強がり?無知?無恥?
いずれにしても歴史を都合よく偽造・修正する
身勝手わがまま思想浮き彫り!
こんな政治家に権力を委任することの間違いを
改めて立証したな!
一刻も早く退陣させるために知恵をだすべきだ!
安倍首相、安保法制に自信 2015/06/15-19:32 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015061500761
安倍晋三首相は15日の自民党役員会で、審議中の安全保障関連法案について、「国連平和維持活動(PKO)法案(審議)のときも『自衛隊の海外派遣はなし崩しに解釈改憲に踏み切る自殺行為だ』という社説もあったが、今は評価されているので、自信を持ってやっていきたい」と述べ、今国会での成立を目指す考えを改めて示した。(引用ここまで)
愛国者の邪論の検証
訊く耳は持たないことを宣言した安倍首相!
「私は独裁者です!」と宣言した安倍首相!
自由民主党は、その名前を返上すべきです。改めて強調しておきます。9条を、それこそ、ギリギリのところで解釈改憲、捻じ曲げてきたことが、現在の集団的自衛権行使容認という憲法本体を否定するところにまで来ていることを、憲法9条を否定しようとしている安倍首相には想定もできなし、しないことが、ここでも浮き彫りになったのです。
自主憲法制定を党是としている自由民主党にしてみれば、当然の言ですから、仕方ありません。しかし、このことは「自由」「民主」という日本語を掲げて政党を結成していることの自己否定であることを「自由民主」党は、またその支持者は自覚しなければなりません。
そもそも、そのような安倍首相が憲法9条を持つ国として行っているPKO活動が評価されていることなど、その思考回路に入り込む余地など微塵もないことが、ここでも証明されました。自由民主党は自らが掲げてきた集団的自衛権行使は憲法違反という思想と言葉そのものを自己否定するために、ありとあらゆる詭弁を弄していることなど、全く気付いていません。もはや裸の王様ならぬ、自由と人権、民主主義、法の支配に敵対する存在に陥っていることすら自覚できないほど退廃腐敗、劣化しているのです。
安倍首相は、この間の共産党の志位和夫委員長との論戦で、その歴史観、国際法観、戦争認識論、憲法観、人間観などの問題点が暴露されましたが、反省もしていません!国会・国民を貶める不当はヤジを飛ばしておきながら反省もしていません。自衛隊の最高指揮官として隊員の命と安全、人生をを握っているにもかかわらず、デタラメな答弁を繰り返してきましたが、その思想の誤りも悉く実証されてしまいました。しかし、反省も改善する能力も持ち合わせていません。
それは、安倍首相の社会的存在にあるということを強調しておかなければなりません。安倍首相の日常生活は、戦後日米関係によって日本が繁栄し、平和であったこと、自分の日常はちっとも困ったことなどなく、何でも手に入れることができる、旨いモノも食べることができるし、着たいモノは身に纏うことができるし、楽しいことをやりたいときは、いつでもいかなる時でもできるし、誰も諌めるモノなどない、そのような日常生活があります。そうしてそのような日常生活を送ることができるのも、彼の生い立ちと成育歴に、そして安倍首相を批判しない、できない取り巻き連中、そしてマスコミにあります。
庶民の貧困と、それを起因とする犯罪や自殺、東日本大震災で、未だ故郷に帰れない国民がたくさんいるのに、更に関連死がなくなっていないにもかかわらず、夜な夜な豪遊を重ねている日常が判っているのです。そうした諸事実があるにもかかわらず、マスコミは、それらの事実を関連させて、権力者を追及しないのです。むしろ媚びを売っている!そのご相伴にあずかって、あたかも、自らの報道で国の政治を動かしているかのような錯覚・妄想に冒されているのです。
ここに、国民の、そして日本国の最大の不幸があります。このままでは、あの戦前の再来となることは明らかです。しかし、日本国民は、あの惨禍を繰り返してはならないという憲法を戴いているのです。同じ轍は踏まない!そこが核心です。
そのためには、安倍首相の言動を逐一チェックして、批判にさらしていくことです。如何に国民と敵対してるか!道理に合っていないのか!、道徳に反しているか!そのことを検証し実証していくことです。
産経 【党首討論 安倍VS岡田(5)完】安倍首相「戦争に巻き込まれる論は60年安保でも言われたが、その間違いは歴史が証明してる」2015.5.20 18:11更新 http://www.sankei.com/politics/news/150520/plt1505200036-n1.html
安倍首相「いわば機雷の除去というのは何回も説明してきているところだ。そこで、巻き込まれるかどうか、もう時間がまいりましたので最後に簡潔に申し上げると、巻き込まれるかどうか、日本の意志に反して、日本が戦闘活動に巻き込まれていくということは当然ないのは当たり前のことでありまして、わが国の存立が脅かされない限り、われわれは武力行使はしないし、後方支援活動においても戦闘現場になれば、ただちにこれは撤収していくわけだから、この巻き込まれ論というのはありえない。この巻き込まれ論というのは、かつて1960年の安保条約改定時にもいわれたわけだ」
「それが間違っていたことは、もう歴史が証明しているわけであり、われわれはあくまでも日本人の命と平和な暮らしを守るために全力をつくしていきたい。このように思う。皆さんも真摯に議論をしていただきたいと思います。終わります」(引用ここまで)
愛国者の邪論の検証
歴史修正偽造の安倍首相を退陣させるたたかいは
戦前70年・戦後70年・今後70年を問うたたかいだ!
