愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

金八先生もびっくりでは?三原じゅん子議員八紘一宇賛美で清和天皇と真逆の安倍首相を応援!爆笑!

2015-03-16 | 靖国神社

テレビ中継を意図したパフォーマンスだった! 

天皇賛美をすればするほど安倍首相の墓穴を掘ることに!

朝日 三原じゅん子氏「八紘一宇は大切な価値観」予算委で発言 2015年3月16日21時09分http://www.asahi.com/articles/ASH3J6R68H3JUTFK00N.html?iref=comtop_6_05

自民党三原じゅん子参院議員は16日の参院予算委員会の質問で、「八紘一宇(はっこういちう)は日本が建国以来、大切にしてきた価値観」と述べた。八紘一宇は「世界を一つの家とする」という意味で、太平洋戦争中、日本の侵略を正当化するための標語として使われていた。三原氏は、企業が国際的に課税を回避する問題を取り上げる中で「八紘一宇の理念の下に、世界が一つの家族のように助け合えるような経済、税の仕組みを運用していくことを、安倍総理こそが世界に提案すべきだ」と語った。答弁に立った麻生太郎財務相は「八紘一宇は戦前の歌の中でもいろいろあり、メーンストリーム(主流)の考え方の一つだと思う。三原氏の世代にこういった考え方を持っている方がいるのに、正直驚いた」と述べた。(引用ここまで

「八紘一宇」とは…三原じゅん子が「誇るべき考え」発言で物議  http://lightrend.com/heavy/post-12925/

三原じゅん子議員は安倍首相ヨイショ質疑だった!

平成27年1月1日安倍内閣総理大臣 平成27年 年頭所感http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/0101nentou.html

…戦後の焼け野原の中から、日本人は、敢然と立ちあがりました。東京オリンピックを成功させ、日本は世界の中心で活躍できると、自信を取り戻しつつあった時代。大松監督の気迫に満ちた言葉は、当時の日本人たちの心を大いに奮い立たせたに違いありません。そして、先人たちは、高度経済成長を成し遂げ、日本は世界に冠たる国となりました。当時の日本人に出来て、今の日本人に出来ない訳はありません。国民の皆様とともに、日本を、再び、世界の中心で輝く国としていく。その決意を、新年にあたって、新たにしております。…(引用ここまで

嘘つき首相のデタラメを無批判的に垂れ流すNHKはオレオレ詐欺に加担するメディアだ! 2015-01-01 20:01:30 | マスコミと民主主義

皇国史観の頂点伊勢神宮違憲参拝後に戦後70年談話を語る安倍首相の不道徳! (2015-01-06 09:33:03 | 靖国神社)

自国民だけでなく国際的に敬意を表される国旗国歌こそ道徳的にふさわしい!血塗られた日の丸の実態!その2 2013-04-28 13:24:23 | 日記

東日本大震災の安倍首相と貞観地震の清和天皇は真逆?

三原じゅん子 1146年前に東北地方を襲った“貞観地震”と“清和天皇  https://www.youtube.com/watch?v=KeKm9kxhpQ0

第十四巻 大地に呪われた天皇  http://www.hazardlab.jp/think/news/detail/1/5/1513.html

八紘一宇って誤解しているのか、意図的なのか、台本読みだったのか!

八紘一宇の意味は「世界を一つの家とする」(朝日)って誰の「家」!

渡部通信~現代の八紘一宇  http://www.labornetjp.org/news/2015/1421851727816sasaki

昭和の軍歌 http://www7.ocn.ne.jp/~gunka/showa.html

平塚の歴史散歩 (平塚の戦跡)  駒形神社の八紘一宇の碑http://www.hirahaku.jp/hakubutsukan_archive/rekisi/00000045/16.html

消された言葉「八紘一宇」 http://jjtaro.cocolog-nifty.com/nippon/2011/01/post-0652.html

北原白秋「海道東征」歌詞・解説・注釈 1940 http://gunka.sakura.ne.jp/words/kaidou.htm

八紘一宇  https://www.youtube.com/watch?v=Z4yTnkGO-ic

八紘一宇の塔  http://ki43.on.coocan.jp/sonota/hakkou/hakkou.html

平和台公園 http://www.gurunet-miyazaki.com/kankouti/kenou/heiwadai/heiwadai.htm

上砥山日吉神社の「八紘一宇」   栗東市上砥山 http://www.city.ritto.shiga.jp/hakubutsukan/sub202.htm

「大東亜共栄圏」「八紘一宇」とは? http://www.jcp.or.jp/faq_box/001/991111_faq.html

八紘一宇の精神 教学局  http://binder.gozaru.jp/76-hakkouitiu.htm 

 

これが偽造・偽装・スリカエ・デタラメ・大ウソ・トリックの典型・象徴だ!

