円覚寺には国宝がふたつあります。
ひとつは、舎利殿、残念ながら非公開で柵の外から木々の間に見える
舎利殿を見ただけに留まりました。
もひとつは、洪鐘(おおがね)
さて、どこにあるのかとキョロキョロ境内を歩いてみますと、
この階段を上ることになるらしい
かなりきつかったです、でも!
ここで、富士山を見たんです!
”苦あれば楽あり” を実感した瞬間でした。
あ、本来の目的ですね (^_^;)
洪鐘(おおがね) も見て来ました。
1301年北条貞時が国家安泰を祈願して鋳造しました。
始めは鋳造がうまくいかず、江の島の弁天様に七日間参詣したところ、
夢の中で 『円覚寺の白鷺池の底を掘ってみよ』 とのお告げがあり
池の底を掘ったところ、龍頭形の金銅のかたまりを見つけ
それを鋳造したところ成功したと伝わります。
洪鐘(おおがね)…梵鐘と同じと思いますが、そもそも寺院の鐘は
” 主な役割は本来は法要などの仏事の予鈴として撞(つ)く仏教の重要な役割を果たす。
朝夕の時報にも用いられる。ただし、梵鐘は単に時報として撞かれたものではなく、
その響きを聴く者は一切の苦から逃れ、悟りに至る功徳があるとされる。 ”
今年の除夜の鐘は、ことさら心に響き渡りそうな気がします。
もうあと、14日…