先月に吟行、ふたつありました、今更ですが…
中旬に行ったのは、湖北
県内の他の句会の方たちといっしょで全員で50数名でした
何十年と俳句をされてる方もいっぱいで緊張しました
吟行、緊張します
時間に制限があると、季語やことばを調べる時間が足りません
助かったのは、解散の時にふたつ投句するだけで良かったことです
まず、白鬚神社に行きました
びわ湖に鳥居が立っている光景は有名です
湖岸に道路を隔てて、お社がありました
拝殿
左が本殿、右が拝殿
若宮神社
階段を登ると、歌碑、句碑がいくつか立っていました
紫式部
近江の海にて、三尾が崎といふ所に網引くを見て
” 三尾の海に網引く民の手間もなく立居につけて都恋しも ”
紫式部の娘時代、越前の国への旅の途中に詠んだ歌です
(三尾が崎は安曇川あたりの湖岸の岬、今の明神崎)
中野照子
” 吹きはれて藍深まれる湖の光となりてかへりくる舟 ”
羽田岳水
” 比良八荒沖へ押し出す雲厚し ”
松本鷹根
” 鳥雲に涙ぐまねば雲なき日 ”
常夜灯
かつて江若(こうじゃく)鉄道が走っていて浜大津駅から近江今津駅まで
湖西にずらっと続く水泳場に多くの人を運んでいました
白鬚駅も参拝の人が利用しましたが
1969年、廃線となりました
現在はJR湖西線(山科駅~近江塩津駅)が走り、大阪や北陸行きの列車も走りますが
白鬚駅は残っていません
湖上の鳥居もJR線からは見えなくなりました
(この辺りのJRは高島トンネルを通っています)
道路は琵琶湖西縦貫道路があり
北陸自動車道木之本IC~琵琶湖西岸~名神高速道路京都東ICに至る
地域高規格道路で、国道161号(大津市~敦賀市)のバイパス道路です
これにより161号線の混雑も緩和されました
子供の頃、よく水泳場に連れてもらったことを思い出します