軍事学の常識もないことが、ここでも浮き彫りになります!安倍首相は、自らが正当化する大東亜戦争で、どのような戦闘が行われていたか、全く無知です。正当化することだけは知っていても、その中で、皇軍兵士がどのような戦闘の中で、殺し、殺される場面に遭遇していたか!など、全くカンケーネーねぇ~!ということが、この質疑と「兵站・後方支援」論で浮き彫りになりました。
そもそも、日本がABCDに包囲されるようになったのは援蒋ルートという後方支援ルート、いわば兵站を叩くため、重慶という後方支援地域を孤立させ、分断させるために、南進論を採用していったのです。北部仏印、南部仏印、そしてインパール作戦などは、兵站と後方を叩くためでした。
もう一つは、アメリカの戦略爆撃、その一つとしてのヒロシマ・ナガサキも、日本の言い方で言えば「銃後」、戦争用語で言えば、「兵站」「後方」と言っても良いのですが、ここに攻撃を加えてきたアメリカ、しかも非戦闘員を殺害したジェノサイド方式の核兵器の投下!これについては、天皇制政府も天皇の戦争責任の免罪とリンクさせて、アメリカ政府に抗議をしたほどです。
そのような兵站と後方に攻撃を仕掛けるのが総力戦体制下の戦争であることすら、安倍首相の頭の中にはないのです。こうした軍事知識しかもっていない最高指揮官の下で、命令によって動かされる自衛官は、可哀想です。いや、そのようなレベルの話ではありません!戦前の「玉砕戦法」と同じ「犬死」思想があるのです。安倍首相の頭の中は、あの「一銭五厘」思想、「鴻毛より軽い」自衛官しかいないのです。
それは、「死の商人」の代理人として、地球儀を俯瞰する外交に、誰を伴って行ったか!あの原発被害に反省することなく原発商売に狂奔している姿を視れば、自衛官の命や家族の心配などは、想定すらできない思考回路の持主であることは明らかです。
安倍首相は「かつて1960年の安保条約改定時にもいわれた」「巻き込まれ論」が「間違っていたことは、もう歴史が証明している」と嘯いていますが、集団的自衛権の行使としてベトナム戦争に参戦した韓国を視れば、安倍首相の誤りは明らかです。また産経などが強調している韓国兵のベトナムにおける蛮行、国際法に違反し、人道に悖る行いを視れば明らかです。そのような違法な戦争に参戦しなかった、いやできなかったのは、巻き込まれなかったのは、憲法9条があったからです。
こうした基本的な事実を黙殺して、日米軍事同盟が戦後の日本の平和と繁栄を築いてきたなどという妄想に駆られている安倍首相には、歴史を直視するなどという思考回路は微塵御有りません。更に言えば、60年安保を批准強行した祖父岸信介を正当化する思考回路しかないありません。
このような思考回路は、祖父岸信介を正当化することを原点として、軸として組み立てられているのです。ここに危険な思想と行動の根拠があります。だからこそ、国民と敵対するのです。
以上安倍首相の言動を踏まえるならば、このたたかいは、単に安保法制を廃案にするなどというものではなく、戦前70年、戦後70年、今後70年を問うたたかいだということです。このことについては、すでに記事にしてきましたので、ご覧ください。