路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

《記者の目・12.27》:能登半島地震1年を前に 被災の過疎地、切り捨てるな=国本ようこ(金沢支局)

2024-12-27 02:03:20 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

《記者の目・12.27》:能登半島地震1年を前に 被災の過疎地、切り捨てるな=国本ようこ(金沢支局)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《記者の目・12.27》:能登半島地震1年を前に 被災の過疎地、切り捨てるな=国本ようこ(金沢支局)

 「間もなく地震から1年がたとうとしているが、まだ水も電気も、道路も復旧していない」。元日の地震と9月の能登豪雨で大きな被害を受けた石川県珠洲(すず)市。今月半ば、段ボールベッドが並ぶ大谷地区の避難所で開かれた復興意見交換会で、住民の男性が泉谷満寿裕(いずみやますひろ)市長にそう訴えた。

<picture><source srcset="https://cdn.mainichi.jp/vol1/2024/12/27/20241227ddm012070112000p/9.webp?2" type="image/webp" />8月に催された「輪島大祭」で被災家屋の横を巡行するキリコ。仮設住宅に住む高齢男性は「被災前の生活に戻ったようでうれしくなる」と話した=石川県輪島市で8月23日、国本ようこ撮影</picture>
8月に催された「輪島大祭」で被災家屋の横を巡行するキリコ。仮設住宅に住む高齢男性は「被災前の生活に戻ったようでうれしくなる」と話した=石川県輪島市で8月23日、国本ようこ撮影

 ◆復旧進まぬ珠洲 人口流出が続く

 仮に東京の都心が被災して、1年も水道が出ないなんてありえるだろうか。私には、この姿が「復興が遅い」と言われる能登半島の被災地を象徴しているように見えた。人口流出が続く能登の被災地でこれ以上、故郷での生活を諦める人を出してはならない。行政には、さらに被災者に寄り添い、被災した過疎地を切り捨てることのない支援を求めたい。

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 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【記者の目】  2024年12月27日  02:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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