日本建国の理念

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5676/kenkokurinen.htm

神武天皇「即位建都の詔」にみる道義国家日本建国の理念

紀元前660年2月11日(皇紀元年)初代神武天皇が畝傍山の東南、現在の橿原市に都を開かれるにあたり、詔を発せられた。この「即位建都の詔」に、以来連綿として継承される日本国の理念と天皇の御心を伺う事ができよう。
少し、長い記述になりますが是非ともお読みいただければ幸いです。

即位建都の詔(前段)

「夫(それ)大人(ひじり)の制(のり)を立て、義(ことわり)必ず時に従う。苟(いや)しくも民(おおみたから)に利(くぼさ)有らば何んぞ聖造(ひじりのわざ)に妨(たが)わん。且た当(まさ)に山林を披(ひ)き払い宮室(おおみさ)を経営(おさめつく)りて恭みて宝位(たかみくら)にのぞみ、以って元元(おおみたから)を慎むべし。」 (  )内は小生の追記

「大人(ひじり)の制(のり)を立て」とは、正に天照大神から連綿とつづく「神の子」の自覚と、謙遜の徳を表わしている。

「苟(いや)しくも民(おおみたから)に利(くぼさ)有らば」とは、国民の利益になることが大前提と考えであり、「民利政治」の原則を謳っている。天皇政治下の民主政治であり、現代の腐敗した一部特権階級の為にする政治とは根本から異なる。

この神武天皇の御心は歴代の天皇に受け継がれ、「まず、国民を第一義」とされるお心は御読みになった歌やお言葉に垣間見ることができよう。

第16代 仁徳天皇「高き屋にのぼりて見れば煙り立つ 天のかまどは賑わいにけり」

まず、国民がちゃんと食べるものがあるかどうか、ご飯の用意をするかまどの煙にもお心を使われ、そのかまどから立ち昇る煙を見て、ほつと安心をされたのでしょう。

第56代 清和天皇災いは偶然に起きるものではない。みな朕の不徳の致すところからである」

肥後の国熊本地方で起きた洪水に際して、天災さえもご自身の不徳から国民を苦しめたのだと、心より反省なさっている。

第59代 宇多天皇「天をうらまず、人をとがめず、神を責めず、朕が不徳の致すところである。」「国を富ますはただひとつ、体を臣民にあわせるのみである。」

やはり、当時に起きた洪水や疫病の蔓延にお心を痛められての言葉である。自分の考えを国民に押し付けるのではなく、あくまでも国民の立場になって心を合わせなければならないと話されている記録がある。

第122代 明治天皇「罪あらば吾をとがめよ天津神 民はわが身の生みし子なれば」

あまりにも有名な御歌のひとつである。御世は大変な時代の変わりようであり、不幸な出来事も数多く起きた。それらの責任はすべて自分にあるとされるお心である。明治天皇はその在生中になんと93,032首の御歌を詠まれている。一日に実に20首の御歌を詠まれたことになる。それも0才から数えてである。その歌の大半が国民を思い、自らを反省される歌である。それらはいずれ別項で改めて紹介したい。


即位建都の詔(後段)

「上(かみ)は則(すなわ)ち乾霊(あまつかみ)の国を授けたまいし徳(うつくしび)に答え、下(しも)は即ち皇孫(す めみま)の正(ただしき)を養いたまいし心を弘(ひろ)めん。然して後に六合(りくごう)を兼ねて、以って都を開き、八紘(あめがした)を掩(おお)ひて宇(いえ)と為すこと亦可(し)からずや」


「上は則ち乾霊の国」とは、武力で先住民を制圧したのではなく、天の大神より国を委託たれたという謙虚な 気持ちを表わしている。それは「天壌無窮の神勅」によく表われている。

「天壌無窮の神勅」

「豊葦原の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂の国は吾が子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり。宜しく爾皇孫(いましすめみま)、就(い)きて治(し)らせ、さきくませ。宝祚(あまつひつぎ)の隆(さか)えなむこと 天壌(あめつち)と窮(きわま)りなかるべし。」

「下は則ち皇孫の正を養いたまいし心を弘めん。然してのちに」との言葉は、かのイエスキリストが「まず神の国と神の義を求めよ。その余のものは汝らに加えらるべし」と言ったのとまさしく同じである。神の国の正義を自己の中に養い修養して、喜べば喜び事が喜びにくるの原理に従って慶びを積み、心を明るくして神の光を自己に受信しうる波長を心に起こすと、自然に「八紘を掩ひて宇と為す」ことができるのである。まず日本が為すべきことは、「道義国家」の確立であると言っている。

「六合を兼ねて」とは上下四方、十方世界、世界の中心にということであり、

「八紘一宇」とは、四海一家、世界は道義の世界ではひとつということであり、家族であるとのことである。

第122代 明治天皇「四方(よも)の海 皆はらからと思う世に など波風の立ちさわぐらむ」

「八紘一宇」の言葉は、不幸な使い方もされたが、本来の意味は「天に道義があり平和があるように地にもその世界を実現しよう。」というものである。神武天皇の在位期間は記紀によれば76年間、御年137歳となることをもつて存在そのものを否定しようとする考えも一部にはあるが、この建国の詔を素直に受け止めたいものである。(引用ここまで


憲法より上位の日米軍事同盟が国民の人権を制限し民主主義をないがしろにしているのは沖縄に象徴的だ!

2015-03-16 | 憲法
沖縄・原発・TPP・経済・政治を視れば
憲法法体系か、それとも日米軍事同盟法体系か!綱引きだ!
だが、憲法違反の軍事同盟は廃棄できる!
第10条に書いてあるぞ!
 
集団的自衛権とともに安保法体系に呑み込まれる日本〜岩上安身による『検証・法治国家崩壊』著者・吉田敏浩氏インタビュー 2014年7月24日http://iwj.co.jp/wj/open/archives/156320

日本国憲法より上位にある「安保法体系」を協議し官僚機構との月2回の会議で全てを掌握し日本を陰で支配する「日米合同委員会」2014年11月5日http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2392.html

論文「『二つの法体系』の原点と現点 -現行安保条約50年にあたって」http://www.jicl.jp/now/ronbun/backnumber/20131202_01.html

集会・行動案内 TOP
 

砂川事件から安保を告発する http://www17.plala.or.jp/kyodo/news66_3.html

伊達判決56周年記念集会2015年 3月 8日 http://chikyuza.net/archives/51437

日本国憲法は「錦の御旗」だ!であるのに議論されないのは何故か!

日本国憲法 第十章 最高法規

第九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。
第九十八条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
○2  日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。
第九十九条天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
 
 
「平和及び友好の関係、民主主義の諸原則、個人の自由及び法の支配」
全く言葉・口だけだ!
何故マスコミ・政党は口と実際の矛盾を追及しないのか
 
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約

日本国及びアメリカ合衆国は
両国の間に伝統的に存在する平和及び友好の関係を強化し、並びに民主主義の諸原則、個人の自由及び法の支配を擁護することを希望しまた、両国の間の一層緊密な経済的協力を促進し、並びにそれぞれの国における経済的安定及び福祉の条件を助長することを希望し、

国際連合憲章の目的及び原則に対する信念並びにすべての国民及びすべての政府とともに平和のうちに生きようとする願望を再確認両国が国際連合憲章に定める個別的又は集団的自衛の固有の権利を有していることを確認

両国が極東における国際の平和及び安全の維持に共通の関心を有することを考慮し、相互協力及び安全保障条約を締結することを決意し、よつて、次のとおり協定する。

憲法9条の言葉を少し使いながら「慎む」と否定している!

第一条 締約国は、国際連合憲章に定めるところに従い、それぞれが関係することのある国際紛争を平和的手段によつて国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決し、並びにそれぞれの国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎むことを約束する
 締約国は、他の平和愛好国と協同して、国際の平和及び安全を維持する国際連合の任務が一層効果的に遂行されるように国際連合を強化することに努力する。

第二条 締約国は、その自由な諸制度を強化することにより、これらの制度の基礎をなす原則の理解を促進することにより、並びに安定及び福祉の条件を助長することによつて、平和的かつ友好的な国際関係の一層の発展に貢献する。締約国は、その国際経済政策におけるくい違いを除くことに努め、また、両国の間の経済的協力を促進する。

日本国憲法が明記されているのは、この三つだが、形骸化させている!

第三条 締約国は、個別的に及び相互に協力して、継続的かつ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を、憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる。

第四条 締約国は、この条約の実施に関して随時協議し、また、日本国の安全又は極東における国際の平和及び安全に対する脅威が生じたときはいつでも、いずれか一方の締約国の要請により協議する。

第五条 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。

前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従つて直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執つたときは、終止しなければならない。

第八条 この条約は、日本国及びアメリカ合衆国により各自の憲法上の手続に従つて批准されなければならない。この条約は、両国が東京で批准書を交換した日に効力を生ずる。

これが地域協定・日米合同委員会を規定している条文だ!

第六条 日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、アメリカ合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される
 前記の施設及び区域の使用並びに日本国における合衆国軍隊の地位は、千九百五十二年二月二十八日に東京で署名された日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定(改正を含む。)に代わる別個の協定及び合意される他の取極により規律される。
この第10条を使えば、いつでも条約は廃棄できる!
 
