カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

和菓子 水無月 

2015年06月30日 | ★食の楽しみ

 

 

 

 

 今年も半分の月日が過ぎた。この半年細々した不安もあったが、今元気でこの日を迎えることは、やはり幸せな日の積み重ねであったと言える。この半年を無事に過ごさせていただけたことに感謝して昨日は、大神神社の茅の輪を潜ったことをブログに書いたが、今日は昨年と同じように「水無月」という和菓子を買ってきて仏壇にお供えしてから頂いた。

『この「夏越祓」に用いられるのが、6月の和菓子の代表ともいうべき「水無月」です。水無月は白の外郎生地に小豆をのせ、三角形に包丁された菓子ですが、それぞれに意味がこめられています。水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。』

京の和菓子について調べていると上記のような記述があった。かなり古いしきたりのようだ。

なにはともあれ、これからくる暑い夏を無事に過ごしたいことと、残りの半年がそれに続くことを誰もが願うことであろう。

 

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夏越の大祓 大神神社 茅の輪くぐり

2015年06月29日 | ☆ ふるさと・大和

 

6月30日の夏越の大祓の日は、週間予報を見たら雨マークだったので28日の日曜日に大神神社へお詣りにいった。石段を登るので、ストックをついて、傘をさすことを思うと、もし足を滑らせたときのことを考えると、やはり晴天に恵まれた日に、お参りする方がいいと判断した。

 

 

 

 

 

大祓いの日には上の写真のような神官がまず、お祓いの神事を執り行ってその後一般の人たちの茅の輪くぐりがあるようだが、私は毎年6月30日を外してお詣りしているので、厳粛な神事を拝観したことがない。

 

 

 

 

夏越しの茅の輪についての説明文

みんな一応は説明文を読んで、3つの茅の輪を順に従って潜っていく。

大神神社では茅の輪が3つあるが、それぞれの茅の輪の上に、3霊木が掲げられている。

大抵の神社では1つの大きな茅の輪である。

 

 

 

作法に従って茅の輪を潜ってから拝殿にお詣りした。

この半年の良かったことに感謝して、悪いことに遭遇したことなど、再びそのようなことがないようにと祈念しながらのお詣りだった。

神殿結婚をして新しい人生の出発をする、二組のおめでたいカップルと出会った。

「お幸せに」と心の中で呟いた。

 

 

こんな幸せな風景を見るとそのお裾分けの風を頂けたような気がして嬉しい。

 

  

お詣りの後神社の右側の、そうめん処森正さんで、にゅうめんを食べた。にゅうめんの横のストックは、車を降りたら大事な相棒である。参道もゆったりした登りの傾斜なので、このストックは痛い膝をかばってくれる。

帰りJR桜井線の電車が通過して遮断機が下りていた。

ここで電車と出会ったのは初めてだった。

 

大神神社の大鳥居をくぐって帰途についた。

気になっていたことを済ませたような気分である。

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洞川 ④ オートキャンプ場までドライブ

2015年06月28日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

この辺りは夏休みには、賑わうのだろうが、今は入村している人や車はみえない。

 

 

  

娘の一家と、孫たちが小学校の頃、四国や岐阜県の山や川の、オートキャンプ場に連れて行ってもらって、

野外生活やバーベキューなどしたことのあったのを、このようなバンガローを見ると懐かしく思い出す。

 

 

 

 

 

  

ウツギが沢山咲いている。ウツギの種類のそれぞれの名前があるのだろうが、勉強不足で教えてもらってもすぐ忘れてしまう。

 

 

 

  

キャンプ場から更に山道を登る。いつか地道になっていて、石ころがゴロゴロしている。昔スキー場だったところに通じる道路だと思うのだが、雪遊びの頃には、整備をするのだろうか、それとももうあの雪の斜面では、遊べないのだろうか。林の中に薄紫の綿のような花が見えた。近づけないので車の中から撮った。コアジサイかもしれないと、帰って調べたが、自信がない。

 

 

いろんな種類の楓が植栽しているらしく、新芽の赤く美しい楓が、新緑に混じって一際輝いたように見える。

この辺りを車から下りてしばらく歩くと、爽やかな緑の風に包まれたようで快適だ。

 

 

緑の木の梢の中にかりがね橋が、まるで宙に浮いたように見えた。

 

 

