愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

安倍首相の身勝手を証明する記事はたくさんあるのに、政権に居座ることができるのは手ぬるいからだ!

2015-03-18 | マスコミと民主主義

夜な夜な会食して協力してきたマスコミ関係者は恥を知れ!

安倍首相の思い上がりを斬れ!

つづきです。新聞・テレビも、「なめられた」ものです。国会の場で、安倍首相に、ここまで言われてしまったのです。ま、自ら進んでなめられに行ったのです。権力欲でしょうか。自分たちで安倍首相を操っていると錯覚しているのか、政治をリードしているという思い上がりでしょうか。

安倍首相×民主・細野氏詳報 表現の自由、憲法改正でバトル 2015.3.12 20:14更新 http://www.sankei.com/politics/news/150312/plt1503120054-n1.html

「もしかしたら私の論調が、私に対して議論を挑むと論破されることを恐れたのかもしれない。こんなように思うわけだが、当然そこで議論しあえばいいだけの話ですよ」
「相手側(番組のキャスターら)も私の指摘に対して『そんなことはありませんよ』と反論すればいいだけの話じゃないんですか? 当然そうでしょ。反論できないわけじゃないですよ」
「私の考え方に反論があれば、そこで反論すればいいんですよ」
「番組の人たちは、それぐらいで萎縮してしまう。そんな人たちなんですか? 情けないですね、それは。極めて情けない。別にみんな萎縮しているわけではなくて」
「テレビ番組で反論をする権利もあるんですから。そこで反論すればいいじゃないですか。そこで反論しなかったということは申し上げておきたい」
「民主党にもそういう案があるんであれば、出されたらいい。批判は自由ですよ」(引用ここまで

安倍首相が言う「批判は自由」というのが大きなウソであることは、以下を視れば明らかです。

安倍晋三首相と民主党の細野豪志幹事長、フェイスブックで非難合戦 http://tamutamu2011.kuronowish.com/fbgassenn.htm

【自民党大会】安倍首相「夜明け迎えた日本を確かなものに」 安保では「無責任な批判にはたじろがない」2015.3.8 11:38更新 http://www.sankei.com/politics/news/150308/plt1503080009-n1.html
…安全保障法制の整備をめぐっては「自民党は平和な暮らしを守る大きな責任があり、切れ目のない安全保障を進める。戦争に巻き込まれるとか徴兵制が始まるとの無責任は批判にはたじろがず、やるべきことはき然とやり遂げてきた。これからも積極的平和主義の旗を掲げ、日本の領土、領空、領海は断固として守り抜く」と訴えた。
地方創生や東日本大震災からの復興の加速化を進めることも約束し、最後に「自民党はこの2年で日本人の気持ちを『諦め』から『希望』に変え、2020年の東京五輪という目標を持つ日本に変えることができた」と力説。「統一地方選に勝ち抜き、たそがれから新しい夜明けを迎えた日本を確かなものにしていこう」と力強く訴え、万雷の拍手を受けた。(引用ここまで)

原発汚染水垂れ流しにコメントすらせず、成果を宣伝させる安倍首相とマスコミに大喝!(2015-03-01 18:56:16 | ゲンパツ)http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/5070142cf945c377599597ec675515be

辻本議員と安倍首相のバトルで見えてきた安倍首相の身勝手国民切り捨て思想と思考回路!2015-02-21 12:23:05 | 中東)http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/49f25a604f73d6aa81a4bc3dadbadfc0
「辻元さんみたいな批判の仕方もあるかもしれない。しかし、そういう批判にいちいち反応するつもりはない。今後ともしっかりと心身ともに健康を保っていきたい」
おとしめようという努力は認める」と辻元氏を皮肉った上で、諭すように“矜恃”を語り始めた。
一生懸命、おとしめようという努力は認める。しかし、はっきり申し上げて日本は脅しにあっても安全な国だ。われわれの政権ができて500万人観光客が増えた。日本は安全な国だから来てくれている。まるで日本が危険な国であるかのようなことをあなたはおっしゃった。とんでもないことだ
「私が公邸にいるときも相当の量の警備の方々がいる。私は感謝している。ゴルフをやっているときも警備をやっていただく。『申し訳ないな』と思っている。しかし、私に求められているのは心身ともに健康を保って、大切なときに判断を間違わないことだ。温泉に行かなければよいということではない。そこを間違えてはいけない」(引用ここまで

安倍首相に「言論の自由」あるか 「TV報道を批判」めぐり論戦 2015/3/14 15:21
http://www.j-cast.com/2015/03/14230365.html?ly=cm