第十条 この条約は、日本区域における国際の平和及び安全の維持のため十分な定めをする国際連合の措置が効力を生じたと日本国政府及びアメリカ合衆国政府が認める時まで効力を有する。
 もつとも、この条約が十年間効力を存続した後は、いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意思を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行なわれた後一年で終了する。(引用ここまで)
 
日米軍事同盟を廃棄させるためには何が必要か!
国会の中で軍事同盟廃棄派の議員が多数になること!
国会内で少数でも廃棄を求める国民の運動で廃棄に持ち込む!
 
軍事同盟を廃棄させないために軍事同盟派がやっていることは何か!
国会内で、廃棄派が多数にならないようにすること!
廃棄を求める国民が多数にならないようにすること!
 
そのためにやっていることは何か!
比例制度ではなく、小選挙区制度で多数派になるように仕組む!
国民の意識が廃棄にならないようにマスメディアを使って宣伝する!
 
今必要なことは
軍事優先主義の日米軍事同盟廃棄から
非軍事の憲法を活かす対等平等な日米平和友好条約締結を広めること!

「憲法=日本の法律よりも優先される」日米軍事同盟=安保法体系があることを黙殺するな!

2015-03-16 | 憲法

テレビ・新聞は国家の最高法規・憲法をズタズタにしているガンの実態を暴け!

日本の最悪最低のガンは日米軍事同盟なのに、今やタブーとなっている!

鳩山由紀夫氏:首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体/『それはつまり「日米合同委員会」の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということ』2015/03/14 02:17 http://mizu8882.blog.fc2.com/blog-entry-518.html

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[矢部宏治氏]日本を支配する“憲法より上の法”の正体とは?|転載元:シャンティフーラさんより

転載元:週プレNEWS 2014年12月15日(月)6時0分配信より
「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が
鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!【前編】


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鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が、
日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論


民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!

■首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?

鳩山 正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。

矢部 鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?

鳩山 物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。

矢部 在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?

鳩山 お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない

私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。

矢部 日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです

しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない

鳩山 それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。

矢部 ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山 日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。

矢部 このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?

鳩山 私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない

この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。(転載終了)(引用ここまで
 
日米合同委員会の上位にあるのは日米軍事同盟だ!
これが憲法の上位にあることを暴け!
 
日本を支配する“憲法より上の法”の正体とは? 2014/11/12 18:45 http://mizu8882.blog.fc2.com/blog-entry-141.html
転載元:シャンティフーラさんより
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画像の出典: yahoo.co.jp

[矢部宏治氏]日本を支配する“憲法より上の法”の正体とは?
竹下雅敏氏からの情報です。
 いわば素人が、誰よりも本質を突いた日本支配の構造を指摘しています。要点はここに書かれた日米合同委員会という組織だということのようです。
 非常に重要な政治的な事柄が密約によって決められ、人々がそれを知る術がないということ自体が、違法だと思います。このような連中を排除することが、今後の世界を浄化する一歩だと思います。
(竹下雅敏) 
日本を支配する“憲法より上の法”の正体とは?
転載元より抜粋) 週プレNEWS 14/11/4

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矢部氏が今回発売した単行本には
「憲法の成り立ちの問題点」
「昭和天皇の果たした役割」など、
戦後のディープな話が満載


日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか? 

矢部宏治氏がたどった日本戦後史の「旅」は、想像をはるかに超える広がりを見せながら「憲法」の上にある「もうひとつの法体系」の存在と、それによって支配された「日本社会のB面=本当の姿」をクッキリ浮かび上がらせる。

この国がいまだに「独立国」ですらないという衝撃の事実を、日米間の条約や公文書などの「事実」を足がかりに明らかにする本書は、多くの「普通の日本人」にとって、文字どおり「目からウロコ」の体験をもたらしてくれる一冊だ。

■戦後の日本を本当に支配していたものとは?

まず驚いたのは矢部さんがほんの数年前まで、沖縄の基地問題とも政治とも無縁な、いわゆる「普通の人」だったということです。そんな「普通の人」が日本の戦後史をめぐる「旅」に出たきっかけはなんだったのですか?


矢部宏治(以下、矢部) 直接のきっかけは、やはり民主党による政権交代とその崩壊ですね。

鳩山政権を潰したのは本当は誰だったのか、その答えをどうしても知りたくなった。

沖縄では住民が米軍基地を日常的に撮影している現実があるのですが、当局の判断次第ではそれが違法行為だとして逮捕される可能性もある。

そういう「境界」をずっとたどっていくと、結局、第2次世界大戦後の世界は、軍事力よりもむしろ条約や協定といった「法的な枠組み」によって支配されていることがわかってきた。

