kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

俳句大会

2019-06-04 12:08:44 | 俳句・和歌

 

先月、俳句大会がありまして、行って来ました

 

事前に当句する形でして、身の程知らずもたいがいにしろよ、で、

私、当句しておりました

 

題をつけて10句を提出するのに、けっこう日にちがかかりました

 

 

 

「火の島」

春寒し黒き溶岩波しぶく

よかよかと見上ぐる噴煙春空へ

火山灰降りて四葩の色奪ふ

夕焼に山柔らかき桜島

火の島は静か芒の音を聞く

吹き出す火絡む稲妻口永良部

溶岩に根を下ろし色変へぬ松

城跡背にせごどん像や山眠る

シラス台地拓きたくまし大根引く

冬晴や灰を「へ」といふ桜島

 

 

昨年は大河ドラマの舞台が鹿児島で、

松山千春さんのコンサートを兼ねて、鹿児島と熊本に行きました

そこで、一番心打たれたのが、桜島でした

 

滞在している時、正に噴煙が上がり、すでに街中は

道路や草木に灰が積もっていました

それでも、薩摩の人はたいして気にかけないんですよね

ま、その時の噴煙は激しいうちに入らなかったのか、

「あ、またか」

程度の反応なんですね

強いなあ~薩摩の人

 

念願の桜島に上陸できたのは、2度目に鹿児島に行った時でした

春の1度目で、すっかり桜島に魅了され、秋にもう1度と決めていたのです

 

桜島で、金子兜太さんの句碑を見ました

桜島で見た溶岩を通して、金子兜太さんの心の奥底に残る、ある思いを知りました

 

そんなことやら、地元の方と交わした僅かな会話が頼りでした

才能があったなら、もっと沢山の思いを詠めただろうに…と思います

 

 

ちょっとしつこく、なりましたね

ま、そんな感じでした

ひとつ、口永良部の俳句は、実際行ったのではなく

テレビで、噴火したことがニュースになって

九州はやはり、噴火が多いのですね

その映像の中に、「火山雷」を見たからです

一瞬でしたが…

 

写真家で宮武健仁(みやたけたけひと)さんという方がおられて

「僕はすっかり桜島のとりこのなってしまった…」

火山雷や火映を取り上げておられます

たくさんたくさんの桜島や活火山を撮り、文章を添えておられます

 

火山雷:噴火により飛ばされた石や火山灰がこすれあうことで

静電気が起き、そのため発生する雷

 

火山が火口付近で起こすものなのですね

 

本で知ったけど、まさか見ることが出来るとは

テレビの画像でしたが、ゾクッとしました

テレビでもいい、見れたことはラッキーでした♪

 

新人賞に応募したのですが、その四席ということでした

小さなトロフィを頂きましたが…

 

あっという間に5年目に足を踏み入れました

楽しむもよし、苦しむもよし

そんな適当な心境です、なんばしとっと! 

 

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