先日行きました、宇治平等院のすぐそばを宇治川が流れています。
源氏物語にも登場する宇治川は、滋賀県の琵琶湖から流れ出る瀬田川が
京都では宇治川と呼ばれ、最終的には大阪で淀川と変わり大阪湾に注いでいます。
宇治橋に関わりの深い宇治十帖を書いた紫式部の像、可愛い感じです。
後ろに見えるのが宇治川と宇治橋、646年に架けられて以来、
交通の要衝となっています。
戦禍、洪水と何度も流されて、今の橋は平成8年に架け替えられたものです。
宇治橋から川沿いに宇治平等院方向へ行きますと喜撰橋が架かり、
そこを渡ると川の中州に浮島(塔の島)があります。
喜撰橋と浮島(塔の島)と十三重石塔です。
十三重石塔は、15、2mのわが国最大で最古の石塔です。
1284年、宇治川での殺生の罪を戒め、供養塔として建立されたものです。
この塔、1756年に洪水で水没しその後、1907年、実に150年ぶりに
川底の泥砂から発掘し再建されました。
喜撰橋から上流を見ています。
この先天ケ瀬ダムが有りさらにその先に瀬田川、琵琶湖があります。
この日は穏やかな流れだったのですね~
台風19号が今夜やって来ますが、どうぞ、荒れ狂わないで下さい。