第14回 都の義仲
鎌倉殿はまだまだ不動とは言えないようでして
武田信義の言う、
「信濃の源義仲が平家と通じているという噂がある」
これをうそだ証明するためだと頼朝は義仲に人質を求めた
大姫の許嫁という体で義仲の嫡男の義高を人質にしようとした
政子は木曽義仲の息子を大姫の許嫁なんて許せない
と拒んでいたのですが…
この方かなりの美形
政子さん、対面したとたんに掌返しで大賛成
頼朝さんも、義高の美しさにびっくり
次に政子の義高への眼差しに二度びっくり
ま、いいか
許嫁の問題は解決しましたし
源義高は、聡明でイケメンで空気読めるし
実衣さんや御家人の皆さまにも好かれているようですね
人質となったけれど義高は
父の木曽義仲を尊敬しているのですね
なんとかこの人達の中を上手く乗り切り
父の力になりたいと願っている様でした
いじらしいですね
無事に人質を解かれますように
お父さんは、なかなかの野性味あふれる方
迷彩柄の着物、戦闘服ですね
義仲は「人質として嫡男の義高を差し出す」と
きっぱりと言いましたが、これは明らかに断腸の思い…
お顔に滲み出ていました
義高もほんとは不安な気持ちでいっぱいのよう
ドラマを見ていても胸の詰まる思いになります
時代劇でも現代劇でもこの取り引きはよくありますが
こんなに潔い父子は無かった
ま、男性陣の心労をよそに女性陣はこの眉目秀麗な男子に
✧✧✧💕 ✧ 💕 ✧ 💕 ✧✧✧
1180年 義時18歳の時、富士川の戦いで平家を追い払い
(水鳥の突然の羽ばたきを敵と勘違いし平家が逃げたのですが)
頼朝、鎌倉殿となる
1181年 平清盛、病にて死去
1182年 頼朝と政子の間に長男万寿誕生
(大姫は1178~1179頃に誕生、女性の記録は曖昧なんですね)
1183年 倶利伽羅峠の戦い 義仲が平家を追いやり
その勢いで京へ侵入
平宗盛、安徳天皇(四歳)三種の神器と共に西国に逃げ落ちる
目まぐるしく情勢が変わりました
義仲は後白河法皇に認められず、
京を出て平家を滅ぼすよう命ぜられる
頼朝は法皇に手紙や引き出物を贈ると
流罪は解かれ官位を戻された
さらに、院宣を出され東海道と東山道の軍事支配権を
認められた
東山道の信濃は義仲の所領である
義仲が法皇にその真意を聴こうとしたことを
法皇は謀反と捉え、頼朝に救援を求めた
ああ、都に馴染めなかったか、義仲…
どうやら、これで頼朝VS義仲の戦が始まりそうです
頼朝側は色々画策しておりますが
義仲はその性格からしても、ストレートでしょうね
なんの策略も考えないでしょう
どうなるのでしょうか
その頼朝軍の先発隊の大将は
源九郎義経
頼朝は身内が一番信用できる、みたいなことを
ぽろっと言ってしまいました
梶原景時の表情、私は見た
胸に一物ある方が聞いてしまったけど
大丈夫なのか
僅か数年の間に色々なことが起きています
すべて、いい国造ろう!と
鎌倉殿と御家人の皆さまのサバイバル戦
三方と言わず、四方も八方もいい国となりますように
鎌倉殿の13人がどなた達かも分かりませんが
応援しております
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます