10月25日、親戚の結婚式に参列致しました。
家がお寺のため式は仏前でいたします。
私は仏前の婚儀というものに列席するのは、これが2回目で
大変興味深く(前回のはほとんど忘れていて)ブログに挙げさせて
頂きました。
{婚儀式次第}
入堂
開式の言葉
総礼 司婚者(式を執り行う僧侶) 焼香合掌
一同合掌
讃仏 司婚者による読経
司婚の言葉 新郎新婦に向かって司婚の言葉を述べる
誓いの言葉 新郎新婦は誓いの言葉を述べる
念殊授与 司婚者より念殊を授与
献香 新郎、焼香卓前に進み出て焼香、合掌礼拝
新婦、同じく
式杯 夫婦交杯(三三九度)
親族交杯(一同乾杯の形式)
総礼 一同、尊前に向い合掌
閉式の言葉
こんな風に執り行われ、境内では式の間ご近所の方が
見守って、祝福してくださっていました。
やはり、読経、焼香、合掌が仏式ならではです。
そして、”指輪の交換”は無くて”念殊”が、司婚である僧侶
より授与されるというのが、珍しい事かと思います。
また、音楽が流れていました。(録音されたもの)雅楽というのでしょうか
、ただし、神前でのものとは違い、仏式独自のものだそうです。
私は雅楽に詳しくないので区別が付きません。
最後に三三九度、これは同じ形式でした。
親族にも個々に杯が用意されていて次々とお酌?されていきました。
えー、ここでですね、ハプニングというか何というか、
その杯は真っさらの素焼のお皿状のものでして、お酒を入れて
下さるのですが、ほんの少し入れられたお酒は、あっという間に、
杯にしみ込んでしまって、
「一同、乾杯!」の声がかかっても、飲むお酒が無いんです。
あっちでもこっちでも杯を見てクスクス笑いながら何か言っています。
結局、おそらく全員、飲むまねだけして……、合掌<(_ _)>
(行きの電車の窓からは、すすきが、秋色を見せてくれていました。)