かりがね橋を見上げる位置に広い駐車場があった。しばらく見上げていたが、あの橋を渡って対岸の山に入る人は見えなかった。

天気予報のいい時期でなく、休日でも、夏休みでもないからかもしれない。もう何年か前に龍泉寺の境内の奥から、かりがね橋まで登って、スリルのある吊橋を渡ったことを思い出した。今はそんな挑戦はできないし、する気もない。

洞川紀行はこれでお終い。

でもごろごろ水がなくなるとまたこれからも洞川には来る。季節が変われば自然の彩も変わって、楽しみながら採水する。

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洞川 ③ 龍泉寺

2015年06月27日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

龍泉寺総門 

 

 

長い築地塀には、八大龍王・龍泉寺の提燈がずらりと吊るされている。

 

 

 

提燈のほかにこのような釣り灯籠もある。

 

 

  

 

総門を中央にして、築地塀の2か所に、このような門が2つある。

修験門と呼ぶそうだ。

 

八大龍王堂の裏から入った。お堂の向こうには七夕飾りが、通りより多く見える。

八大龍王堂
八代龍王尊が祀られている。八大竜王とは仏法を守護する、天・竜・夜叉(やしゃ)・乾闥婆(けんだつば)
・阿修羅(あしゅら)・迦楼羅(かるら)・緊那羅(きんなら)・摩呼羅迦(まごらが)の八神。

役の行者が大峯山を開き、つづいて龍泉寺を草創(そうそう)したとき、大峯山一山の総鎭守の守護として祀った竜神です。嵯峨天皇の弘仁三年、弘法大師が高野山を開創する以前に竜泉寺に止住されて、この宝前にて「雨乞の修法」をなされてから名高く、古来、大峯山修験者の道中安全、家業繁栄の守護神とされ、現在では交通安全、海上安全の守り神、諸病平癒家業繁栄の神としてお参りされる方が多くおられます。
「洞川観光協会HP」 から

 

正面の1対の龍の装飾は素晴らしい。

 

龍ノ口から流れ出る神聖な水が、境内の心字池に流れ込み周りの緑や朱色の太鼓橋を、映しこんでいる。

以下4点 池の画像

 

 

  

   

 

境内のあちこちの七夕飾りには、子供たちの手で書いた願いが見られ祈念の気持ちが表れている。

 

 

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洞川 ② 寺前通り

2015年06月26日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

洞川は、山上川をはさんで旅館街と龍泉寺の前に続く、寺前通りの二筋の道路を中心にして成り立っている。

その二筋の通りを結ぶ橋は、大小いくつあるか数えたことはないが、車の通行できる橋のほかに、生活道路の続きのような細い路地が、川を渡る橋になっている所もあり、それらの橋はみんな朱色に塗られているので、周りの緑と相まって趣のあるものとなっている。 

 

洞川温泉観光案内所の前にも、笹飾りがある。

 

 

山上川の中央に大きな岩が見える。その岩に橋から下りることのできる梯子があるのは何のためなのだろう。 

 

 

石段は登れないので下から見上げて、鈴を鳴らしてお詣りする。洞川地区の八幡さんだけど、いつも命の水を頂いていることへの感謝の気持ちで手を合わせる。古い歴史と大峯さん、役の小角の謂れのある八幡さんが洞川地区の氏神様なのだ。 

 

 

 

 

七夕飾りと山上川、修験者の方々が泊られるお宿の裏側の部屋の見える風景は好きなポイントである。

 

 

 

 

面不動鍾乳洞への入口と記されている。少し登ると鍾乳洞までのトロッコ乗り場があって、山の上の鍾乳洞の入口までスリルのある急坂を登る。登りは進行方向に向かって登るが、下りは進行方向にお尻を向けて下りる。ユニークなトロッコである。 

 

  

この寺前通りにも、お宿は並んでいる。家庭的な感じである。

 

 

宿の前の空き地に白いホタルブクロと、ギボウシが無造作に植えてあるのもいい。

 

 

大きい橋

 

 

龍泉寺の長い塀に沿って歩いた。

 

 

小さい橋

 

 

この橋は龍泉寺の山門の真正面の橋で、やはり威厳がある。両側の大きい石灯籠が立派だ。

 

 

洞川の標高を示した位置表示が立っていた。

これは初めて見るものだった。

いくつもトンネルを超え、トンネルを超えるごとに高くなって到着する洞川は、冬は雪に阻まれて来れないはずだなぁと思う。

 

 

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