憲法平和主義を持つ国の首相として
朝鮮半島の
非核化・非戦化などの戦略は想定すらしていない!
「妄想」と「でっち上げ」の「事態」論浮き彫りに!
軍事学のイロハは全く想定すらなし!
軍事の土台に政治・経済・文化があることも想定外!
これぞ「消極的平和主義」の真骨頂浮き彫りに!
頭の中は「危機」観と「脅威」論しかなし!
頭の中は積極的対米追随主義と侵略主義しかなし!
スポーツの世界では
チームはこんな監督では絶対に勝てない!
こんな監督(首相)はクビだな!常識だろう!
安倍首相の答弁を読んで、改めて、この首相の頭の中は、幼児の遊びの世界の頭のまま大きくなってしまって、たまたま首相になってしまったんだな、と思いました!それは「他にいない」という「内閣の支持率」の「理由」の中にみることができるからです。
しかし、この安倍晋三氏を選んだのは選挙区民であり、総裁にしたのは自民党員であり、自民党と公明党などの国会議員であることは明らかです。その自民党と公明党の議員を選んだのは、それぞれの支持者であることも、また明らかです。そして、これほど、オカシイ人物を首相に据えているのは、「世論」であることも、また事実です。
だからこそ、主権者である国民が、こんなデタラメな、大ウソつきの首相を、一刻も早く退場させるために、行動していただくことを訴えたいと思って、記事を書いているのです。
安倍首相の頭の中は、「危機」感と「脅威」論しか存在していないことが判ります。それは、本当は、同でもよいことです。何故ならば、安倍首相の頭の中にあるのは、憲法9条の、国際紛争を解決する手段として、「国家による戦争・武力行使・武力による威嚇は永久に放棄」した「歯止め」「壁」が邪魔だけなのです。これを何としても取り除きたい!これだけです。
だから、この「目的」のためには「手段を選ばない」作戦に出ているのです。いや、それだけではありません。今や、そのような局面に追い込まれているのです。だからこそ、メチャクチャなことを平気で言えるのです。安倍首相は、その点で、周りは全く見えていません!だからこそ、「場当たり」「その場しのぎ」の答弁しかないのです。安倍首相にとっては、他人がどう思っていようが、関係ありません!自分が納得していれば、そんなのカンケーねぇ!ってところの境地に入ってしまっています。
落ち目になっている「世論」に起死回生の手を打っているつもりでも、悉く裏目に出ています。それが「世論調査」にも浮き彫りになってきています。これだけ、テレビが、安倍首相の言動を好意的に報道し、応援しているのに、それでも「世論」の風は冷たく、強く吹いてきているのです。だからこそ、焦って焦って、抽象的な言葉を並べて情緒に訴えているのです。
もう一つは、テレビ・新聞への圧力です。それから、テレビを利用した国会におけるパフォーマンスです。昨日の「暴力」発言と維新へのリップサービス、橋下氏との夜な夜な会食会談などを視れば、薄氷を踏む思いでいることでしょう。やることなすこと、裏目裏目なのですから!
何故、このようなことになるか!それは安倍首相自身に責任があります!
「万が一」「例えば」論で憲法を空洞化し否定する手口!
一つ強調しておきます。北朝鮮政府が、安倍首相の「仮定の話」「例え」話のような暴挙に出ることなど、あり得るでしょうか!あり得ません!それは安倍首相が「万が一」と言っていることに示されています。
しかも「例えば」と断っていることにも、問題アリです。野党議員が「例えば」と言って質問する時は、必ず「例えばの話は答えられない」と、答弁を拒否していることを視れば、身勝手さが浮き彫りになります。自分は「例えば」のあり得ない話を並べて集団的自衛権行使と自衛隊の海外派兵と武力行使を正当化しているのですから、安倍首相の拒否の思考回路を使えば、安保法制案そのものが成り立たないことは明らかです。
軍事常識をわきまえない安倍式
「兵站安全」論と「存立危機事態」論の矛盾浮き彫り!
こんな非常識人間が自衛隊の最高指揮官とは!
次に指摘しておきます。昨日の志位氏との質疑です。兵站と後方支援は武力行使と一体のものであり戦闘地域に組み込まれるのは軍事常識ですが、安倍首相は、一貫して、口では認めていません。「国際法上の概念ではなく憲法上の概念」などと訳の分からぬことを口走りスリカエています。デタラメの極地です。何故か。
自衛隊が戦争・戦闘をしている部隊の兵站・後方支援をして、物資や弾薬など糧秣を運搬するのは安全地域までだなどと言っているのですが、それが通用するとした場合でも、矛盾しています。それは、実際に戦闘している部隊乃至当該国が安全地帯まで糧秣を受け取りに来なければ、安倍首相の言い分は成り立ちません!
