死亡した人の発表がなくなったとはいえ、その直前まで、感染した人は県内でも毎日3ケタに及んでいたのだし、死亡者もまだ毎日出ていたのである。

それなのに、マスク外しがOKだとか、仕切りを撤去するだとか、店先のアルコール消毒をなくすだとか、一気に変えてしまった。

本当に大丈夫なの?と、まだ不安感が大きい私である。

 

退職してからも、現職時代にかかわりのあったからみで、5つほどの団体に属しているが、感染症禍の関係で、この3年間飲み会付きの会はなくなっていた。

それが、最近は、案内が届くと、「飲み会復活」になっている。

酒が入ると、なんだかんだ言っても大声で話す人は増えるし、マスクは外したままになるし、口角泡を飛ばす人もいる。

正常な判断が失われやすく、感染の可能性は高まる。

自分に届く会の案内は、まだ飲み会欠席で返事をしているところだ。

もう少し、慎重でいたい気持ちなのだ。

 

ところが、自分が役員や幹事を務める会となると、飲み会を断るのは勇気がいる。

なんとか飲み会前の会議まで出ることにして、意に反するまずい酒はやめている。

ところが、飲み会付きの大勢が集まる会で、役目上、計画や運営まで任されそうな依頼が飛び込んできた。

どうにも断れそうにない。

若い時なら、ええい、やってしまえ、と思っただろうが、齢を重ねてくると、人間慎重になるものだ。

うーん、困ったなあ、と思っている…。

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入魂の一戦、気迫の逆転勝ち!! ~2023第13節ホーム横浜Fマリノス戦~

2023-05-14 20:42:41 | アルビレックス新潟

やったあ。

去年のJ2王者が、J1王者に勝利!

しかも、2-1の逆転勝ちだ。

強い勝ち方を目の当たりにすることができた。

 

ここのところ4試合勝利を見たことがないアルビレックス新潟の試合。

今日は、対戦前から新潟松橋監督の古巣横浜Fマリノスとの対戦ということで、あちこちで話題になり盛り上がっていた。

選手たちも、その盛り上がりに加え、ここのところ3連敗と引き分けの試合で4試合勝ちなしと、勝利に飢えていた。

今日の相手が前季王者ということもあり、そこに打ち勝ち、自分たちのが本来持っている力を示したい。

そんな気持ちにあふれていた新潟の選手たちだった。

そして、ゴール裏のサポーター席も、気合が入っていた。

見事なコレオグラフィ―は、久しぶり。美しい。

揺るがない覚悟と信念を胸に。

新潟のフットボールで更なる高みへ。

GO STRAIGHT !!

いいね!コレオも言葉も。

 

選手たちの気持ちは、試合開始から見ることができた。

キックオフからのボールで、一気にシュートシーンまでもっていった。

惜しくもゴールとはならなかったが、その後も、選手たちの強い気持ちを見ることができた。

相手もボールを保持して攻めようとするのだが、新潟の選手たちが厳しいプレスに行き、ボールを奪取しようとする姿がすごかった。

それでも、そこは昨季王者のマリノスだ。

新潟の選手たちをはがしてゴール前まで迫る。

GK小島の再三の好守もあって、前半0-0で進んだ。

新潟も、ボールの保持にこだわり過ぎず、カウンターを発動したシーンもあった。

小見がGkとの1対1を外してしまったときは、観衆みんなズッコケたけれども…。

 

まもなく前半が終わるアディショナルタイム、CKキックからの流れで、ついに先制されてしまった。

VARの確認がやたら長くて6分近くあったのではないかな。

結局ゴールが認められ、0-1でハーフタイム。

やっぱりJ1上位のチームには勝てないのか、と思いながらも、後半の選手たちの奮起に期待した。

 

後半になると、マリノスよりも新潟の方がチャンスを多く作り出すようになった。

選手たちの動きが、マリノスの選手たちに上回っているように見えた。

その攻めに慣れてきたような気がした。

 

すると、57分、高い位置でボールを奪い返すと、エリア内でFW鈴木から涼太郎へとパスが渡り、涼太郎はGKを軽くかわして、角度のないところからボールを確実に転がして同点ゴールを決めた。

 

押せ押せとなった新潟は、その後も選手交代を交えながらチャンスを作り、攻める。

67分、これも相手陣内でボールを得た新潟は、三戸が余裕をもってミドルシュート。

そのボールは、無回転のすばらしい弾道で、ゴールネットに突き刺さった。

相手GKは、全く動けなかった。

見事なスーパーミドルであった。

控え選手たちのもとへ走って行って倒された三戸は、泣いていた。

J1に上がってから、惜しいシュートを決めきれずに苦しんでいたから、J1初ゴールが本当にうれしかったのだろう。

おめでとう、三戸舜介!

