第12回 亀の前事件
亀の前?
「…の前」とは?
女性の名前の前につけて、敬意を表する言葉だとか
何々様の御前にて、と同じ
そういう事かと納得出来ましたが
すぐに気づかなったのは、私の亀さんに対する偏見ですね
漁師の娘さんから侍女になった女性という
ごめんなさい、亀さん
「後妻打ち」
うわなりうち
いにしへの都では、こういうことがあったそうです
意外でした
この時代というか明治の頃までふたり目の女性を持つ
というのは、世間一般で許されてると思ってました
不本意ですが
ただ、どうやら愛人とかお妾さんではなく
死別や離婚後に迎える妻のことらしいですが
政子さんご健在なのに?
りくさん、教えて
いずれにせよ規格外の騒動、被害のようですね
そもそも、頼朝が悪いと思います、私は
鎌倉の基盤がちゃんとなってないのに亀さんに…
そもそも、八重さんも捨てたようなものではないですか
政子さんが現れたから
北条という名を利用するために政子さんに…
頼朝が用意した隠れ家が事の発端の事件でした
義時がその隠れ家に呼ばれて行ったが、
つまり大人の事情の館で、亀さんに会うためですね
義時は頼朝に「この気持ち、いずれわかる」
と言われるも納得出来ないまま
頼朝と政子には嫡男の万寿が生まれたが体が弱い
頼朝の弟の全成は、心当たりがあるという
「親の悪行が子に禍をもたらす」と言うのだ
それを妻の実衣に教えてしまった
口外を禁じられた実衣だけど、言いたくてたまらない
口には戸が立てられません
そのあとは
実衣→源範頼→時政&りく→政子にそれとなく
頭にきた政子→義時に一部始終を聞く
義時と善村は亀が危ない、逃がそうと急いだ
義経には隠れ家の見張りを頼んだが
この館が何たるかも知らぬままに弁慶達を引き連れて
満を持しての武蔵坊弁慶のひと暴れシーンが見れました
「ちょっとだけ壊してね」 のはずが全焼🔥
義経は、快感 ⁈
義時は自分のせいだと反省しきり
あっちを繕い、こっちも繕い
悪気のない風見鶏行動なのでしょうが…
しかし、鎌倉の面々の様子を冷静に見ていた人がいました
朝廷に長年仕えていた政治のスペシャリスト、「大江広元」
三善康信の推薦を受け鎌倉にやって来ました
とても聡明そうな方です
向かって左の黒の束帯?姿の方
「義時を手放してはならない」
それから、
「ひとり、気になる者がいる」
と頼朝にアドバイスしていました
誰のことでしょうか、みんな癖が強いから~
気になる者、分からない、誰ですか
鎌倉殿も前途多難
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