kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

庭にて、春よ来い、早く来い

2012-03-16 11:33:41 | 京都

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チューリップの芽が出てきました。

 

ガラガラ、カサカサの土の中から頑張りました。

 

何色を植えたかなあ~?

 

右から左へ、次第に大きく出ています。

なぜなんだろう?

左が東で上が南です。   関係ない?

 

ま、いいか。

 

少し上に、コソコソっとまとまって赤っぽい芽が

出ていますが、これは「藤袴」 です。

その右には、2本の根が広がって来ています。

 

この藤袴は驚愕の繁殖力です。

昨年の晩秋、花も終わったので切り払おうとしましたら、

その根元から、四方八方に根を張りめぐらせてるのが

分かりました。

 

 

実は、藤袴、花が減って来ているということで、

京都では、

 

 [藤袴を増やそう!]  

 

という運動が展開されています。

「準絶滅危惧種」にも指定されています。

 

そんな訳ないでしょう?

 

と思いながらも、私も植えよう!と。

やっとのことで苗を見つけ購入し植えたのですが…

 

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2011年10月12日に撮った、藤袴のつぼみです。

 

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2011年10月26日、開花するとこんな風に白いひげ状のしべが沢山

 

 

藤袴は、枝の広がりに比べ、花は細かく地味。

根が四方八方に広がり、増えすぎてちょっと…。

 

 

この辺がいまひとつ人気の出ない理由かな?

と思いました。

 

でも、生のままの茎や葉は無香でも、乾燥させると

桜餅の葉の様な香りがするらしいです。

私は、残念ながら切り払った時にすぐ捨ててしまい

その香りには気付きませんでした。

でも、うれしいことに、こうしてまた芽を出しました。

今度は乾燥させて、その香も楽しもうと思います。

 

ところで 「藤袴」 は源氏物語の三十帖の巻名でもあり、

夕霧が、

 

 

     「同じ野の露にやつるる藤袴 

         あはれはかけよかことばかりも」

 

 

(同じ縁につながる私の恋を、少しでもあわれと思って下さい)

 

と、謳っていてそこから「藤袴」 の巻名が付いたという、

感銘深いお話です (^_^;)

 

すべった…

 

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