 

 

そのシュートで足をつらせた三戸も、交代。

代わったダニーロも、鋭いドリブルで何度か見せ場を作り、相手陣内深くまで侵入していくなど活躍した。

選手交代の最後には、DF千葉に代わって普通は左サイドバックの渡邉泰基を起用するのには驚いた。

これもしっかりはまって、終盤のアディショナルタイムもあぶなげなく乗り切った。

入魂の一戦、気迫のこもった、会心の逆転勝利だった。

現在2位、6試合負けなしの横浜Fマリノスに、4試合勝利なしだった新潟が、見事に勝利した。

 

それにしても、アルビもマリノスも、自分のチームの戦い方を貫いたすばらしい試合だった。

まだ得点が入らない前半も、後半まだアルビが0-1で負けているときでさえ、この試合をずうっと見ていたいと思っていた。

両チームともに、きたないプレーは少なかった。

純粋にボールを奪い合い、シュートを決めようとする、サッカーの試合が楽しめた。

 

試合後のマリノスの選手挨拶に対して、ビジタースタンドを埋め尽くしたサポーターたちからは、ブーイングも飛んでいた。

大勢の来場だったが、まさか負けるとは思っていなかったことだろう。

ブラジル人トリオはじめ、圧倒的な得点力を誇るマリノスを1点におさえ、逆転で勝利したのだから、新潟の力は本物だ。

 

新潟に来ていたらしい、ポイチさん、伊藤涼太郎を見てくれましたか?

三戸舜介を見てくれましたか?

小島亨介を見てくれましたか?

新潟の選手たち、いいでしょう?

これからまだまだ魅せてくれますからね、楽しみにしていてくださいな。

【呪縛から解放されたような、ヒーロー三戸の笑顔】

 

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連休中、歯が欠けた…⤵

2023-05-13 21:22:37 | 生き方

それは、夕食の時間、酒のつまみに乾燥小魚を食べているときだった。

ガリッ。

この小魚ジャリジャリするなあ…と思いながら、少しおかしいぞ。

下の前歯の辺りが変だと気づき、口の中の小魚をずらすために舌を使うと、歯にも当たった。

えっ?

歯の形が変わっている。

やけに歯が尖っているではないか。

…ということは、…歯が欠けたのだ。

急いで洗面所に行って鏡を見ると、正面右下の歯の一部が小さなU(ユー)のようになって欠けていた。

 

その後は、かけたところが尖ってしまって気になるだけでなく、そこに舌の一部が当たって、当たるところの舌が腫れてしまった。

すぐに歯医者に行きたかったけれど、歯が欠けた日は連休の合間の5月2日の夜だった。

さすがに連休は歯医者も休みだ。

そのため、3日4日5日…と毎日、違和感を我慢せざるを得なかった。

舌の腫れは続くし、食事中に口の中の同じ場所を何度もかむようになってしまった。

食べるのが何だか怖くなってしまった。

 

6日は土曜日。

世間的には休みなので、歯医者も休みだろうと思っていた。

ただ、どうにも口の中が気になった。

 

11時半近くになって、ふと、かかりつけの歯医者は、普通の土曜日は休みではなかったなあと思い出した。

たぶん連休中なので休みだろうけど、もしやっていたら、来週の早いうちに行けるように予約しよう。

そう思って電話してみると、休診日ではなかった。

それどころか、歯が欠けたから予約しようと思ったと言ったら、「今日の4時なら空いていますよ」との返事。

これはありがたい。

午後も診療してくれるのか。

 

さっそく午後4時、歯医者に行った。

医者は、「前歯は詰め物をしても取れちゃうので、削りますね」

と、機械を使って歯を削り始めた。

多少は響いたが、痛くはなく、まもなく尖っていた歯の部分はかなりよくなった。

おかげで、違和感はかなり減って、腫れていた舌の部分に歯が当たらなくなった。

めでたし、めでたし。

 

それにしても、乾燥小魚を食べるくらいの簡単なことで歯が欠けるとは、なんだか情けない。

8年前には歯が縦に割れるということがあり、歯医者に行ったら一気に抜かれたということがあったが、高齢者の体にはいろいろと金属疲労が起こっているのだなあ…、と思った。

 

歯ばかりでなく、目はぼやけて近くのものがよく見えなくなって困っているし、胃腸などにも違和感を感じているし、ふいに思いもつかないところに痛みを感じることもある。

ダメになる箇所が増えていくということは、加齢で仕方ないものなのだろうと納得してはいる。

着実に老人力がついていくなあ…。

ええい。まあ、カラ元気出していくぞ…っと!

