カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

大和民俗公園の梅林

2013年02月28日 | 季節の花木

  

  

 大和民俗公園博物館では、今雛祭りが行われている。博物館での展示を見る前に、ウォーキングを兼ねて公園内を歩いた。大和の古民家を訪ねたり、ここでは沢山の見所があるので、歩く楽しさには事欠かない。

  

民博梅林の梅の開花も楽しみの一つであったが、ここでもまだ開花が進まず、春は足踏み状態のようだった。しかし明日から気温が上がるようなので、一気に開花するかもしれない。 それを期待しながら、とりあえず咲いていたところだけ写して来た。(2013年2月24日撮影) 

 

   

精一杯開花している子には、「えらいね よく頑張って・・・」 と声掛けをすれば、背筋を伸ばしていい顔を見せてくれる。

 

  

   

馬見丘陵公園でも、紅梅のほうが早咲きであったが、ここでも赤い花が目立って多く咲いている。紅白揃って梅園一杯に咲いてくれる日が、待ち遠しい。  

 

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津越の福寿草・今年もあなたに会いたくて

2013年02月27日 | 季節の花木

  

  

雪のお布団をそっともたげて、朝の光の春に挨拶をしているような福寿草が待っていてくれた。場所は五條市西吉野町津越の山間の地。この地は自生して群生する福寿草が見られる南限であり、県指定天然記念物(昭和48年3月15日指定)として貴重な存在であり、春を告げる花として地元の人たちにも大切にされている。

今年は山間部の雪が深いので、冬装備のタイヤをつけていない私は、例年くらいにはどうしても行けないものと思っていたら、デジブックにコメントしてくださった方から、「道路には雪がありませんので行けますよ。近いうち是非行ってみるといいですよ。」と親切な情報をくださった。

   

   

   

道幅の狭い山道を登る途中で、下ってくる車があればどうしようなんて気にしていたが、朝の早い時間だったので、1台の対向車もなく、視界が開けて上の立て札が目に入るとほっと一息ついた。 駐車場はないが、道幅の広くなったところに「駐車スペース」を設けてくれてあるのはありがたい、その代わりそれ以外の場所に駐車すると、住民の方の迷惑になることも、山でのエチケットを守るのが礼儀だ。

 

   

暫く前までの毎日の降雪の名残が、道路わきに除雪した雪が融けないままあるのを見て、この日に来れたことを、本当に嬉しく思った。  

   先ずは雪の中からの「春を告げる幸せの花・福寿草」を集めた 

 

 

子供たちがかたまっで、「温かいお日さまが欲しいね」と ひそひそないしょ話も可愛い。

 

 

大きな木の根元に固まっている子達は咲いているがよく見るとこの辺りにはあちらこちらに蕾が多い。

 

実は私の一番出会いたかったのは、雪の中の福寿草だった。 今までに何度かここ、津越に「地上の星」としてこの花に出会いに来ているが、それは太陽が登ってから開く花なので、お天気のよい日だった。勿論花の情報を聞いても、雪のあるときには来れなかった。 だから昨日(2月26日)は、快晴でしかも雪の斜面に顔を見せている花との出会いは、大感激だった。

 

 

   

 

 

雪のない斜面でにこやかに春告げる花を見る幸せ  

 

              

   

お ま け・山から染み出す雪解け水でできた氷柱  

      

これは福寿草の咲く郷から下りてきて、県道に出る手前で見つけた。この朝の最低気温の低さもあろうが、やはり山間部の春は、もう少し待たれる気持ちが膨らんでくる。 ちなみに津越し標高は約359mで、県道との合流点は標高、約216m。( 2013年2月26日撮影)

 

  

 

 

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馬見丘陵公園の梅林 三分咲きくらいかな

2013年02月26日 | 季節の花木

  

 

 この日は気温は超低かったのですが、快晴だったので頬に当たる風を気にせず馬見丘陵公園の、梅園のほうへと足を伸ばした。園内ではおよそ120本の梅の木が植えてあるそうだ。

   

芽生えのモニュメントが、きらきらと光っていた。 もうすぐ訪れる春には、公園の花木の芽ばえが見られるし、公園自体も充実して年齢を問わず多くの人たちに利用される、素晴らしい施設にと伸びていくことだろう。  

 

  

車椅子の方が陽だまりで紅梅を楽しんでいる。まだ満開にはなっていないけれど、紅色には元気と、希望が見える。

昨年より枝が張って大きくなった梅園の成長が、見えるようで嬉しくなる。 

 

  

白梅の木、そのものがここには少ないようで、それでも精一杯白い花を咲かせているのが微笑ましい。 

 

  

紅梅でも2種類ある。濃いピンクと、淡いピンクで、梅の名前が書いてないので分からないが、淡いピンクの方が開花がやや早いようである。 

 

  

 

梅園の梅の開花は、少し遅れていて大体3月末まで見られるだろうと、今日(26日)の夕方のテレビで画像の放映の時に言っていた。この写真は24日日曜日に行ったとき撮ったもので、今日もやや温かだったから、もう少し開花が進んでいるかもしれない。 

 

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冬だからこそ 古墳に画く木の影

2013年02月25日 | ☆ ふるさと・大和

  

  

馬見丘陵公園には、パンフレットによると8つの古墳がある。公園そのものが古墳からなっているようなもので、公園内を歩くとなだらかな起伏のある古墳が、眼に優しく、足に優しく、ゆっくりと歩いても、早足で歩いても、少しも疲れない。 

  

この日、今まで余り気にとめていなかった、古墳の緩やかな斜面に、裸木の影がまるで墨絵のように描かれているのに興味を持った。これはすっかり落葉のしたこの時期にだけ見られる自然の画布である。 

 

 

  

太陽が西に低くなった時刻だったので、なおさら古墳に描かれる影絵は、散策道を越えて向こうの古墳にまで伸びているのが面白い。 

 

  

木の芽が伸びて葉や、花が姿を現すまでの、太陽の手助けで楽しめるこんな風景が、古墳の公園を歩く時には、あったのだとなんだか嬉しくなって弾んだ気持ちで歩む。 

 

  

 

  

一つとして同じでない古墳の画布を、もう少し楽しんで歩くのもいい。 

 

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厳しい寒さの中に咲くクロッカスの群れ

2013年02月24日 | 季節の花木

 

  

馬見丘陵公園の水分広場の片隅に、昨年も確かクロッカスを見に行って記事にしたことがあったと思う。

  

昨年の場所を覚えていたので、今日は水分広場へ直行した。 小さい花だけれど黄色の濃い色は枯れ草の中に目立っている。 固まって寄り添って、昨年よりも濃い色合いで花の数も多い。

冬に咲く黄色い花は本当に、元気をもらえる。 晴れていたので、開いている花が多いのも見事だった。 

   

枯れ草の中の黄色い花を見つけていただけるだろうかなぁ~~~。

 

   

東屋の下の大きな岩の間にも、夜空の星のように花が開いている。 クロッカスの花の色はもっと種類があったと思うが、水分広場には黄色ばかりの球根を植えたのが、かえって「ここから春が始まるよ!」と花が呼びかけているようでいい。 

 

       

沢山の花を撮ったので、折角撮った花を捨てがたく、デジブックのピクチャーフレームのコラージュを使ってUPした。クリックしていただくと大きい画像にないます。 

 

  

あちこちに散らばって咲いているのもあれば、なかよしグループのような花たちもある。 その中で一番花の数の多いグループはこの子達だった。 揃って春の歌を歌っているようだ。 

 

 

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