首相の「言論の自由」論争広がる…民主・岡田氏「首相の憲法観が出た。メディアは萎縮してる」 枝野氏「報道関係は普通の国民…」2015.3.13 16:49更新 http://www.sankei.com/politics/news/150313/plt1503130023-n1.html
民主党の岡田克也代表は13日の記者会見で、安倍晋三首相がテレビ番組でVTRのコメントに反論したことを「言論の自由」と説明していることについて「なんで俺の自由にならないんだと怒ったとしか思えない」と批判した。
首相は昨年11月18日の衆院解散当日、TBS番組に出演し、街頭インタビューでアベノミクスに批判的な声が多く扱われたことに「おかしいじゃないか」と注文をつけた。12日の衆院予算委員会では民主党の細野豪志政調会長と論争となり、反論は「言論の自由だ」と強調した。
岡田氏は「首相の憲法観がよく出た発言だった。憲法は権力者をしばることが一番重要な役割だ。最大の権力者は首相だ」と主張。その上で「『オレは憲法上保障された言論の自由があるんだからしばられないんだ』というのは、やっぱり憲法観が根本的に間違っている」と批判した。
岡田氏は「首相だからといって何も言えないということではない」とも語った。番組の編集については「国民の8割ぐらいは景気回復の実感がないと確か言っているはずだ。決して偏った取り上げ方もしていない」と擁護した。
一方、岡田氏は「安倍政権になってメディアは完全に萎縮している」とも強調。「よほど気をつけないと、『これが第一歩だった』ということになりかねない問題だとの危機感をもって野党もしっかりしないといけない」と語った。
枝野幸男幹事長も13日、記者団に「首相の持っている権力の重さを理解していない」と首相を批判した。
枝野氏は「報道関係の皆さんも間違いなく権力を持っていない普通の国民だ。そういう皆さんに(首相の発言が)どういう威嚇的効果があるのかを常に謙虚に受け止めていなければならない」と述べた。
12日の衆院予算委の首相と細野氏のやり取りについて、朝日新聞は13日付朝刊で「安倍氏『それくらいで萎縮、情けない』」との見出しを掲げ、首相が報道に圧力をかけているイメージで報じた。ただ、「選挙前に報道は正しくしてもらいたい」「日本はちゃんと言論の自由は確保されている」などという首相の発言は紹介しなかった。(引用ここまで

実は安倍首相を擁護する記事があふれている!

沖縄の民意に敵対する安倍首相を追及した赤嶺議員のニュースを探したら!マスコミ退廃浮き彫り!2015-01-31 23:06:10 | 沖縄http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/700eef510e5fa754a96d56ab120e8c3b

赤旗 どこが「沖縄の負担軽減」か 飛び交うオスプレイ、強襲揚陸艦接岸答えられず/参院予算委 山下書記局長が質問

赤旗 論戦ハイライト/辺野古新基地 「殴り込み」部隊の出撃拠点に 痛みは移さず取り除け/山下書記局長の基本的質疑 参院予算委

安倍晋三首相、「ZERO」村尾信尚キャスターの質問を無視 イヤホンを外して話し続ける(全文)投稿日: 2014年12月15日 16時06分 JST   更新: 2014年12月15日 16時53分 JST http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/15/abe-vs-murao-news-zero-election2014_n_6325114.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

安倍首相、集団的自衛権「見解の相違」と切り捨てる 2014/08/10 http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2014/08/post-0bba.html

ここまで言って置きながら、実際に時々の扱いは甘い!

だから、つけあげる!

マスコミは、子どもの、衣服の「仕付け」と同じにやれ!

そのものさしは、憲法だぞ!

毎日新聞社説:首相の「捏造」発言 冷静さを欠いている 2014年11月02日 02時30分(最終更新 11月02日 13時55分)http://mainichi.jp/opinion/news/20141102k0000m070111000c.html 
一国の首相の口からこんな発言が軽々しく飛び出すことに驚く。      
安倍晋三首相が朝日新聞を名指しして、その報道を「捏造(ねつぞう)だ」と国会の場で断じた。だが、捏造とは事実の誤認ではなく、ありもしない事実を、あるかのようにつくり上げることを指す。果たして今回の報道がそれに当たるかどうか、首相は頭を冷やして考え直した方がいい
経過はこうだ。首相は先月29日昼、側近議員らと食事した。終了後、出席者の一人が報道陣に対し、首相はその席で政治資金問題に関し「(与野党ともに)『撃ち方やめ』になればいい」と語った、と説明した。これを受け、朝日のみならず毎日、読売、産経、日経など報道各社が、その発言を翌日朝刊で報じた。
ところが首相は30、31両日の国会答弁で朝日の記事だけを指して「私は言っていない。火がないところに火をおこすのは捏造だ」などと批判し続けた。一方、当初、報道陣に首相発言を説明した出席者はその後、「発言者は私だった。私が『これで撃ち方やめですね』と発言し、首相は『そうだね』と同意しただけだ」と修正した。つまり発端は側近らのミスだったということになる。
首相は「発言を本人に確かめるのは当然」と言う。その通りである。ただし現在、首相と担当記者との質疑の場は実際には首相側の都合で時折設定されているに過ぎない。首相がそう言うのなら、小泉純一郎首相時代のように1日2度、定期的にインタビューの場を設けてはどうか。
首相はかねて朝日新聞を「敵」だと見なしているようで、今回の記事も「最初に批判ありきだ」と言いたいようだ。「安倍政権を倒すことを社是としていると、かつて朝日の主筆がしゃべったということだ」とも国会で発言している。だが、朝日側はその事実はないと否定しており、首相がどれだけ裏付けを取って語っているかも不明である。
あるいは慰安婦報道や東京電力福島第1原発事故の「吉田調書」報道問題で揺れる朝日を、「捏造」との言葉で批判すれば拍手してくれる人が多いと考えているのだろうか。
 いずれにしても今回、報道に至る経過を首相が精査したうえで語っているようには見えない。「私は語っていない」と報道各社に修正を求めれば済む話だったと考える。
従来、批判に耳を傾けるより、相手を攻撃することに力を注ぎがちな首相だ。特に最近は政治とカネの問題が収束せず、いら立っているようでもある。しかし、ムキになって報道批判をしている首相を見ていると、これで内政、外交のさまざまな課題に対し、冷静な判断ができるだろうかと心配になるほどだ。引用ここまで

