平成の大修理から、3年経った姫路城
やっぱり白いです
2018.3.2
大天守と、西小天守
3年前、修復後の再公開にを記念し、ブルーインパルスのアクロバット飛行があり、
その予行演習もあるからと、友達に誘われ見に行ったのです
予行演習は、本番の前日で、そのほうが空いているだろうと
面白い趣味を持った女性です♪
その時の写真が残っていますので
2015.3.25
2015.3.25
と、こんな感じでした
今と比べ、お城の白さはどうでしょうか?
光線の具合もあるものの… そんなに変化無し
ただ、近寄りますと、壁などは、土埃をかぶっていました
はの門へ通ずる通路、南方土塀には、狭間がたくさん
奥に見えるのは、左が乾小天守、右手前が西小天守、その後ろの一番高いのが大天守
3年経ってますものね、少しは汚れます
真っ白な漆喰ですものね、無理ありません
いたずらで、汚された所はなかったですよ♪
今年の寒さは格別だったと思うのですが、この日は日中は温かくなり
梅の開花を期待していました
梅一輪一輪ほどのあたたかさ 服部嵐雪
2018.3.2 姫路城にて
天守閣から眺めますと、
主に見えているのは、西の丸です
姫路城は、平山城です
天守のあるのが、姫山、西の丸のあるのが鷺山
その周囲の地形に沿って、城下町が置かれました
城と城下町を、総構えと呼ばれる方式で包み込んでいます
総構えは、内曲輪と中曲輪と外曲輪と呼ぶ「堀」から形成されています
それは三重のらせん構造で、「渦郭式縄張」を形成していますが、
内曲輪だけは、階段の曲輪の縄張りにしてあります
それと、外曲輪の一部(城北部)は、完全には閉じていないところがあります
城を整備しようとした池田輝政が、芥田氏が幅を利かしていた城北部だけは
手が出せなかったからだとか
それにしても、堀の総延長約12.5km
姫路城は、ほんとに大きいなあと思いました
とにかく、大きい、重厚!
武者隠しの間があったり、建物のあちこちに槍や鉄砲を掛ける武具掛け
狭間、石落としなど、
関ヶ原の合戦の後のまだ世の中の安定しない時に築城したことが分かります
その頃もう、今のような白鷺が飛び立つような城郭だったのでしょうか…
徳川に対し、謀反を起こす訳ないよ!
の、デモンストレーションをしてたのでしょうか…
話しは変わりまして、天守と言えば鯱が気になりませんか?
そして、平成の鯱、姫路城は終始一貫、金色ではないですね
お城全体を見ても、金色、あったかなあ~?
三の丸 平成の鯱
丸瓦を固定する緻密な白漆喰
これが、白いお城の所以かな
南方へまっすぐ伸びる道を行くと、JR姫路駅があります
そこが、外曲輪の南の端です
赤線が、内曲輪
緑線が、中曲輪
青線が、外曲輪
青線の外側の、茶色く見える所が山陽本線、姫路駅です
また、3年前の写真ですが、
駅の方から見たお城、大天守のてっぺんまで、海抜92m
平山城なのに、遠くからでもよく望めます
外柔内剛で、内部は荒々しく、防御を目的とし、外観は白鷺の如く、
凄いお城でした♪