カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

夕焼けだけは イチニンマエ

2013年07月31日 | ★ 日々の呟き

 

     

終日四方の山が、白く煙ったような状態で、湿度が高いからか、山には雨が降っているのか分からないが、とにかく太陽は見えない。

降ってはいないので、洗濯物を一応軒から出して、少しでも太陽の光に当てたいと光を期待する。

しかしふと気がつくと、雨が降っている。

あわてて軒に入れて、部屋の窓もみんな閉めて回る。

天気予報は、今日も県全体が雷予報なので、ぽつっと来たら、突然ざあっときそうなので、早め早めに行動する。

午後になってから太陽が出たので、軒の洗濯物をすぐ出したら、やはり日差しが強いので、3時半にはみんな取り込むことができた。

こんな状態だから、出かけたくても家を空けておくわけには行かない。

洗濯物を太陽に当てないとこの季節には気持ちが悪い。

明日もう1日こんなお天気らしい。

今日の夕焼けを見ると、余り綺麗でない。前のように不気味な夕焼けである。

夕焼け小焼けの歌を歌いたくなるようないい夕焼けを見たい。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も

2013年07月30日 | 季節の花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年のように、昨年の朝顔の種を撒き、朝晩水遣りを欠かさず世話をしていた、息子の朝顔の花が、このところ花を咲かせ始めた。

一輪咲いた次の日からは、どんどん数を増やしてくる。

新しい種ではないけれど、今年の新しい花が、「おはよう!」の挨拶のように開花したのを見て始まる1日は、私にとっていい1日の始まりだ。

晴天の日には、午前中には萎んでしまうが、雨天、曇天の日には、夕方まで開花しているのもあり、沈みがちな気分を高めてくれる。

昨夕気がついたのだけれど、朝青色だったのが、日暮れにはみんな濃い紫色になっていた。

そんな小さな変化も、朝顔を見る楽しみになる。

昨日は終日雷のならない雷注意報が出っ放しの日だった。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味わって・旬の野菜レストラン 農悠舎王陰堂

2013年07月28日 | ★食の楽しみ

 

 

 このお料理が並ぶ前、何よりのご馳走となったのは、開放的な座敷を通り抜ける風の涼しさである。久しぶりに会ったことでもあり、次々と話題が尽きない。

 

 「先ずは冷たい梅ジュースを・・・」

 

遠くの山は金剛山。北から南に吹きぬける風が、軒の風鈴の短冊を遊ばせて、心地よい音色が絶えず部屋のバックグランドミュージックのように流れる。

同じ五條なのにここは全くクーラーの要らない自然の風の贅沢な世界である。

     

 お母さんスタッフによる手作り料理は、地元の旬の野菜をふんだんに使っているので、お料理がテーブルに載るごとに、お料理の名前や、食材、調味料など丁寧に説明してくれるのに、肯きながら頂く。

自家農園の食材は勿論、調味料も自家製で、それらが食材とマッチしてどのお料理も美味しくて、これが心和むお料理と言えるものだ。

 

  

揚げ物も、お決まりの食材の使用などでなく、山菜も交えたような本当に旬の野菜なのが何より、野菜の味が生きてきているようで美味しい。このような感じの揚げ物を味わった記憶が、春浅い黒姫高原のホテルの夕食の、揚げ物の味を思い出す。

 

  

鮎の姿焼きのさっぱりした美味しさも久しぶりだった。

デザートその1で、次には席を変えて、お抹茶とゼリーを頂く。その写真はうっかりして撮り忘れてしまった。

 

 

  

 お抹茶を頂いた部屋から見える内倉で、昔の農機具がこのレストランの、インテリアとして、この家の歴史をも語っているようだ。アットホーム的な温かさを感じるのは、こうした配慮からかもしれない。

 

この地湯塩の春夏秋冬を描いている大作の屏風だ。そばに行って読まなかったので内容は把握しなかったが、作家は知っている人であることをオーナーの話で分かった。広い座敷にマッチしているいい屏風だ。

ここでお食事の時間よりも長い時間を、オーナーとの話し合いで過ごした。何しろ涼しい座敷なので居心地がよく時間の経つのも忘れて、友人とともにとてもいい時間を過ごすことができた。案内してくれて全てお世話になったEさんには感謝・感謝である。

「今度は季節を変えてまた来たいね。」 そんな約束が実現するのは、梅の花の咲くころだろうか。

 