具体的な例を挙げましょう、例えば米軍の飛行機は日本の上空をどんな高さで飛んでもいいことになっています。

日米地位協定の実施に伴う「航空特例法」というのがあり、「最低高度」や「制限速度」「飛行禁止区域」などを定めた航空法第六章の43もの条文が米軍機には適用されない! 「米軍機は高度も安全も何も守らずに日本全国の空を飛んでいいことが法律で決まっている」という驚愕(きょうがく)の事実です。要するに日本の空は今でも100%、米軍の占領下にあるのです。

空だけではありません。実は地上も潜在的には100%占領されています。

日米間には1953年に合意した日本国の当局は(略)所在地のいかんを問わず、合衆国の財産について捜索、差し押さえ、または検証を行なう権利を行使しない」という取り決めがあり、それが現在でも有効だからです。

つまり、アメリカ政府の財産がある場所はどこでも一瞬にして治外法権エリアになり得る 

―日本の憲法や法律が及ばない場所が突如、現れる? 

矢部 そこが最大の問題です。いくら条約は守らなければならないと言っても、国民の人権がそのように侵害されていいはずがない。条約は一般の法律よりも強いが、憲法よりは弱い。これが本来の「法治国家」の姿です。

ところが1959年に在日米軍の存在が憲法違反かどうかをめぐって争われた砂川裁判で、最高裁(田中耕太郎・最高裁長官)が「日米安保条約のような高度な政治的問題については、最高裁は憲法判断しない」という、とんでもない判決を出してしまいます。

しかも、この裁判の全プロセスが、実はアメリカ政府の指示と誘導に基づいて進められたことが近年、アメリカの公文書によって明らかになっています。

結局、この「砂川判決」によって、日米安保条約とそれに関する日米間の取り決めが「憲法」にすら優先するという構図が法的に確定してしまった。

この判決以降、「憲法を含む日本の国内法」が「アメリカとの軍事条約」の下に固定化されてしまった。つまり、日本の上空どころか、憲法を含んだ日本の「法体系」そのものがいまだに米軍の支配下にあると言っても過言ではないのです。

■戦後日本を陰で操る日米合同委員会

矢部 ちなみに、安保条約の条文は全部で10ヵ条しかありませんが、その下には在日米軍の法的な特権について定めた日米地位協定がある。さらにその日米地位協定に基づき、在日米軍をどのように運用するかに関して、日本の官僚と米軍が60年以上にわたって、毎月会議(現在は月2回)を行なっています。

これが「日米合同委員会」という名の組織で、いわば日本の「闇の心臓部(ハート・オブ・ダークネス)」。ここで彼らが第2次世界大戦後も維持された米軍の特殊権益について、さまざまな取り決めを結んできたのです。

しかも、この日米合同委員会での合意事項は原則的に非公開で、その一部は議事録にも残らない、いわゆる「密約」です

また、この日米合同委員会のメンバーを経験した法務官僚の多くが、その後、法務省事務次官を経て検事総長に就任しています。つまり、この日米合同委員会が事実上、検事総長のポストを握っていて、その検事総長は米軍の意向に反抗する人間を攻撃し潰していくという構造がある。

―検事総長という重要ポストをこの組織のメンバーが押さえ続けることで、先ほどの話にあった「軍事力ではなく法で支配する」構造が維持されているというわけですね。

矢部 ただし、この仕組みは「アメリカがつくり上げた」というより、「米軍」と「日本の官僚組織」のコラボによって生まれたと言ったほうが正しいと思います。

アメリカといっても決して一枚岩じゃなく、国務省と国防省・米軍の間には常に大きな対立が存在します。

実は国務省(日本でいう外務省)の良識派は、こうした米軍の違法な「占領の継続」にはずっと反対してるんです。当然です。誰が見てもおかしなことをやっているんですから。

考えてみてください。世界でも有数といわれる美しい海岸(辺野古)に、自分たちの税金で外国軍の基地を造ろうとしている。本当にメチャクチャな話ですよ。でも利権を持つ軍部から「イイんだよ。あいつらがそれでイイって言ってるんだから」と言われたら、国務省側は黙るしかない。

―基地問題だけでなく、原発の問題も基本的に同じ構図だと考えればいいのでしょうか?

矢部 こちらも基本的には軍事マターだと考えればいいと思います。日米間に「日米原子力協定」というものがあって、原子力政策については「アメリカ側の了承がないと、日本の意向だけでは絶対にやめられない」ようになっているんです。

しかも、この協定、第十六条三項には、「この協定が停止、終了した後も(ほとんどの条文は)引き続き効力を有する」ということが書いてある。これなんか、もう「不思議の国の協定」というしかない……。

―協定の停止または終了後もその内容が引き続き効力を有するって、スゴイですね。

矢部 で、最悪なのは、震災から1年3ヵ月後に改正された原子力基本法で「原子力利用の安全の確保については、我が国の安全保障に資することを目的として」と、するりと「安全保障」という項目をすべり込ませてきたことです。

なぜ「安全保障」が出てくるかといえば、さっきの「砂川裁判」と同じで安全保障」が入るだけで、もう最高裁は憲法判断できなくなる

■日本がアメリカから独立するためになすべきことは?