「みんなのNHK」から「安倍政権のNHK」へメディアへの政治権力の介入〜元NHKプロデューサー・永田浩三氏に岩上安身が聞く 2014/10/22 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/188812


他人の意見に耳を傾けず自分の言い分を表現の自由とスリカエる安倍首相の身勝手を放置できる日本の民主主義

2015-03-18 | マスコミと民主主義

安倍首相の言動を徹底して批判しないテレビ・新聞が安倍首相を増幅させる

安倍首相の身勝手が増幅されてきました。「政治とカネ」問題の「不祥事」が起こっても、「知らなかった」「返金した」ので「全く問題ない」としてきりぬけようとしています。安倍政権の目玉商品ならぬ目玉政策である「教育再生」の中心的政策である「道徳教育」を「再生」しようとしている下村文科大臣に至っては、自分の主張を「訂正」はしてはいるものの、居直りを続けて、その座に居座り続けているのです。

もはや、この政権に対しては「何を言ってしょうがない」と思わせる作戦に出ているかのようです。それはテレビが徹底して追及をしていないからです。テレビのワイドショーが、第一次政権の時とは違って完全に「安倍抜き」に徹しているからです。ここに、安倍政権の身勝手を助長する最大の原因があります。

そこで、今度は、国会で問題にされたTBSの報道を巡って安倍首相が、その「公平さ」を「表現の自由」と批判している問題を取り上げた民主党とのやり取りについて検証してみたいと思います。

事の始まりは、以下の記事に詳しくあります。

安倍首相 TBS番組への注文・テレビ局への「公正報道」通達は「言論の自由だ」と報道の自由は一顧だにせず。2015年03月04日 23:57 宮武嶺http://blogos.com/article/107060/
安倍首相は本当に憲法や人権規定のことを全然わかっていないんだなあと言う答弁が、また国会でありました。…問題にされているのは、安倍首相がTBSの番組で番組の編集権に関わるような発言をして、その直後に与党自民党がテレビ局各局に選挙報道の「公正中立」を要請したことなのです。基本的人権、なかでも「言論の自由」=表現の自由のような自由権は、「国家からの自由」と言われ、国家権力からの干渉を受けない自由であることをその本質とします。
つまり、何を言うのも「そんなことを言ってはならない」などと国家から妨げられないし、言った後も国家から「変なことを言ったな」と干渉されたり自由を意味します。
再度言いますが、安倍氏個人にも表現の自由は当然保障され、彼が言おうとしていることや言ったことに国家権力が干渉することは出来ません。
しかし、問題は、内閣総理大臣である安倍首相は国家権力の頂点におり、自民党は政権党であってこれもまた国家権力の中枢に位置を占めていることなのです。
彼らがテレビ局にこのような報道をしろと「意見」を言ったり、「要請」したりすることが、テレビ局の報道の自由、ひいては国民の「知る権利」を侵害する危険性があるから問題にされているのです。
たとえば、安倍氏が個人として信教の自由があり靖国神社に参拝する自由はあっても、内閣総理大臣として靖国神社に公式参拝すれば政教分離違反とであって憲法違反になるのです。彼は個人としての安倍晋三であるのと同時に、国家権力の最も重要な担い手でもアルのですから。
それなのに、「僕にも言論の自由があるんだから、何を言ってもいいんだもんねえ!」というのは、安倍首相が自分の立場をわかっていないこと、個人と権力の担い手であることの区別が全くついておらず、自分の言動を抑制しなければならないのを全く認識していないことを示しており、私はあらためて日本の現状と将来を思って安全とせざるを得ませんでした。(引用ここまで

この間、安倍首相らが、「個人」を強調して、大臣=国家機関としてあるまじき人権侵害・憲法違反を行ってきたことをスリカエて、正当化してきことは、この記事にもあるように、周知の事実です。

このことは、例えば、公務員が、その「地位を利用して」選挙活動を行うことは、「個人の自由」ということをいうことはできないことは当然のことです。しかし、安倍首相ら自民党などは、「地位を利用して」を曖昧にして、公務員の「個人の思想信条の自由」を制限してきました。「地位利用」と「個人の自由」を意図的に曖昧にして混同させてスリカエてきたのです。このことは、憲法「改正」問題にあたって、公務員の政治活動を制限しようとしていること、公民館などが、「中立」を口実に、集会の自由などを制限している事件が各地に起こっていることを視れば明らかです。

そうしておいて、自分たちは、その「地位を利用」して、「個人の自由」を口実に、憲法違反を堂々を行ってきたのです。このことを新聞・テレビは曖昧にしてきました。こんな権力に都合の良いことはありません。これではソ連・中国・北朝鮮と同じと言われても仕方ありません。しかし、新聞・テレビは、このことも曖昧にしているのです。

さて、今回の報道の自由に係る権力者の報道への容喙問題です。安倍首相は、自分を正当化するために、以下のようなことを言っています。

産経 安倍首相×民主・細野氏詳報 表現の自由、憲法改正でバトル 2015.3.12 20:14更新 http://www.sankei.com/politics/news/150312/plt1503120054-n1.html
首相「まず私は、これを裏で言った話ではなくて、細野さんもごらんになることができる。テレビの前で、いわば国民の声として、さまざまな街の声が紹介された。その中で、実体経済として、先ほど就職の内定率の話をした。名目賃金については間違いなく良くなっている。そういうことについて反映されていないではないかと言うのは当然のことだと思うし、相手側(番組のキャスターら)も私の指摘に対して『そんなことはありませんよ』と反論すればいいだけの話じゃないんですか? 当然そうでしょ。反論できないわけじゃないですよ」
「もしかしたら私の論調が、私に対して議論を挑むと論破されることを恐れたのかもしれない。こんなように思うわけだが、当然そこで議論しあえばいいだけの話ですよ。わざわざ予算委員会で、そんな表現の自由とか、報道の自由とかというところから議論するような話ではなくて、まさに番組において私は『そう思いますよ』ということを述べた。そう述べる私も含めて、国民の皆さまが判断できるわけですよ。選挙において」
「先般もご質問をいただいた。そのときのパネルの写真に私は文句をつけた。ああやってイメージをつくられたら、党としては、まじめに選挙運動をやっている人たちに、それは失礼ではないかという思いから。こういうものはちゃんとやりましょうよ。当然、いろんな声があることは私は承知してますよ。まだまだ景気回復の実感が持てないという方がたくさんいるということは実感しているが、実際にマクロの数値としては良くなっているし、中小企業においても6割の企業が賃上げを行っている中においては『そういう声が全く反映されていませんね』と言うのは当然じゃありませんか。『そうではありませんよ』という反論を、テレビ番組で反論をする権利もあるんですから。そこで反論すればいいじゃないですか。そこで反論しなかったということは申し上げておきたい」

首相「全くそれは認識の間違いだと思います。選挙を前にしていて報道は正しくしてもらいたいという考え方がある。まじめにやっていただきたい。その中で、例えば、私が当該番組の関係者に電話して、なんかクレームをつけるのとは違うんですから。その場に出ていて、国民の皆さまの前で『私はこう考えます』と述べている。それをですね、圧力と考える人なんて、私、世の中にいないと思いますよ(失笑)」
「番組の人たちは、それぐらいで萎縮してしまう。そんな人たちなんですか? 情けないですね、それは。極めて情けない。別にみんな萎縮しているわけではなくて、例えば夜、夕刊紙でも買ってくださいよ(失笑)。なんて書いてありますか。見事に日本では言論の自由は守られているんですよ。いま海外からも傍聴席に来ておられるので、誤解を与えてはいけない。日本はちゃんと言論の自由は確保されているんですよ。そこで私は議論して、私の考え方に反論があれば、そこで反論すればいいんですよ。その後も私はテレビに出たときに、あのときのことを例として挙げられ、私は当該テレビのアナウンサーから非難された。それは当然非難してもいいですよ。当然、報道の自由ですし、言論の自由。そういう議論を行えばいいのであって、それそのものが全くおかしいというのは、そういう考え方自体が何かレッテル貼りを一生懸命試みておられるなあと感じた次第です」(引用ここまで

どうでしょうか。安倍首相の頭の中は、「選挙を前にしていて報道は正しくしてもらいたいという考え方がある。まじめにやっていただきたい」という「考え方」があるのです。だからこそ、「ああやってイメージをつくられたら、党としては、まじめに選挙運動をやっている人たちに、それは失礼ではないかという思い」があるのですが、このことは「自分は正しい」、マスコミは「正しく」ない「報道」をしているという「思い」があることが浮き彫りになりました。

恐るべき思い込み、悪巧み・スリカエです。だから、マスコミによって悪い「イメージをつくられ」るという「思い」があるということことが大前提になっているのです。権力者として批判にさらされることは当然のことです。しかし、安倍首相の頭の中は、自分は正しいという思い上がりと同時に被害者意識に覆われているのです。

「私は当該テレビのアナウンサーから非難された」という言葉にその「思い」が浮き彫りになります。だから安倍首相は「そういう考え方自体が何かレッテル貼りを一生懸命試みておられるなあと感じた次第です」と安倍首相特異な表現となるのです。

こうした稚拙な思考回路で政権運営が行われているのです。全くケシカラン話です。しかし、その稚拙さは、同時に「●●に刃物」「窮鼠猫を食む」と言うことを象徴していると同時に、安倍首相の思考回路の根っこの部分に、どんな思想があるか、そのことを検証しておく必要があることを強調しておかなければなりません。それは、安倍首相が「個人の自由」を掲げながら、その身勝手さを正当化するための口実に使っていることを確認しておく必要があるということです。子どもの我がままと同じレベルです。いや、子どもに悪い!

