カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

お早う!鞍馬の天狗さん

2005年08月31日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
鞍馬の駅前で大きな天狗の出迎えに先ず驚く。
緑の木々をバックにして真っ赤な顔に長~~い鼻。
山から下りてのお出迎えと思うと面白い。「お早う!鞍馬天狗さん」





叡山電車終点、鞍馬駅。
小さい駅舎にも、歓迎の気持ちを見つける。
こんなことが、交通機関を利用する楽しみである。




駅舎の中の壁面には、天狗の面が二つ。お面についての知識はないが、小さくて黒いのは、何天狗かしら?




天井から吊り下げられているのは、大きな松明だ。
鞍馬の火祭りをテレビで見た時の事が目に浮かぶ。この、大きい松明に火が灯されて鞍馬の山を彩るのだ。
「大きいなぁ!どれ位の重さなんだろう・・・」
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涼を求めて 鞍馬に向かう

2005年08月30日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
京都叡山電車で、出町柳から鞍馬に向かった。
住宅の家並を抜けて山に差し掛かると、樹木のトンネルを潜って行くようで、次第に登坂になる。
貴船口の手前の二ノ瀬で、下り電車との対向待ちで暫くの停車があった。
彼方の森の中から顔を出した電車は二輌の可愛い電車である。ゆっくりと近づく。以前鞍馬に来たのはバスであったから、この電車は初めてである。展望車両で、座席が窓に向かっているのが大いに気に入った。全車両がそうでないらしいが、この日はラッキーだったといえる。緑に包まれながらの鞍馬への、暫くの時間が楽しい。



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「ハイジ」に登場した温泉 その3

2005年08月29日 | ▼ 思い出綴り
橋の欄干にも、プランタに植えられた花があり、町は美しい
 
ハイジの村マインフェルトから西2kmのライン川左岸に、バート・ラガーツ温泉保養地がある。
スイスに来て温泉とは有難かった。
ツアーの説明に水着持参とあったので、ホテルのプールでの泳ぎのためくらいに考えていた。

バートラガッツ温泉、水着をつけ男女混浴

「アルプスの少女ハイジ」では、クララが療養する「ラガッツ温泉」として登場する。

150年の歴史を誇る高級温泉保養地として有名だそうである。
日本の温泉のイメージとは全く違う。
日本で言うならば温水プールそのものである。
水着を着けた男女が、楽しそうに泳いでいる。豊かな水は温泉なのである。暖かくて気持ちが良い。
外国旅行であることを忘れて、泳いだものだ。

お話の中で、クララが療養したこともすっかり忘れていた。

 思い出綴り、スイスの旅「ハイジ」は扉を閉じたい。
       いつかの機会に、ぶらっと、他の場所も紐解いてみたい。

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ハイジの村 マイエンフェルト その2

2005年08月28日 | ▼ 思い出綴り
壁画のある建物は、まるでその時代がそこにあるようだ。
ヨハンナ・シュピーリの名作「アルプスの少女ハイジ」と出会ったのは、ごく小さい頃の絵本だったような気がする。

それ以後童話を読み、子供たちとアニメを見、テレビで見、自分の中にこの物語の世界が心の奥底の映像に、いつも映し出されるような親しみがあった。



道路に面して建っている家は、道を歩む人への最大のサービスであるし、町そのものが、芸術作品のような繊細な美しさがある。


1880年に発表されたこの物語の町がそのまま今に伝わって、ここを歩んでいると、山を降りて来たハイジや、おじいさんと、街角で出会いそうな気がする。




アルプスの少女ハイジの作者、ヨハンナ・シュピーリが、好んで散歩した道があると添乗員さんが、話してくれた。
彼女は、その道を歩きながら、ハイジの物語の構想を練ったと言われている。

ひょっとしたら、こんな道ではなかったのだろうかと・・・

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ハイジの村に その1

2005年08月27日 | ▼ 思い出綴り
アウトバーンを走るバスの中から見た、スイスアルプスの麓の村 台風11号が関東地方を暴風雨を伴って通り過ぎた、この台風が海上で発生した頃に、ヨーロッパでの、大水害のニュースが放映されていた。ヘリコプターで救出される観光客の様子を見たのは、スイスのグリンデルワルトと説明されていた。
スイスの旅のアルバムに貼ってある地図を見ると、ユングフロウや、メンヒ、アイガーの高い山々のある北東部に位置していた。ここには行かなかったが、アルバムを開いた機会に、スイスの思い出を辿ってみた。
スキャンした写真がそれを手繰る糸である。



ウインターロッフェルの村、初夏の風の中で、すぐ後ろの山はまだ深い雪に覆われていた。
ここ、マイエンフェルトは、オーストリアとリヒテンシュタイン公国に隣接するスイスでは最も東に位置する所であるが、ハイジや、羊使いのベーターの本当の故郷である。


ハイジの泉


ハイジの村、マイエンフェルトには、山を下りたハイジとおじいさんが住んだといわれる、ハイジの家(現在は個人の家では入れない)があったり、森の小道からは、ヤギ使いのペーターが住んだという山小屋など見ることが出来る。



1953年に、シュタイク通りの傍らに、ハイジを記念して造られた「ハイジの泉」がある。これは、もっと大きくてこんこんと湧く泉を連想していたが、少々期待はずれであった。

もっと時間があれば、アルムじいさんの小屋(標高1111m)や、ペーター少年の家(標高843m)にハイキングしたかった。
「アルプスの少女ハイジ」がまるで、現実のように親しまれる村全体が、本当に美しい風景の中にあった。

写真は、スキャンしてから、トリミングしたり、傾きを直したり、・・・
デジカメなどもっていない8年前の旅であった。

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