うちの庭のしだれ梅は、まだつぼみです。
でも、もう少しでつぼみもほころびます。
ご無沙汰しておりました。
2週間、空いてしまいました。
身内の入院、手術、退院があり、付き添っておりました。
ありがたいことに、想像以上に手術はうまくいき、
術後もなんの問題もなく、平常の生活に戻りました。
京都の病院で、東の方にあり、近くには鴨川が流れ、
東山の大文字山がよく見えます。
毎日、京都に行けるのは、とても嬉しいのですが、
目的がねえ~
「喉頭蓋嚢胞・こうとうがいのほう」 って、
ご存知ですか?
私は、知りませんでした。
喉頭蓋とは、食道と気道の分かれ目にあり、
文字通り 「ふた」 で、食べ物を飲み込む時に
間違って気道に食べ物が行かないよう気道をふさぐ器官です。
そのすぐそばに、分泌液の貯まった袋状のもの、
ま、水ぶくれの様なものが出来て、良性のものなのですが
大きくなれば、呼吸を妨げたりするので、
レーザーで焼き取りました。
実は、手術の順番をだいぶ待たされて、
なんと、その間に「のう胞」が傷ついたか、つぶれたか、
小さくなってしまったのです。
そのおかげで、手術はとてもスムーズにいったとのことでした。
執刀の先生は、
『小さくなってて、気道も周りもよく見えててよかった。
ちょうど、取り頃やったで!』
瓜やなすびじゃあるまいし、『取り頃…』 って…
と、アホ話のひとつも出るくらいのものでしたが、
悪いパターンなら、そのつぶれて流れ出た分泌液が
気管に入ったり、また、手術は全身麻酔なのですが、
そのタイミングでの、呼吸の正確な確保が難しい
最悪、のどの切開をすることもあるとのことでしたが、
幸いなことに、それもなく、口から細いワイヤー状の
ものを入れて、その先から出るレーザー光線で
のう胞を切除出来ました。
簡単なものながら、リスクもあったにはあった様です。
いつ何が起こるかわからない毎日
明後日は [3.11] ですね。
本当に、何事もなく元気に毎日を送れることに
感謝したいと思います。
今日も、雨ですが、
”Winter is over, Spring has come.”