安倍政権が今国会で成立を目指す新たな安全保障法制に反対する集会が20日、甲府駅北口よっちゃばれ広場であった。県弁護士会の主催で、弁護士や労働組合の関係者など約1千人(主催者発表)が参加した。

集会で「解釈と法律で事実上の改憲をすることは、民主主義国家の存在を脅かす暴挙。戦争参加を進める憲法違反のあらゆる立法と政策に反対する」とするアピールを採択。県弁護士会の関本喜文会長は「平和、人権、民主主義が破壊されようとしている。憲法、立憲主義の危機に今こそ行動しよう」と呼びかけた。

民主、共産、社民の各党の県内組織の代表もマイクを握り、「集団的自衛権に反対」「憲法9条を守ろう」などと訴えた。参加者は集会後、「安保法制は憲法違反だ」などとシュプレヒコールをあげながら甲府市中心街を約30分間、パレードした。(引用ここまで