このことは、安倍首相に、憲法に明記された人権思想に基づく国民の権利を擁護する資格があるかどうか、その点から始めなければ、いつもの安倍首相の「土俵」で議論することになることを、まず指摘しておかなければなりません。特定秘密保護法に観るように安倍首相の思想は明白です。

口では「報道の自由ですし、言論の自由。そういう議論を行えばいい」と言いながら、批判を「非難」「レッテル貼り」と決めつけ、「表現の自由」を盾に相手を攻撃するのです。こうした思考回路は、自民党の憲法改悪改憲案を視れば一目瞭然です。

自民党の憲法改悪改憲案にみる人権抑圧思想!

https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf
国民の責務
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力により、保持されなければならない。国民は、これを濫用してはならず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない
人としての尊重等
第十三条 全て国民は、人として尊重される。生命、自由及び幸福求に対する国民の権利については、公益及び公の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大限に尊重されなければならない。

(最高法規)の部分で

現行憲法の以下の条文は自民党の改悪案では全部削除されている!

九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。 (引用ここまで

自民党の憲法改悪改憲案は大日本帝国憲法が土台!

第22条 日本臣民ハ法律ノ範囲内ニ於テ居住及移転ノ自由ヲ有ス
第28条 日本臣民ハ安寧秩序ヲ妨ケス及臣民タルノ義務ニ背カサル限ニ於テ信教ノ自由ヲ有ス
第29条 日本臣民ハ法律ノ範囲内ニ於テ言論著作印行集会及結社ノ自由ヲ有ス
第30条 日本臣民ハ相当ノ敬礼ヲ守リ別ニ定ムル所ノ規程ニ従ヒ請願ヲ為スコトヲ得(引用ここまで

治安維持法その歴史的役割http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%B6%AD%E6%8C%81%E6%B3%95

安倍首相をはじめ自民党の「言論の自由」「報道の自由」というものは、「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」という思想があります。 このことは大日本帝国憲法の「法律ノ範囲内ニ於テ」「安寧秩序ヲ妨ケス及臣民タルノ義務ニ背カサル限ニ於テ」国民の「自由」を容認するという思想のことです。戦前侵略戦争を正当化する安倍首相派の思想を視れば、戦前の国家の最高法規であった大日本帝国憲法を視れば一目瞭然です。

巷間言われていることは、「権利を主張する前に義務を果たせ!」論です。他人の、国民の人権、権利を擁護し発展させるための「国家」の責務は黙殺です。国民も権利を擁護し拡大していく責務・責任・義務があることは黙殺です。天皇主権から国民主権へと発展させたことの意味などは自覚していません。

もう一つは、自分の政策に対する思い上がりです。この報道の時の最大の争点は総選挙は「アベノミクス成長戦略の評価だ」と自分から言って解散・総選挙を仕掛けたのでした。だから、国民がどのように受け止めているか、そのことを安倍首相が報道から学ぶことは当然のことでした。しかし、アベノミクスに対する国民の「反応」に対して「公平さ」に疑義ありと、「クレーム」をつけたのです。謙虚さに欠ける発言をしたのです。

安倍首相がTBSにクレームをつけた国民の反応は、

安倍首相自身が国会で認めたぞ!

しかし、この時の発言が間違っていたことは、その時とその後の事態によって検証されてしまっているのです。安倍首相自身が消費税増税によって運賃改善ができなかったことを国会で認めたのです。ということは、あのTBSの報道時の判断は間違っていたということです。そのことはいっさい不問です。マスコミもこのことを黙殺しています。「萎縮」でしょうか?いや応援団になっているのです。だから、あのような身勝手なことを言ってのけるのです。

しかし、安倍首相の思考回路からは、同じ人物であるとはとても言えない発言が飛び出しているのです。前原・小川両氏に対する発言と細野氏との論争は全く別物として発言しているのです。全くメチャクチャです。安倍首相の思考回路は。テレビも新聞も、この安倍首相の思考回路のメチャクチャぶりを指摘すべきです。しかしダンマリです。ここに安倍首相に対する無批判、応援団ぶりが浮き彫りになるのです。安倍首相の身勝手さが増幅・拡散・助長されている構図が、ここに浮き彫りになります。

テレビ・新聞は安倍首相の言動の一つひとつを徹底的に検証しろ!

だから、今必要なことは、安倍首相も語っているように、安倍首相の「理論」について、徹底した批判が必要不可欠です。戦前の過ちを繰り返さないために、テレビ・新聞は、安倍首相の言動について、徹底した批判を展開することが必要不可欠なのです。

「私の考え方に反論があれば、そこで反論すればいいんですよ」「番組の人たちは、それぐらいで萎縮してしまう。そんな人たちなんですか? 情けないですね、それは。極めて情けない」と言っているのです。このことを徹底してやれば良いのです。このことをやらなければ、後の祭りですね。しかし、「自粛」ではなく、徹底してやれば、あっという間に退陣せざるを得なくなるでしょう。このことこそが、日本の民主主義のためでもあるし、国民生活の改善のためでもあるのです。


消費税増税が国民生活圧迫した事実を認めた安倍首相なのに徹底的に批判しないテレビ・新聞!

2015-03-18 | アベノミクス

共産党が批判したのではなく増税三兄弟の民主党が批判ししているのに!

前原質問は面白かった!だが、

 質問にまともに答えない安倍首相浮き彫りなのに!

新聞・テレビは消費税増税の政策判断の誤りを批判せず!

これが安倍首相のデタラメを象徴するやり取りだ!何故徹底して批判しないか!

「消費税を除いた実質賃金は8カ月連続でプラス」って

「増税は間違いでした」って言ってるぞ!だが、このことを問題にしていない!

「実質賃金が昨年4月の消費増税前からマイナスに転じた」のは「日銀の大規模金融緩和による物価上昇が実質賃金を押し下げているのではないか」と詰められると、安倍首相は、そのことにまともに答えず、「今年は消費税の引き上げなく、実質賃金は上がっていく」とアベノミクスの重要な「矢」であると「自負」している「大規模金融緩和」政策に問題があるのではないということを言うために、「物価上昇が賃金上昇に先行するため政労使で賃上げに向けた取り組みを進めている」と「言い訳」を吐くのです。

しかも、これには重大な政策判断の誤りを自らが認めたのです。「平均賃金は下がっている現象がある」と認めたのです。しかも、その原因は「消費税を除いた実質賃金は8カ月連続でプラスになっている」と強弁することで、「平均賃金が下がっている現象」の原因は消費税増税にあると認めたのです。トリックも甚だしい限りです。こうしたスリカエは安倍首相の得意技です。特異な思考回路、異常です。何故、こうした思考回路を徹底して批判しないのでしょうか。

このことを徹底して批判していけば、安倍首相の頭の中のつぎはぎだらけの思考回路が暴露され、そのメチャクチャぶりが明らかになり、あっという間に退陣を余儀なくされることは第一次政権の時を視れば一目瞭然です。しかし、このメチャクチャ思考回路を暴かないのです。テレビが安倍政権温存に加担しています。それはコロコロ政権が変わるのは国際的に考えると良くないという思想が根底にあるからでしょう。しかし、そのことが、安倍首相の身勝手を拡散・助長させているのです。しかも、逆に世界に「恥」を晒しているのです。更に言えば、国民を悲劇へ連れ出していくことを意味しているのです。

以下ご覧ください。

ロイター 消費税除いた実質賃金は8カ月連続プラス=安倍首相 2015年 03月 13日 10:50 JSThttp://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0M904W20150313

[東京 13日 ロイター] - 安倍晋三首相は13日午前の衆院予算委員会で、平均賃金は下がっている現象があるが消費税を除いた実質賃金は8カ月連続でプラスになっていると述べた。前原誠司委員(民主)の質問に対する答弁。前原委員は実質賃金が昨年4月の消費増税前からマイナスに転じた点を指摘し、日銀の大規模金融緩和による物価上昇が実質賃金を押し下げているのではないかと質問。安倍首相物価上昇が賃金上昇に先行するため政労使で賃上げに向けた取り組みを進めている」と回答。「今年は消費税の引き上げなく、実質賃金は上がっていく」との見通しを示した。安倍首相は民主党政権の経済成長率が高かったのは「麻生太郎政権の経済対策の効果」と指摘した。(竹本能文)(引用ここまで
 
前原質疑における安倍首相は参議院でも証明された!
今度は安倍首相の「不確信」を以下のように曝け出した!
「プラスになっていく可能性は十分にあると期待している」と!
出来なかったことの「言い訳」を予測した言い回しになっている!

