第六回 栄一、胸騒ぎ
あら、言ってしまった
どうしよう、恥ずかしい
千代さん、そんな栄一さんをお慕いしているんですね
飾り気がなくて真っ向勝負なところ、ですか
ま、融通が利かないところ、理屈っぽいところ
覚悟して
さて、今回も家康さん、ようお越し下さいました
まあ、息子さん沢山おられたんですね!
何といっても、徳川の未来を見据えてのこと
今回ご紹介に預かりました、十一男の頼房さん
写真までご持参いただいて、かなりお気に入りですね
水戸藩の初代藩主になられた方なのですね
7歳で常陸国水戸藩、二十五万石をお与えになったとか
太っ腹ですけど、そんなに甘えさせて大丈夫かなあ~
なんて、要らぬ心配と言われそう
たかが、二十五万石なんでしょうね~スゴイな…
今回、この方のことをお話になった訳は
尊王攘夷
このことに関係するのでしょうか
栄一の村でも、騒然としてきます
初代さん、とても朝廷を大切にされた
毎年、水戸の那珂川で獲れた一番鮭を朝廷に献上されたとか
茨城県で鮭が獲れるとは、びっくりです
二代目以降もそうだったのかな?
二代藩主といえば、光圀
はは~っ
ちゃんと紋どころも眼に入りましたよ、黄門さま
人生楽ありゃ苦もあるさ~
ほんとですね…
とにかく、水戸藩は朝廷一番、幕府は二番だったとか
孝を東照公 忠を天祖
とか言っておられました、斉昭お父さん
慶喜とその兄の慶篤との三人揃って
朝廷のある方向に向かって手を合わせていました
二代藩主光圀公からの掟があったそうで
徳川の政治を助け、何があっても
天子様に弓を引くようなことがあってはならない、と
この尊王攘夷思想を著わしたのが
藤田東湖の書いた「水戸学」という書物 ↓
尾高家の惇忠、長七郎は傾倒していますが
この先どうなるのか
もう少し様子を見ないと分かりません
ただ、惇忠は開港を迫る外国に脅威を感じ
死の覚悟を持ってひとりひとり頑張ろうと決心しているが
塾生の栄一、喜作はどうするのか
でも…、他に心配なことがありそう
恋愛問題
三角関係どころか、お千代ちゃんは可愛いので
四角にも五角にもなりそうですね
どうするのでしょうね
栄一は血がぐるぐる脳天まで回ってるそうです
さあ、なんとしょう
美賀君
篤君
第六回、あっちもこっちも難題が山積しておりましたが
今日はここまでで失礼いたします
あ、それからあとひとつ
ヒュースケンという名前が出ました
いつか聞いたことのあるお名前です
ちょっとWikipediaで探してみました
大河ドラマ「新選組」で川平慈英が演じた人
オランダの人で、ハリスの通訳兼秘書
攘夷派に殺害されてしまった
思い出しました
攘夷で騒然となっている日本で
外国の人が殺害されたとなれば
日本にとって大変な事態になるのは当然ですね
ヒュースケンさんは、
日本をどんな風に思われたのでしょうか
知りたいです
久しぶりです
お元気ですか?・・・
何とかやっていますが、正直淋しいです
よく、まだそばに居る気がするとおっしゃるのを聞きますが
本当でした
ちゃんとしないと叱られそうです
皆さんのブログから元気を頂いています
ありがとうございます