カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

唐招提寺 供華(くげ)園で満開の瓊花(けいか)

2018年04月30日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

唐招提寺で鑑真和上ゆかりの瓊花(けいか)が特別公開されています。

テレビで放映されてから、「行こうか・行くまいか。」と体調を気にしながらの日々でしたが、

香りの佳い、白い美しい花を、思い浮かべ、今年もし行かなかったら、来年行けるという保証はないのだからと、

連休初日に気分がよかったので、思い切って出かけました。 

 

鑑真和上は、中国の江蘇省揚州市の「大明寺」の住職を務めておられました。

瓊花はその揚州市の花で、日本には限られた場所に数株しかありません。

 というのも、瓊花は種子で殖えないため接ぎ木で増やしますが、隋の煬帝がこの花を愛し、門外不出にしたのだといいます。 

 

  

唐招提寺供華(くげ)園で、10株ほどが可憐な白い花を咲かせています。

白い花が目に入る前から、とてもいい香りが頭上から降ってくるような、幸せの香りの中に

誘いこまれていきます。

この白い花とこの香りの中に、今年も立ちたかったのだと、初めて出会えた日の感動は、今も変わりがありません。

 

    

甘い香りに誘われて、アゲハチョウが次々と飛んできます。

蜜を吸ったらすぐ他の花へと飛んで行きますので、なかなかカメラに入ってくれません。

 

 

 

 

今度はカラスが飛んできました。

瓊花にカラスは、初めて見ましたが、香りに惹かれたのかもしれません。 

 

  

暫く花の下にいたのですが、飛び上がって、木のてっぺんに留まりました。

説明の人と、「カラスもこの香りが好きなのでしょうね。」と笑いながら話しました。

 

 

ここにも蝶が羽を休めています。

 

 

中央の小さな花の周りに、装飾花が8個付いていて、八仙花ともいわれているそうです。

花だけ見ていますと、ガクアジサイとよく似ています。 

 

 

 

 

中の花が咲く前ですと、装飾花だけが目立って、木全体が真っ白い布を被ったように見えた年もありました。

今年は、花の咲くのが早かったそうです。

鑑真和上の御廟にある、瓊花はもう花が終っていると、説明の人の話でした。

それでも御廟の苔の庭を観て、お詣りしてこようと思い、瓊花とお別れしました。

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唐招提寺 青葉眩く ひらどつつじ華やぐ

2018年04月29日 | 世界遺産

 

 

ゴールデンウイークの初日、家にじっとしているのが勿体無いくらいのいいお天気です。

まさにお出かけ日和と、家事を済ませてすぐに思いついて、車を走らせたのは、奈良西ノ京の

唐招提寺です。

早朝は道路が混んでいたようでしたが、10時過ぎともなりますと、すいすいと車は動いています。

急に思い立って行動した方が、気楽に移動できるものです。

 

国宝 金堂 奈良時代 寄棟造・本瓦葺

南大門から入り、参道の玉砂利の向こうの正面の建物が金堂です。

中央に、ご本尊盧舎那仏座像、東に薬師如来西に、十一面千手観世音菩薩立像がお祀りされています。

ここだけは膝の痛さをこらえて、仏様にお詣りすることができました。

 

 

国宝・鼓楼と後ろは重要文化財の礼堂と東室

鼓楼は五月十九日のうちわ撒き会式のうちわが、ここから撒かれます。

ひらどつつじが満開だったので、それを入れて写しました。

 

 

国宝・講堂 入母屋造・本瓦葺

ツツジ越しに撮りたくて、講堂は半分入れた感じになってしまいました。

これは、和上が唐招提寺を開創するにあたって、平城宮東朝集殿を朝廷より賜り、移築したもので、

平城宮唯一の宮殿建築の遺構です。

ご本尊は、弥勒如来坐像で重要文化財です。 

 

  

鐘楼の前の植え込みのひらどつつじが今満開で、これを入れて他の建物を撮りました。

 

 

 

 

 

青葉若葉の境内の彩は、ひらどつつじの赤い色と、敷地の垣根の植え込みのこのツツジが、目立って満開でした。

明日はもう一つ、今が満開の「瓊花」アップします。

おまけ 今夜は十三日の月です。

あまり綺麗だったので、とりたてを、のせました。

 

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小さな庭の小さな花

2018年04月28日 | ★ 日々の呟き

 

 

今日のお天気は素晴らしかったです。

見上げた空の下で伸びて行く新芽は金木犀の葉っぱです。

大きく黒い影を見せているのは、梅の葉です。

花の頃は気温が低く、いつ咲いたのかわからないままに、過ぎたのですが、葉っぱは元気で

これからいい日影となってくれそうです 。

 

 

 

 

葉陰のスズランは今可愛い花を見せてくれています。 

 

 

 

今年は苧環の紫しか咲かなかったのはどうしたのかしら・・・

 

 

 

 

ヒラドツツジは、花の盛りを過ぎてしまいました。

よそのお花ばっかり見ていたので、「見てくれない」って言いながら庭に花を落とし始めています。

 

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水辺の楽校

2018年04月27日 | 我が町

 

 

河川敷への降りる所に、「水辺の楽校」と言う案内標識があります。

河川敷を散策していますと、下のような、陶板画があります。

川に興味のある人(子ども)たちにとって、じっくり読んだり、見つめたり、

楽しく学べる場所になることを願って、作られています。

こんな学習的なことのほかに、吉野川に関わる、写真や歴史のような物もあります。

もっと川下の方の河川敷に、父の名を見つけて驚いたこともありました。

川で泳ぐ子を育てた昔の父を、偲びながら、読んだことがありました。

 

 

 

 

 

 

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鯉のぼりが泳いでいます 吉野川河川敷

2018年04月26日 | 我が町

 

 

五條市の初夏の風物詩になった鯉のぼりが、子供たちの成長を願って吉野川の河川敷の上空を

風をいっぱい吸って元気に泳いでいます。

この鯉のぼりは、家庭で使われなくなった鯉のぼりや、幼稚園や保育所の子供たちの手作りのもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風を待ったリ、大川橋の真下へ行ったり、道路から河川敷へ下る1番上に行ったり、

いろんな鯉のぼりを見つめ乍ら、リハビリウォーキングをしました。

空に泳ぐ鯉のぼりを、カメラで捉え乍ら歩くと、膝の痛さも忘れてしまいます。

いい運動を、鯉のぼりにさせてもらったような気がします。

元気を与えてもらうのは、子供たちばかりでなく、ウォーキングのトリムコースを、歩く人たちも

大いに励みになります。

この鯉のぼりは、5月25日まで、吉野川の河川敷で泳ぎ続けます。

 

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