NHK 賃金は消費税含め4月にプラスの可能性  3月16日 12時26分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150316/k10010017001000.html

賃金は消費税含め4月にプラスの可能性
 
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国会は、参議院予算委員会で、16日から新年度・平成27年度予算案の実質的な審議が始まり、安倍総理大臣は、賃金の上昇は消費増税分を含めた物価の上昇に追いついていないものの、ことし4月にはプラスになる可能性があるという認識を示しました。
この中で、民主党の羽田参議院幹事長は、「残念ながら、『政治とカネの問題』を問いたださなければならない。総理大臣や大臣は大変、大きな権限と権力を与えられている。総理大臣または各閣僚は在任期間中、企業や団体からの献金は受けないといったことを早速、スタートすべきだ」と指摘しました。
これに対し、安倍総理大臣は、「安倍内閣においては、各閣僚は政治資金について、法にのっとって、適正に対処していると考えている。大臣規範もしっかりと順守されており、改正は現在のところ必要ないと考えている」と述べました。
小川元法務大臣は、安倍政権の経済政策について、「安倍総理大臣は総雇用者所得が『上がっている』と言う。消費税を除けば上がっているという数字が出るかもしれないが、国民は消費税を負担しており、実質総雇用者所得は下がっている。『消費税を抜けば』ということばをつけて修飾して上がっているようにごまかしている」と批判しました。
これに対し、安倍総理大臣は、「全く間違っている。私たちが進めている政策によって、物価安定目標は毎年、上がっていくが、これにはしっかりと賃金が追いついていく必要があり、追いついていかないようであれば、私たちの政策は根本から考え直さないといけない。しかし、残念ながら消費税の増税分には追いついていないのは事実だ」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は、総雇用者所得で消費税を除いた分でもマイナスかプラスかをみるのは極めて重要で、私たちの政策によってプラスになっているのは事実だ。ことしの4月は消費税率が上がらず、ことしと昨年を比べてプラスになっていく可能性は十分にあると期待している」と述べました。
また、小川氏は、NHKの籾井会長に対し、「自分のゴルフで、完全な私用なのにハイヤー代をNHKに払わせていたそうだがどうなのか」と質問しました。
これに対し、籾井会長は、「1月2日にプライベートでゴルフに行く予定があり、去年の暮れに秘書に対して、公用車ではなく、ハイヤーの配車を依頼して、代金は自分で払うことを伝えていた。私のところに代金の請求があり、金額が分かった時点で、全額を支払った。私が支払ったのは3月9日だ」と述べました。
さらに、小川氏が、「NHKがハイヤー代金を支払ったことがあるのか」と質問したのに対し、籾井会長は、「監査委員会が調査しており、その結果を見ていただきたい。本来は私個人に請求が来てもいいのだが、NHKで使っているハイヤー会社を使ったので、会社の中で使っている一部として、私の分も入っていた。そういう意味において、秘書室経由で払った」と述べました。(引用ここまで)
 
フジテレビ系(FNN)参院予算委 安倍首相、賃金は「4月には前年比でプラスの可能性」3月16日(月)21時8分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150316-00000307-fnn-pol
 
参議院の予算委員会は、16日から、2015年度予算案の審議が始まり、安倍政権の経済政策などについて議論が行われた。安倍首相は、賃金の上昇が、消費税増税分を含めた物価上昇に追いついていないが、4月には、2014年と比べてプラスになる可能性があるとの見通しを示した。
民主党の小川敏夫参院議員は「勤労者の実質賃金が、ことしの1月までの19カ月間、実質的に下がっているんです。やはり、アベノミクスは破綻して、国民の生活を苦しめている。そういう結果が出ているんじゃないですか」と述べた。
安倍首相はことしの4月には、消費税3%引き上げた影響が剥落(はくらく)をいたしまして、ことしと昨年の比較になってまいりますから。われわれは、プラスになっていく可能性があると考えております」と述べた。
委員会で、民主党の小川参議院議員は、国民は消費税を負担しており、実質総雇用者所得は下がっているとして、安倍政権の経済政策を批判した。
これに対し、安倍首相は「総雇用者所得において、消費税を除いた分で、プラスになってるのは事実だ」と強調したうえで、2015年4月は、2014年と比べて「プラスになっていく可能性は十分にある」と述べた。
また、政治とカネの問題を受け、民主党の羽田参議院幹事長は、閣僚が任期中に、企業や団体からの献金を受け取らないようにすべきだと主張した。
民主党の羽田参院幹事長は「総理と各閣僚はですね、在任期間中、この時は、企業や団体からの献金は受けないと。早速、総理がスタートすべきだ」と述べた。
安倍首相は、「安倍内閣におきましては、各閣僚は政治資金について、法にのっとり、適正に対処していると考えている。大臣規範についても、しっかりと順守されており、その改正については、現在のところ必要ない」と述べ、政治資金規正法や大臣規範の改正は、現時点では必要ないとの考えを示した。最終更新:3月16日(月)21時8分(引用ここまで
 
 ところで、マスコミは消費税増税の時、安倍首相が語ったことを忘れるな!
 