―しかも、「安全保障」に関わるとして原発関連の情報が特定秘密保護法の対象になれば、もう誰も原発問題には手が出せなくなると。 

矢部 そういうことです! (転載終了)(引用ここまで

腐れナイチャー⁼非国民・国賊意識で出てきた!辺野古で起こっていることが中国政権はやっていたら?

2015-03-16 | 沖縄

沖縄県民の憲法を活かす運動に悪罵を投げつける安倍政権にレッドカードを!

視点·論点 「"沖縄"からの声(5) 芸能は自立 歌は希望」 - NHKオンライン 2012年10月26日http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/136445.html 

... 腐れナイチャーグワーヤ、ヤマトへケーレ」。腐った日本人は、日本へと帰れという意味です。当時の沖縄にはヤマトンチュ、つまり本土出身者が少なかったので、ヤマトンチュが飲み屋にいるだけで違和感があったのです。(引用ここまで

海保、抗議へ暴言 仲間解放求める船長に「腐れナイチャー」2015年3月5日 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239848-storytopic-271.html

【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴い新基地建設の作業が進む名護市大浦湾で4日、新基地建設に抗議する市民に対し海上保安官の1人が「腐れナイチャーや」と発言し、抗議行動を制止しようとした。拘束された仲間の解放を求める船長らに対して発言した。この日は海上行動で初の救急搬送者を出したほか、強引な確保・拘束も見られ、新基地建設に反対する市民らは「人権侵害だ」と海上保安官の言動を問題視した
 この日は午前9時25分に市民抗議船4隻とカヌー7艇が市瀬嵩の浜を出発。臨時制限区域を示すように設置されている大型浮具(フロート)内で抗議行動を展開した。同10時20分すぎ、スパット台船の組み立て作業の中止を求めている最中、海保による確保が始まった。
その中でカヌーに乗る男性に対し、複数の保安官が海に飛び込み取り押さえようとしたため男性は落水した。助けようとする抗議船の船長らの手を振り払いながら保安官が拘束した。さらに、この行動に抗議の意思を示した市民船に保安官4、5人が一斉に飛び移り、市民男性1人を押し倒しながら確保した。
これら強引な確保に抗議していた別の市民船の船長に対し、保安官の1人が発言した。
発言について第11管区海上保安本部の担当者は「調査しているところで、現時点では把握していない」と回答した。
発言について、沖縄に移り住んで15年余になる船長の相馬由里さん(37)は「県内、県外出身という区別なく、沖縄県民の思いを受け止め、発信したい人が辺野古に集まっている。発言は悲しいことで、撤回してほしい」と述べた。(引用ここまで

海保、抗議へ暴言 仲間解放求める船長に「腐れナイチャー」 https://www.youtube.com/watch?v=BGIEvFKFpSI

琉球新報 市民ら抗議「ボーリング調査やめろ」 辺野古、海上で作業続く2015年3月16日 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-240405-storytopic-271.html

海上での作業の様子が見える通称第3ゲート前で沖合に向かってシュプレヒコールを行う市民ら=16日午前10時40分

【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設の準備が進む名護市辺野古の海上では16日午前、設置されているスパット台船に作業員の姿が確認された。2基のスパット台船と大型クレーン船に設置された掘削機で、計3カ所でボーリング作業を継続しているとみられる。一方、米軍キャンプ・シュワブのゲート前では午前6時、新基地建設に反対する市民らが抗議行動を展開した。その後、海上での作業の様子が見える通称第3ゲートに約60人が移動し、「ボーリング調査やめろ」などとシュプレヒコールをあげた。【琉球新報電子版】(引用ここまで

辺野古新基地:政府の凄まじい自然破壊と民意無視-社説まとめ  2014-08-23 11:05:00

アメリカは独立宣言の理念を沖縄に使え!

日本国民はアメリカ独立宣言を使ってアメリカ政府と国民に訴えよう!

アメリカ合衆国建国の過程 ② ~アメリカ独立戦争とアメリカ独立宣言~http://manapedia.jp/text/777

国王=日米政府に、植民地を沖縄・日本に置き換えるとと何が見えてくるか!

勿論、21世紀の今日は非暴力不服従主義を使うということだ!

