kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

麒麟、きたりなば…⑪

2020-04-11 19:27:21 | 麒麟がくる


明日はもう、13回が来るのに、どんくさい私はまだ
11回のおさらいと、少々の感想文です
そんなものでも、見てやろうかな、と言う方がいらっしゃれば
宜しくお願い致します



麒麟がくる

第十一回 将軍の涙

この回は、群雄割拠の中の国盗り合戦でしたね

あの国この国、糸がもつれるように、

ややこしくて、分からない

ひと筋ずつ、解いていけば、分かるだろうか…



ひとつ目

*人質交換

三河の竹千代 と 尾張の織田信広

尾張の笠寺にて行われました

暗がりで、信広のざんばら頭と、輿から慎重に表れた竹千代君

緊迫感を感じました


竹千代は、駿府の館へ移され、今川義元と対面

八歳の子供なのに、何とも落ち着いて賢いことを言う竹千代君

IQ高いかな、今なら東大現役合格かな


現代の子と比べて決定的に違うことが、

生と死を常に感じて生きている

竹千代は、今川義元に

「懐かしい 夢を見ているようです

…三河へはいつ返して頂けるのですか」

義元と太原雪斎は、しばしの辛抱で、

年が明けたら、三河を救うための戦を始める

と言っていましたが、

その義元を見る、竹千代のまなざしは鋭く、

正に今、竹千代の言っていた、

「敵を知るために敵に会い見定める」 

竹千代は、「いずれ討つべき敵」を、どう見たのでしょうか



翌年、今川は

尾張知多を攻め、もう美濃にも迫る勢いでした

単に、三河を助けるのだけが目的じゃあないでしょ?



ふたつ目

*織田と今川の戦いに、美濃はどう動くのか

織田方から援軍を頼まれた道三は、

息子の高政や国衆を集め、兵を出せと吠え立ててました


結局、兵は送れないが、米なら送れる、が結論

またもや、織田方への使いは、十兵衛に命ぜられた

使いっ走りですね、十兵衛さん(≧▽≦)


織田方に、参陣できない事を謝る十兵衛を見て

帰蝶もいっしょに頭を下げた


帰蝶さん、こんなに早く身に危険が迫って来るとは

でも、覚悟はしていたかもしれません、私とは違いますから



信長がようやく相撲を終えて、十兵衛に顔を見せました

信長と帰蝶さん、夫婦関係は、良さそうですね、よかった♪

仲睦まじいところを見た十兵衛の顔が微妙でした

みっつ目

*和議

信長、即決で「和議じゃな」

ちょっと驚きました、平和的な一面もあったんですね


十兵衛、和議の仲立ちをどうするか

という難問に、自ら「将軍」を口にしてしまった

あ~あ、いささか、やぶ蛇(+o+)

十兵衛は、苦心した、駆け引きは苦手そう、一本気ですから

第一段階 道三に頭を下げる

今川と織田の和議の仲立ちを将軍に頼みたいが、

まず、土岐氏を通すのが筋かと

しかし、道三は、金は出さんと突っぱねました

「けちっ」

と聞こえそうで聞こえないように言って、退席しました

やっぱり、やぶ蛇だったかな十兵衛さん



第二段階 幼なじみの斎藤高政に頼み込む

土岐頼芸に会わせてほしい

交換条件は、

「そなたの言う事は、何でも聴く」

何でも聞くなんて、大きく出ましたが、大丈夫?

二人は、土岐の館へ


第三段階 土岐頼芸に仲立ちを交渉

頼芸は、これまでに美濃が織田と和議を結んだことを

恨んでいたことが分かりました

守護の座を追われると、恐れているようです

斎藤高政は、すごいですね

父、道三を殺してでも、頼芸を守る

そんなこと言ってのけるとは

頼芸はこの言葉で、承知をしたのか、

将軍への紹介状と金十枚を与えたのでした


そして、ようやくよっつ目


*将軍の涙

につなげることができました♪


京では、三好長慶の下克上、細川を討ったことで

将軍足利義輝は、近江堅田まで落ち延びていた

十兵衛は、将軍に会えるのかどうかという時に、

宿で、薄汚れた格好の細川藤孝に声をかけられ、

この方のおかげで、

十兵衛を、将軍のいる所へ案内すると言ってくれた

その場所は、朽木だという




朽木と言えば、滋賀県高島市にあり、

鯖街道の道中です

越前から京都へ抜ける道で、鯖を運ぶ道だったのです

ずいぶん山奥です

きれいな川には、ヤマメやイワナがいます

釣り堀もあったと思います、もう20年以上前のことです



将軍さんもずいぶん山奥に逃れたのですね

昔の人は、新幹線も車もないのに、何度も長距離を移動していますね

健脚なんやろなあ~頭が下がります



義輝は、京で居合わせた十兵衛がこんなことを言ってたのを覚えていた

「将軍こそ戦をするなと皆に言うべき…」


どこに居た時だったか、

侍たちにそう言っていた十兵衛の言葉を陰でそっと聞き、

心打たれ、励まされ、背を押されたのだという



私はまだ、麒麟を連れて来ることが出来ぬ

「明智十兵衛、和議を命じよう


麒麟がくる道は遠いのう」

そして足利義輝は、幕府の権威回復を目指したということです

明智光秀と、将軍義輝には、このようないきさつがあったのですね

昨今、なぜ本能寺の変は起きたかということを

良く論じられていますが、

一説に、裏に将軍がいたという、

この説を裏付けるような…


この部分は、まだ先のことですが


さあ、十兵衛のお嫁さんのことが展開される12回、

録画を見よう~


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