官邸 安倍内閣総理大臣記者会見 平成25年10月1日http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/1001kaiken.html
最後の最後まで考え抜きました。足元の日本経済はどうか。次元の違う三本の矢の効果で回復の兆しを見せています。2期連続で3%以上のプラス成長有効求人倍率も0.95まで回復しました。生産も消費も、そしてようやく設備投資も持ち直してきています。15年間にわたるデフレマインドによってもたらされた日本経済の縮みマインドは変化しつつある。であれば、大胆な経済対策を果断に実行し、この景気回復のチャンスをさらに確実なものにすることにより、経済再生と財政健全化は両立し得る。これが熟慮した上での私の結論です。…
今般とりまとめた経済政策パッケージは、目先の経済を押し上げるだけの一過性の対策ではありません。社会保障の充実や安定などのためにお願いする負担を緩和しながら、同時に将来にわたって投資を促進し、賃金を上昇させ、雇用を拡大する。まさに未来への投資です。企業収益の増加が賃金上昇、雇用拡大につながり、消費を押し上げることを通じて、さらなる企業収益につながっていく、経済の好循環をつくるための投資を進めます。
研究開発を促し、設備投資を後押しして、未来の成長と雇用につなげます。事業再編を促して、企業体質を変え、新たなベンチャーの起業を応援することで、持続的な活力を生み出します。実効税率が国際的に高い水準にある我が国の法人税、我が国の持続的な成長に向けて、国際競争に打ち勝ち、世界から日本に投資を呼び込むためには、法人税について真剣に検討を進めねばなりません。さらに、収益を賃金として従業員に還元する企業には税制で支援します。政労使の連携も深めながら、成長の成果を若者や女性を含めて、雇用拡大、そして賃金上昇につなげていきます
 加えて、足元の経済成長を賃金上昇につなげることを前提に、復興特別法人税の1年前倒しでの廃止について検討いたします。もちろん、25兆円の復興財源を確保することは大前提です。同時に、所得の低い方々に対して1人1万円の給付を行います。住宅については、住宅ローン減税の大幅拡充、給付措置の創設を行い、消費税引上げによる負担を軽減することも決定いたしました。
消費税率の引上げによって、東日本大震災の復旧・復興に支障が生じることはあってはなりません。新たな経済対策の中で、復旧・復興の加速に取り組むとともに、被災者の住宅再建に係る給付措置を創設します。これらの給付措置を含む新たな経済対策を12月上旬に策定します。その規模は5兆円規模とします。
消費税の円滑・適正な転嫁も大変重要な課題です。政府一体となって、強力に転嫁対策を実行していきます。世界に冠たる我が国の皆年金・皆保険制度、これを次世代にしっかりと引き渡してまいります。少子化対策、そして女性が輝くための対策は、我が国の未来のため、喫緊の課題です。待機児童の解消をしっかりと実行してまいります。そのための一体改革です。消費税で安定した財源を確保し、社会保障を維持・強化してまいります。
消費税収は、社会保障にしか使いません。当然、歳出の無駄は不断に削減していきます。あわせて、国の信任を維持してまいります。海外や市場からの信頼が損なわれれば、日本経済と国民生活に深刻な影響が出ます。そのような事態を招くわけにはいきません。基礎的財政収支の赤字を2015年度に半減し、2020年度に黒字化するという目標に向けて、大きな一歩を踏み出します。
増税をしながら、他方で経済対策を実施することは、批判があるかもしれません。しかし、増税をせずに経済再生だけを優先すれば、将来の社会保障の安定と財政再建に疑問符がつくことになってしまいます。持続的ではありません。他方で、経済対策をせずに増税だけを優先すれば、景気は腰折れしてしまうリスクが極めて高い。これも持続的ではないのです
経済の再生と財政健全化、この2つを同時に達成するほかに、私たちには道はありません。本日決定した経済政策パッケージは、そのためのベストシナリオである、私はそう確信をしています。…消費税の3%引上げと、そのもとでも経済を力強く成長させる経済対策を、同時に、そして果断に実行してまいります。(引用ここまで
 
胸を張って消費税増税を決定した安倍首相が国会で何を言ったか!
 
その経済政策の破たんを認めたのに、テレビも新聞も大騒ぎしない!
 
マンネリも甚だしい!安倍首相がつけあがるのは当然だな!
 
安倍政権が国会で論破される!安倍首相「消費税を抜けばプラス。所得は増える」http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5877.html
 
消費税増税が与えた影響は無尽蔵だ!
マスコミが増税の理不尽性を問題にしないのは増税容認派だからだ!
 
赤旗 消費税増税11カ月 値上げ連続 凍える消費/家庭は節約で対抗するが… [2015.3.1]
 
総務省発表の15年1月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は28万9847円、物価変動の影響を除く実質で前年同月比5・1%の減少でした。10カ月連続のマイナスです。

 庶民は財布のひもをますます固く締め、日本経済は冷え込み続けています。

表:3月以降の主な食品の値上げ
 
 
 
赤旗 主張/消費税再増税/中止・断念こそ世論に応える [2014.11.13]
 
赤旗 自公民 「増税3兄弟」/責任逃れに躍起/“先送り” 国民だまされぬ [2014.11.19]

赤旗 実質賃金15カ月連続減/アベノミクスで貧困・格差拡大 [2014.11.19

主張/「アベノミクス」/経済失政を認めぬ首相の詭弁 [2014.11.20]

安倍経済失政 地方紙が批判/家計は四苦八苦 ■ 企業や富裕層を富ませる一方で下層に浸透せず [2014.11.21]