コンサートの翌日、朝9時半頃から倉敷の町のブラブラ歩きを始めました。
美観地区の真ん中辺り、「中橋」 が倉敷川にかかります。
橋の向こうは 「倉敷考古館」
倉敷川は 「運河」 で江戸時代に繁栄し舟運の中心地でした。
のちに幕府の代官陣屋も置かれ天領として、山陽地方の政治の中心に
なりました。
遊覧船「天領丸」 が行きます。
川沿いには白壁のお屋敷が軒を並べています。
ここの町並み保存には歴史があります。
江戸時代、当時から屋根のこう配をそろえ、倉敷窓、倉敷格子といった手法で
町の統一感を保つことに努めてきたと言います。
一朝一夕に出来た美観ではないのですね。
そのために町衆は努力を惜しまなかったということです。
立ち寄ったどこかの店員さんに聞いたのですが、保存推進にも
2~3度、危機があったそうです。
でも、なんとか乗り越え今に至るとのことでした。
こうして後世に残された白壁の町並みを私達は存分に見せてもらってる訳ですね。
【 倉敷館 】 中橋畔のこの地は
江戸時代… 庄屋さんの屋敷地、村会所が出来る
明治以降… 村役場
大正時代… この木造洋風建築が倉敷町役場として竣工
以来昭和7年まで市役所として使用
昭和46年 「倉敷館」 として公開される
平成10年 国登録有形文化財に指定
料理旅館 「鶴形」 伝統のありそうな重厚なお屋敷でした。
こんな旅館に一度泊まりたいなあ~