本日いよいよ最終回
信繫にとって大坂の陣は、人生最後の一年。
切羽詰まった日々の中で残していった、グッとくる言葉があります。
豊臣家に対する忠義を貫いた心を示すものであり、また、
ともすれば、現代人が忘れてしまう心、それを伝える言葉です。
大阪夏の陣を前にして
徳川家康が信繫に寝返るよう報酬を釣り上げ、再度話を持ちかけた時、
”十万石では不忠者にならぬが、一国では不忠者になるとお思いか”
冬の陣での信繫の活躍、それに元々真田を煙たく思っていて、
買収の話を持ちかけるも、そうは問屋が卸しません。
報酬が多かろうと少なかろうと、心変わりは致しませんと、一蹴。
信濃一国を蹴ったんですよね~
使者として2人の中継ぎをした叔父、真田信尹も最後は、
思うようにやればいい…と言ってましたね。
”定めなき浮世にて候へば、一日先は知らざる事に候
我々事などは浮世にあるものとは、おぼしめし候まじく候”
と、夏の陣の直前、義兄の小山田茂誠に手紙を送っています。
”今はこれで戦は終わり也、あとは快く戦うべし、狙うは徳川家康の首ただひとつのみ”
大坂夏の陣、家康の本陣へ突撃の時が来ました。
信繫を、
日の本一の兵
と言わしめた凄まじき戦いが、
日曜夜八時
完結
見届けます。