ここは京都御苑、堺町御門をくぐると、ずーっと遠くに
京都御所の紫宸殿の大屋根が見えました。
玉砂利の上には自転車のわだちが交錯しています。
今年は、京都御苑内から大文字の送り火を見てきました。
ここからだと、東山の「右大文字」だけが見えます。
無事、大の字は点りました。
(左右の四角い白い光は、山のずっと手前のマンションの
灯りです)
8時に点り始め、しばらくすると、何なのか?
大文字山の頂きにも火が点いた様に、赤くなってきて、
次第に丸く大きくなっていきました。
お月さんがのぼって来たのでした。
大文字の真うしろにお月さんが出るなんて、
生まれて初めて見ました。
8時30分頃、大の字もほとんど消えた頃、
お月さんは暗闇の中、高くのぼって行きました。
暦を見ますと、16日は、
月の出 19:42
月齢 16.3
だったようです。
『これこれ、どうしたんや。』
と、お月さんは言いに来はったんやろうか?
少し、お月さんに救われた様な…
今年の送り火は、本当に感慨深く…、
一生忘れません。