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サイクリングロードを16km花見走

2023-05-12 22:06:08 | RUN

ここ3日間、青空が続いている。

木や草の緑もだいぶ濃くなってきた。

青空、緑となると、その中を走りたくなる。

 

久しぶりにサイクリングロードを走りに行ってみよう。

できれば、黄色いミヤコグサが咲いているところまで。

そこに行くには、およそ8kmくらい走らなくてはならない。

咲いているか楽しみにして、ジョギングしてみよう。

そうやって走り出す。

 

およそ2km走ると、コデマリが満開。

道の片方に垣根のように真っ白に連なっている。

足を止めて見とれている人もいた。

 

そこからさらに1km余り走って行くと、こんどは真っ赤な垣根。

この辺りは、レッドロビンの木が並ぶ。

一部にはその白い花が咲いているのが見られた。

 

4km余り走ってきたので、古い倉庫の前の備え付けの水道で水を飲み、ひと息ついた。

この辺には、散歩しているご夫婦や親子の姿もあった。

散歩にいいコースである。

 

タニウツギの花が並んで続くところもあった。

新発田津川線の道路を横断していくと、まもなく建物が途切れ、田んぼの中の一本道となる。

これで5km以上走ったことになる。

 

道の両側に今が盛りと、ハルジョオンの花やスイバがいっぱい。

元気だなあ。

 

道の両側は、田んぼ。

水が張られ、大半の田は田植えが終わっていた。

 

山や木が映る水鏡となっている風景もあった。

風がなければ水鏡が見られるが、今日は少し風が強かったから、見られたのはここの風景くらい。

 

明るい色で咲いているのが、コウゾリナ。

「顔剃り菜」がなまって、コウゾリナになったと言われるが、この明るさは日が当たっているときだけ。

くもると、閉じてしまう。

 

この前読んだ「西の魔女が死んだ」に出てきたキュウリグサも、時々足元に姿を見せた。

こんな野草の花が、毎年季節になるとたくさん咲いているのは、とてもたくましくて、たのもしい。

元気が出るよ。

 

そんなこんなで、およそ8km走って、目的の場所に着いた。

ここは、サイクリングロードの正式な出発地点から7.1㎞の地点。

だけど、会いたかったミヤコグサの小さく黄色い花は咲いていなかった。

ザンネン!

 

仕方がないから、近くに咲いていたニガナを黄色い花の代役として撮影。

さて、帰ることにしよう。

 

だけど、再び走り出したら、なんだか少しきつさを覚えた。

気がつかないほど緩やかな下りのはずなんだけど、久しぶりのせいかちょっぴり苦しい。

 

そんな思いでいたら、田んぼ道には、野草の群落を見つけた。

そこで舗装のロードを外れ、並行した田んぼ道を走ることにした。

 

青く染まっていたのは、キュウリグサの大群落。

写真ではよくわからないが、あのひたち海浜公園のネモフィラのように、足元を青くして咲き誇っていた。

その青さには、引き付けられてしまった。

 

次の群落は、コメツブツメクサ。

緑の葉に黄色い花たち。

キュウリグサもコメツブツメクサも、小さいのにたくさん集まると、存在感がすごくなるものだ。

 

田んぼ道の最後に、休耕田に咲いていたレンゲソウのかたまりをいくつか発見。

もう花は終わりに近かったが、何年か前に咲いていたときからずっと生き延びているのだなあと感心。

 

その後、また歩道に戻り走ると、なんだか進む速度が遅く感じられもどかしかった。

苦しく感じるのは、生きている証拠だ。

植物たちも私も生きているということだ。

 

ようやく旧五十公野駅跡地まで戻ってきた。

ここでまた水飲み。

あと4キロ半、がんばろう。

脚全体に疲れを感じるので、とにかくリズムよくを心がけて走ることに集中した。

 

そんな重い足取りでやっとサイクリングロードの起点の場所近くまで戻ってきた。

そこには、濃い紫色のショウブが咲いていた。

ここ新発田市の花は、アヤメ。

ショウブとアヤメの細かい見分け方はよく知らないが、市花が見られることに感心。

 

この後さらに1km余りを走ったが、そのときには苦しいとは思わなかった。

今日の目標16kmを完走。

苦しくなったときや写真を撮るときに立ち止まったりしたけれども、まあそういうのもいいでしょう。

 

久々のサイクリングロード。

青空の下、様々な植物を感じつつ走る。

植物も自分も生きてるっていうことを感じながらのRUNだったよ。

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