昨日今日と、除草作業の合間に、畑の草むらに生えて咲いた野草の花たちに心和まされた。
この時期だからこそ、たくさんの野草の花が咲くのだろう。
様々な種類の草たちが生える、荒れ放題の畑。ということは、たくさんの種が集まるところでもあるということだ。
昔は、そんな空き地が、どこにでもあったよなあ…。
原っぱって、だいたいは言われていた。
集まるのは、草だけではなかった。
そんな場所は、子どもたちの貴重な遊び場だった。
野球したり、鬼ごっこやかくれんぼしたり、秘密基地を作ったり。
子どもたちの行動力や想像力を引き出してくれたよなあ、と今になって思う。
今は、空き家は増えたが、空き地はない。
そして、遊ぶ子どもたちの姿もない。
原っぱという言葉も聞かれなくなった。
なんだか寂しくなる。
除草作業をしながら、心は遠い昔へ…。
自分が子どもの頃のことをいろいろ思い出し、物思いにふけっていた私であった。