カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

味覚の秋 

2014年09月30日 | ☆季節

 

秋の花を楽しんで、花を求めて散策して、庭の木犀の香りに酔いしれて、小さな幸せだけど、秋を満喫してきました。

食欲の秋、芸術の秋には未だ触れていません。

最近秋の味わいに、大きな幸せを頂きました。

  

五條市の阿多峯高原産の梨を頂きました。今収穫されているのは二十世紀という梨の中でも、最もおいしい梨です。

赤ちゃんの頭ほどの大きさの梨は、掌にずしりと重く、ジューシーで美味しい旨み甘味がぎっしりと詰まっています。

梨の花が咲いて交配の頃、この梨園で白い可愛い花を撮らせてもらいました。

今こうして、美味しい梨を頂くとき、収穫に至るまでの家族そろってのお世話の数々や、ご苦労に梨はちゃんと答えてくれているものと思いながら、じっくり味わって戴いています。

味覚の秋の第一です。  

 

次に、これも秋の味覚の頂き物です。

もう二〇年ばかりもこの栗のように、肥満体くらいにしっかり実の詰まった栗をもって来てくださいます。

お母さんであったり、お父さんであったり栗のプレゼントは、途切れたことのない季節の贈り物です。頂いたらすぐに茹でます。

採れたての旨みが逃げないうちに茹でるのが美味しいのです。栗はいろんなお料理に使えるのですが、私の一番好きな戴き方は、塩茹でした栗を、栗バサミでぽんと切って、中身をスプーンで取り出して、栗そのものの味を、ホクホクと口にします。時には、プレーンヨーグルトの中に混ぜて食べます。それでも栗の味そのものお美味しさを失わずに、栄養価満点の食事代わりになります。 

 

 

 

サンマバーベキューです。新鮮なサンマが手に入りますと、息子や孫たちが来て庭で焼きます。家の中ではどうしても、においが台所に残りますし、うっかりしますと部屋の方に流れますので、脂ののったサンマは、庭でのバーベキューに限ります。焼きたてのアツアツを待つことなく食べられるのが、サンマバーベキュウーの醍醐味です。網の真ん中に置くと脂がパーッと燃え上がるので、端っこに移動してあとはゆっくり焼きます。

どこかで猫の鳴き声が聞こえるのもこんな夜です。

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③ ぶらり 斑鳩の里 柿と法輪寺の塔

2014年09月29日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 たわわに実った柿の実のある風景は、大和の風物詩と言えましょう。

  

法輪寺山門

法隆寺、法起寺とともに斑鳩三塔として、美しさを称讃された三重塔は昭和19年(1944)の落雷によって焼失しまいたが、昭和五十年に飛鳥様式で再建されました。

 

  

聖徳太子の御子・山背大兄王創建とも伝えられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

斑鳩 ②では秋桜とのコラボとして自転車道を少し西に向かって歩きましたが、そこから引き返して、やや北に細い道を歩くと

塔を背にしたように柿畑があって、いつ収穫してもいいように、美しく色づいています。

最初に駐車場から法起寺行く時2か所ほど、柿やイチジクを並べているのうかの方がありました。

例年ならば、昨日も書いたように、法隆寺から藤の木古墳へと行きたいところなのですが、膝の痛みが「無理をしないで」と言っているようで、また次回に行くことにして、古の道歩きは二塔で終えることにしました。

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  ② ぶらり 斑鳩の里 三塔いにしえの道 法輪寺

2014年09月28日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

  

 斑鳩三塔・(法隆寺、法輪寺、法起寺)の石標は自転車専用道路の所に案内表示しています。

秋桜の咲く頃が一番好きで、毎年秋になると来ています。

 

これは法輪寺から法隆寺の方へ続く道で、車が通らないので安心して、周りの景観を楽しみながらのんびり、ゆっくりと歩けるので好きな道です。

 

 

  

  

  

この道を通りながら、目にした花や案山子です。蕎麦の花は以前はもっとちゃんと育てていたようですが、今はかなり雑草と共生しているように見えます。紫苑やジンジャーは、例年のごとくそこに咲いています。案山子さん夫婦を見ていると心が和みます。