独立宣言(1776 年)http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-majordocs-independence.html

べての人間は生まれながらにして平等で あり、その創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられているという こと。

こうした権利を確保するために、人々の間に政府が樹立され、政府は統治される者の合意に基づい て正当な権力を得る。そして、

いかなる形態の政府であれ、政府がこれらの目的に反するようになったと きには、人民には政府を改造または廃止し、新たな政府を樹立し、人民の安全と幸福をもたらす可能性が 最も高いと思われる原理をその基盤とし、人民の安全と幸福をもたらす可能性が最も高いと思われる形の 権力を組織する権利を有するということ、である。

もちろん、長年にわたり樹立されている政府を軽々しい一時的な理由で改造すべきではないことは思慮分別が示す通りである。従って、あらゆる経験が示すように、人類は、慣れ親しんでいる形態を廃止することによって自らの状況を正すよりも、弊害が耐えられ るものである限りは、耐えようとする傾向がある。

しかし、権力の乱用と権利の侵害が、常に同じ目標に 向けて長期にわたって続き、人民を絶対的な専制の下に置こうとする意図が明らかであるときには、その ような政府を捨て去り、自らの将来の安全のために新たな保障の組織を作ることが、人民の権利であり義務である。

これらの植民地が耐え忍んできた苦難は、まさにそうした事態であり、そして今、まさにそのような必要性によって、彼らはこれまでの政府を変えることを迫られているのである。現在の英国王の治世の歴史は、度重なる不正と権利侵害の歴史であり、そのすべてがこれらの諸邦に対する絶対専制の確立を直接の目的としている。このことを例証するために、以下の事実をあえて公正に判断する世界の人々に向けて提示することとする。

国王は公共の利益にとって最も有益かつ必要である法律の承認を拒否してきた。

国王は国王自らの承認が得られるまで執行を保留するとうたわれていない法律の場合は、緊急かつ切 迫した重要性を持つ法律であったとしても、植民地の総督に対し、そのような法律を通過させることを禁 止した。また、保留条項のある法律に関しては、まったく注意を払わず、放置した。

国王は、人民の英国議会における代表権を放棄しなければ、広大な地域の人民のためとなるその他の法 律を通過させることを拒否すると威嚇した。こうした権利は、人民にとって計り知れないほど貴重なもの であり、それを恐れるのは専制君主のみである。

国王は、立法府を疲弊させ、国王の政策に忍従させることを唯一の目的として、定例の会場とは違う不 便な場所、また議会の公文書の保管所から離れた場所で議会を召集した。

国王は、立法府を疲弊させ、国王の政策に忍従させることを唯一の目的として、定例の会場とは違う不便な場所、また議会の公文書の保管所から離れた場所で議会を召集した。

国王は植民地の代議院が国王による人民の権利侵害に対し果敢に断固として反対したという理由で、 各代議院を何度も解散させた。

国王は、そのような解散を行った後、新たに各代議院を選出することを長期にわたって拒否してきた。 それにより、消滅させることのできない立法権の行使は、人民全体に戻されるところとなり、その間、諸邦は外からの侵略および国内の動乱のあらゆる危険にさらされた。

国王は、諸邦への人口増加を防止しようと努めた。その目的のために外国人帰化法を妨げ、この地への 移住を奨励するその他の法律の通過を拒み、新たな土地取得の条件を厳しくした。

国王は、司法権を確立する法律を承認することを拒むことによって、司法の執行を妨げてきた。

国王は、判事の任期およびその給与の額と支払方法を、国王の一存で左右できるようにした。

国王は、おびただしい数の官職を新たに設け、この植民地の住民を困らせ、その財産を消耗させるために、多数の役人を派遣してきた。

国王は、われわれの立法府の同意を得ることなく、平時においてもこの地に常備軍を駐留させている。

国王は、軍隊を、文民統制から独立させ、かつそれよりも優位にたたせるような措置をとってきた。

国王は他者と共謀し、われわれの政体とは相容れない、またわれわれの法律によって認められていない司法権にわれわれを従わせようとしてきた。そして、見せかけの立法行為による以下のような法律を承認してきた――

われわれの間に大規模な軍隊を宿営させる法律。

その軍隊が諸邦の住民に対して殺人を犯すようなことがあった場合でも、見せかけばかりの裁判によって彼らを処罰から免れさせる法律。

われわれの世界各地との貿易を遮断する法律。

われわれの同意なしにわれわれに課税をする法律。

多くの裁判において、陪審による裁判の恩恵を奪う法律。

われわれを偽りの罪で裁くために海を越えて移送する法律。

隣接した王領植民地で英国法の自由な制度を廃止し、そこに専制的な政府を樹立し、しかもその境界を 拡張することによって、その政府を、われわれの植民地に同様の専制統治を導入するための先例とし、ま た格好の手段とする法律。

