もこもことした絨毯のような彼岸花には秋の訪れの、大急ぎが見られます。
たった1輪苔を背にして、蕊には落ち葉のお友達が招かれているのは、「曼珠沙華」という呼び名が似合いそうです。
裏に回りますと、聖徳太子御手植えと言われている、不老長寿の桜の木の周りを囲むように
今咲く花と、砂州へと咲く花の蕾が、林立するかのように広場にいっぱいです。
咲き乱れるようなコスモスの根元に、遠慮がちな彼岸花は、愛らしいです。
今宵は、十五夜です。
お月見団子を朝のうちに買ってきました。
ススキと萩の花を今年も頂きました。
ススキと萩は、すぐに濡れ縁に出した机の上に飾りました。
この頃には太陽がまだ顔を出していました。
夕方お月見団子を、お供えしました。
待っていたお月さまは、時々雲の中からそっと覗いているような十五夜となりました。
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