しかし、実際に、そんな都合の良いことが、国際社会で許されるでしょうか?恐らく非難囂々でしょう。自分だけ安全のところにいるのです。このことは、「日本周辺でミサイルの警戒に当たっているアメリカ軍のイージス艦などが攻撃された場合が『存立危機事態』に当たるとの考えを示したうえで、『これを助けなくて良いのか』と改めて集団的自衛権の必要性を強調」したことと大きく矛盾しています。
更に言えば、戦国時代の戦争ならば、ままあり得ることかも知れませんが、近代戦争においては、「兵站」を叩くことは常識中の常識です。日本が行った重慶爆撃やインパール作戦などの諸作戦に然り!日本では「銃後」と言っていた日本本土の「都市」へのアメリカの空襲に然り!アメリカは都市空襲を日本の工場や都市は「兵站」であり「武器を造っている」として正当化しました。まさに「兵站」だったからこそ、攻撃してきたのです。これは戦争の歴史を視れば明らかです。
安倍首相は「歴史認識は後世の史家が判断すること」などと言って、侵略戦争を正当化しているからこそ、その戦争から何も学んでいないことが、ここでも浮き彫りになるのです。
過去の政府答弁すら詳らかに読んでいない!
イヤ、まともに応えるとウソがバレルからだ!
最後に強調しなければならないのは、自民党の高村副総裁が、かつて国会で集団的自衛権行使は違憲だと答弁していたことを追及された時の言い訳です。これはあり得ない発言です。何故か!
高村副総裁は外務大臣として、内閣を代表して発言している言葉ですから、安倍首相が把握していないはずはありません。しかも、この集団的自衛権違憲論は内閣の確固たる発言だったのです。だからこそ、これを変えようとして、執拗に質問もしてきた、その中心的人物が安倍晋三議員だったはずです。
これは、例の「ポツダム宣言詳らかに読んでいません」発言を踏まえたもの言いだと思いますが、この時と同じように、安倍首相は、自分にとって都合の悪い質問については、この手の言い訳とスリカエ・ゴマカシを駆使するのです。これが安倍式不誠実手口というものです。
安倍首相のデタラメ・スリカエを国民の前に徹底的に晒す!
こうした一つひとつの言動に対して、マスコミ、政党が突っ込みを入れて、そのデタラメさを暴露していく必要があります。
国民の前に晒す!
これしかありません!これで「退場世論」を大きく全国浦々から巻き起こしていくことです。そのことが安保法制を阻止することにもなるのです。政権を交代させることにもなるのです。
安倍首相の策略は、「平行線」を維持して、時間を稼ぎ、採決に持ち込むつもりです。その間に維新の「対案」が出たところで、受け入れていくことも想定しているのかも知れません!それを橋下氏との夜な夜な会食で「合意」したのかもしれません!
橋下氏の民主党攻撃と言う野党分断作戦、維新の対案批判は、維新内の民主党派への攻撃をいう構図かも知れません!これもマスコミを使った世論誘導策略作戦です。
「武力攻撃切迫事態」と「存立危機事態」の区別も問題に
TBS 18日15:15
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2520181.html
TBS 衆院予算委集中審議、安保法案めぐり論戦 18日11:31 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2520162.html
国会では衆議院予算委員会の集中審議が開かれ、安全保障法制をめぐる議論が行なわれています。
憲法審査会で憲法学者3人から憲法違反と指摘される中、安倍総理は、政治家としての責任を強調し、安全保障関連法案の必要性を訴えました。
「私たちはこの国際状況の中において、必要な自衛の措置とは何か、国民の安全を守るために突き詰めて考える、その責任があるんです。国際情勢にも目をつぶってその責任を放棄して、従来の解釈に固執をするというのは、まさに政治家としての責任の放棄なんです」(安倍首相)
安倍総理はこのように述べ、集団的自衛権の行使を認める今回の安全保障関連法案の必要性を改めて強調しました。
また、民主党の玉木議員は、今回の安保法制で与党協議の座長を務めた自民党の高村副総裁が、かつて国会で、「集団的自衛権を認めないという解釈をとってきたのに、必要だからといってぱっと変えてしまうのは問題があると言わざるを得ない」と述べていたことについて質問しました。
それに対し安倍総理は、「一部を取り出してどうだと聞かれても不正確になるおそれもある」とした上で、「日米がしっかりと強力な絆のもとで日本人を守らなければならないという状況が出てきている中で、何が可能か、この問いかけに私たちは答えていく必要がある」と述べ、繰り返しその必要性を訴えましたが、議論は平行線をたどっています。(引用ここまで)