植民地の設立特許状を剥奪し、われわれの最も貴重な法律を廃止し、われわれの政府の形態を根本的に変える法律。

植民地の立法機関を一時停止させ、いかなる事項においてもわれわれに代わって英国議会が立法を行う 権限を与えられていると宣言する法律。

国王は、われわれを国王による保護の対象外であると宣言し、われわれに対し戦争を仕掛けることによって、植民地での統治権を放棄した。

国王は、われわれの領海で略奪行為を行い、沿岸地域を蹂躙し、町を焼き払い、人民の命を奪った。

国王は最も野蛮な時代にもほとんど例を見ない、およそ文明国家の長として全くふさわしくない残忍 さと背信行為の数々で、すでに始められている死と荒廃と専制の事業を完遂するために、現に外国人傭兵の大軍を輸送している。

国王は、公海で捕虜となったわれわれの同胞に、祖国に対して武器を取らせ、友人・兄弟に対する処刑人になるよう、あるいは自らの手で自ら命を落とすよう、強要してきた。

国王は、われわれの間に内乱を引き起こそうと扇動し、また、年齢・性別・身分を問わない無差別の破 壊を戦いの規則とすることで知られる、情け容赦のない野蛮なインディアンを、辺境地帯の住人に対して けしかけようとした。

こうした弾圧のあらゆる段階で、われわれは最も謙虚な言辞で是正を嘆願してきた。われわれの度重なる 嘆願に対しては、度重なる権利侵害で応えたに過ぎない。このように、専制君主の定義となり得る行為を特徴とする人格を持つ君主は、自由な人民の統治者として不適任である。

またわれわれは英国の同胞たちに対しても注意を怠ってきたわけではない。われわれは、彼らの議会が われわれに対してまで不当な権限を押し広げようとする企てについて、折に触れて彼らに注意を促してきた。また、われわれがこの地へ移住し入植した状況を、彼らに改めて思い起こさせてきた。彼らの生来の 遵法精神と寛大さに訴えるとともに、相互の結びつきと親交が必ずや断ち切られることとなるこうした国王の権利の侵害を認めないよう、われわれの血縁的なきずなをとおして訴えてきた。しかし彼ら英国の同胞も、正義の声と血縁の訴えに耳を貸そうとしてはいない。従ってわれわれは、分離を宣言する必要性を 認めざるを得ず、彼らに対して、他のすべての人々と同様、戦時においては敵、平和時においては友とみなさざるを得ない。

従ってわれわれアメリカ連合諸邦の代表は、大陸会議に参集し、われわれの意図が公正であることを、 世界の最高の審判者に対して訴え、これらの植民地の善良な人民の名において、そしてその権威において、 以下のことを厳粛に公表し宣言する。すなわち―これらの連合した植民地は自由な独立した国家であり、 そうあるべき当然の権利を有する。これらの植民地は英国王に対するあらゆる忠誠の義務から完全に解放され、これらの植民地と英国との政治的な関係はすべて解消され、また解消されるべきである。そして自由で独立した国家として、戦争を始め、講和を締結し、同盟を結び、通商を確立し、その他独立国家が当然の権利として実施できるすべての行為を実施する完全な権限を有する―と。そして、われわれは、この宣言を支持するために、神の摂理による保護を強く信じ、われわれの生命、財産、および神聖な名誉をかけて相互に誓う。(引用ここまで

 

 


「9条の会」が「護憲」から「憲法活かす使う会」へと、その「錦の御旗」の色とデザインを変える時だ!

2015-03-16 | 憲法を暮らしに活かす

受身の「護憲」論から

憲法の精神である「不断の努力」の具体化へと発展させる時がきた!

憲法活かす国づくりの本格的国民的議論を!

安倍式憲法否定か、現行憲法活かすか!争点はここにあり!

 

 

「9条の会」は「9条の精神を広める」「『戦争する国』づくりを許さない」ためにはいろいろなやり方があることは当然です。しかし、それらの土台には全国津々浦々で、すなわち国の政治の全て分野で、自治体の仕事の全ての施策において、企業や学校において「憲法を活かす・使う」ということが徹底されることが必要不可欠です。マスメディアにおいても、この視点で記事が書かれる必要があると思います。これは何も特異なことではなく、当たり前のことです。国家の最高法規だからです。

しかし、この視点は、「9条の会」の記事を視ていると極めて弱いように思います。受身です。「護憲」だからです。「憲法を護る」のではなく「憲法を活かす・使う」のではないでしょうか。

「戦争は嫌だ」という国民感情は、そのままでは力にはなりません。何故か。それは戦前でも、このような感情はあったあからです。それは「弾除け祈願」「千人針」を視れば明らかです。元々は「好戦」感情ではなく「厭戦」感情が大勢です。こうした国民感情に依拠してが圧倒的多数の国民を「非戦・反戦」の支持へと発展していくためには、そもそも憲法とは、神棚・仏壇において「神仏祈願」することではなく、国民の「不断の努力」をもって活かすこと、使うこと、そしてそれを国家に使わせることです。

このことが「錦の御旗」となるようにすることではないでしょうか。