モミジアオイは、今年初めてここで見る花です。夏の花だからいつもは、もう咲き終わった後なのかもしれません。今年の気候がおかしいので、自然へのいろんな影響があるのでしょう。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

ここでは道端に咲く秋桜を通して、法輪寺の塔が見えますので、少しずつ歩きながら秋桜越しの塔を撮っていきました。

それぞれの画像が、何かしら違っているのは私の足を止めたところからの、秋桜と塔のコラボ。

 

 

 

法隆寺へ通じる自転車・歩行者専用道路の傍らに、秋桜の道があります。今回は法隆寺まで歩く計画がなかったのですが、少しだけ西へ向かって歩いてみました。膝の疲れの限界になるまでに、駐車場に引き返すつもりでしたが、この秋桜道の花の間から見える、法輪寺の塔が、私の好きな散策道でしたので、「花と塔」を今年も見ることができた自分に感動していました。

振り返り振り返りつつ秋桜の 塔を飾りて去りがたき野辺 (つぶやき短歌)

 

   

 

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  ① ぶらり 斑鳩の里 法起寺の塔と秋桜

2014年09月27日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 秋桜の花だよりが聞かれるようになりますと、斑鳩の塔のある風景を見たくなります。毎年同じような頃まず行きますのが、法起寺・日本で最古の国宝三重の塔と、その辺り一面に優しく咲くコスモス畑です。 

  

今日の大和路の空は雲一つなく、高く高く晴れ渡っていました。膝の痛みが気になっていたのですが、24日に整形医院で注射をしてもらい、痛み止めの薬を貰って次第に良くなってきましたので、無理のない程度に歩くようにしています。今日はいつもよりたくさん歩きましたが、薬が効いてきたのか、痛みはかなりなくなってきています。

 

  

お寺の周りをゆっくり一回りしました。

 

 

 

秋桜だけでなく萩の花がこぼれんばかりに咲いています。

 

  

見渡す限り秋桜の花が、少し強い風に揺らいでいます。 

  

   

風に揺らいでいるので、1輪の花はなかなか撮ることができません。いつになっても上達するどころか後退していることにがっかりです。

 

 

 

 

  

受付のある法起寺西の門の前にも、このようにたくさんの花が咲いて、お寺は秋桜に包まれているようです。 

  

ひとひらの雲でもあった方がアクセントになりそうな空ですが、恵まれたお天気にそんなぜいたくを言っては駄目ですね。

 

  

いつも閉まっている山門です。山門と塔を入れると、左にわずかに白い百日紅が入りました。

車は法輪寺横の駐車場においてきましたので、法輪寺と法起寺の往復、法起寺の秋桜畑の散策と、いつもよりたくさん歩きましたが、今夜は痛まない足に少しだけ自信を持つことができました。

秋桜の中を歩いていますと痛みを全く感じなかったのも嬉しいことでした。 8332

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香りの秋

2014年09月26日 | ☆季節

 

 

台風が前線を伴った温帯低気圧になって、25日の明け方強い風雨とともに、駆け抜けていきましたが、25日は台風一過の清々しさもなく、どんよりした低い雲に覆われて気分のすっきりしない1日でした。

 

 

その夜庭に出てみますと、お昼のすっきりしない気分を、吹き飛ばしてくれそうないい香りが庭の片隅から漂ってきました。

「あっ! 秋の香り。」電池を持って金木犀の木の傍に行ってみました。

びっしりと蕾が葉陰についています。

  

大雨の贈り物のような金木犀の香りです。香りのある花は蕾の頃が一番いい香りがするのかもしれません。これから咲きますよと、虫たちへのメッセージのようにいい香りです。

 

 

今朝の空は高く晴れ上がって、爽やかな風が家のどこにいても、木犀の香りを運んでくれます。花はまだ蕾のままですが、今年は昨年よりも花の付きがよくて、本当にびっしりと細い枝先にもついています。この花たちがみんな開花したら、木が金色になるでしょうねなんて思いながら、秋の香りを暮らしの中で満喫しています。

 

家じゅうの窓のすべてを開け放ち 秋の香りを部屋に取り込む(呟き短歌)

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