 山を下る途中、車を停めてくれたところから谷を隔てた向こう側が、賀名生梅林の全景の見えるところだった。

今年の春 梅の季節にあの山を梅を楽しみながら、ぐるっと一回りして、かなりの時間をかけて歩いたものだった。今は緑の山だけれど、梅の季節は白と淡いピンクの朧な美しさに包まれていたのを、今は幻のように思う。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農悠舎 王陰堂

2013年07月27日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

五條市西吉野町の山間部へ国道から入ると、このような標識が導いてくれる。最後の標識がここ「旬の野菜レストラン 農悠舎 王陰堂」だ。

   

高校の同窓生五人のグループの待ちに待った楽しいランチの会場である。2~3年前の同窓会総会の時、「王陰堂」での食事を誘ってくれた友人がいて、その日の来るのを心待ちにしていた。

 

  

大阪に住む友人二人と、五條に住む三人がこの日のグループだった。五條の三人のうちの一人が、在職中の何年かこの地とご縁があり「王陰堂さんへ行くなら、予約、案内などのいろんなお世話をするよ。」と言ってくれたので、全てお世話になった、ありがたい日だった。

 

 

来訪者への経営者のメッセージがあり、何の知識も持たないまま「美味しいお食事ができるよ。」 のお誘いが嬉しかった上に、何よりのプラスあるふぁーが含まれていることに、期待が増して来る。

 

 

涼しげにに開放された部屋に沿った玄関に続く通路に、真夏を忘れたようないい風が吹いてくる。

これも何よりの嬉しいおもてなしだ。

 

 

「季節を映す旬の野菜料理と花々でお迎えいたします。」帰りに貰ってきた案内のパンフレットにそう書いてあったように、築百六十年の古民家の玄関には、何気ない野の花が、素朴に迎えてくれるのも趣き深い。 

  

 安全安心の食材は現在の私たちの最も望む所であり、地域でも地産地消の、生産者の顔の見える農作物をできるだけ手に入れて食生活の安全を願っている。

『「奈良県認定農産物提供店」として、環境に優しい農業を応援しています。』の幟旗が心強い。

 

「王隠堂」 という珍しい苗字は、南北朝時代、足利尊氏に追われ吉野に逃れた後醍醐天皇をかくまった(王を隠した)屋敷として、天皇から授かった「屋号」で、後にこれを苗字とされたそうだ。

ちなみに、王陰堂家のある山を下った国道端には、重要文化財に指定されている、南朝時代の皇居であった堀家住宅がある。

『 延元元年(1336)12月、後醍醐天皇は吉野への途次、堀孫太郎信増の邸宅に迎えられました
 正平3年(1348)、後村上天皇が吉野より難を逃れ入邸しています
 さらにこの邸宅は、長慶、後亀山天皇の皇居と伝えられています』

このような史実と関連して、「王陰堂」家の珍しい苗字の理解をする。続きは次回へ。

昨日ここまで書く途中に、ラジオに稲光のノイズか入って、もし雷が鳴り出したら恐ろしいので、完成させずにそのままにしておいた。

                                 26日の歩数 9156

                                                            27日の歩数  8223

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

納得の喉越し 素麺を買いに

2013年07月25日 | ★食の楽しみ

 

 

広い敷地の中にゆったりとした駐車スペースのある、素麺屋さんへ行った。

この暑さでは昼食を大抵冷やし素麺でしている。これが一番食べやすくて、副食で栄養バランス考えながら、自分でもよくまぁこんなに飽きずに毎食お昼は素麺で過ごすものと感心する。

近くのスーパーで素麺を買っていたのだが、どうも微妙に喉越しがしっくりいかない。今まで美味しいと思いながら到来物の九州産の大の気に入った素麺だったが、大和の素麺も美味しい。 

 

お昼には少し早かったが、買い物をしたのを預けておいて、ここでお食事をした。勿論素麺である。

 

壁面がなくみんなガラスで仕切られた庭が、外の暑さを忘れさせてくれる緑に安らぎを憶える。 

 

味は汁で決まるというけれど、素麺に限っては、硬すぎず柔らかすぎない喉越しのよさで、お気に入りの素麺となるかどうかである。よく三輪には出かけてくることが多いので、3軒のお気に入りの店がありここはその一つである。 

 

 

レジで預けた荷物をもらう時、「今日食べていただいたのは、この白龍の糸でした。」と言われて、「これ買って置いてよかった。おいしかったですよ。」とお世辞でなくそう思ったままを話した。 

 

 

店内のロビー部分が変わっていて、見本に吊るしていた素麺が、カーテンのような仕切りにしていた。

いかにも涼しげな素麺のインテリアである。

                                       8659

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする