

晴天の下だとこんなにはっきりとした紫色には、撮れないだろうなぁと思う。
光の取入れがなかなかうまくいかない自分を知っているから。
ムラサキシキブの実であると分かってはいたが、「季節の花300」ではどのように書かれているのだろうと、興味を持ったので開いてみた。
『・山野などに生える。
都会では、植物園以外ではあまり見かけない。
・紫色の実の清楚な美しさを、平安美女の「紫式部」
(西暦1000年頃の人)にたとえた。
また、紫色の実をびっしりつけることから「紫重実、
紫敷き実(むらさきしきみ)」と呼ばれていたものが、
いつのころからか源氏物語の作者・紫式部を連想させて
「紫式部」となっていったとの説がある。
・よく似た「小紫」は、紫式部を小さくしたものなので
この名前になった。
紫式部 → やや大型(背が高い)。実も大きめ。
実は比較的バラバラにつける。
小紫 → やや小型(背が低い)。実も小さめ。
実は枝に沿ってかたまるようにつける。
・11月5日の誕生花(紫式部)
・花言葉は「上品」(紫式部)
・別名「実紫(みむらさき)」 』
このように書かれていた。
ここで気になったのは、私が「紫式部」だと思っていたのは、「小紫」なのではないかということだった。
今日友達の家の玄関先で雨にぬれていた紫色の実は、果たしてどちらなのだろう。

なるほど1枚の葉っぱの回りに子供が沢山くっついている。
このサボテンは室内においていた。
冬は外で越せないとの事だ。
早々と室内に入れてやったのは、正解のような今日の寒さだった。
