梅雨明け10日は快晴で暑い日が続くのは、昔から言い伝えられてきました。暑いのは覚悟の梅雨明けの快晴の日々だけれど、今日の暑さはその覚悟を超えたような日でした。
同じ暑さを経験するならば、家の中にいるよりも、葛城山の麓のひまわりともう一度出会ってくることに決めて、早めに家事を済ませて車を走らせました。
7月13日に行った時に満開だった畑のひまわりは、すでに咲き終わって、あの時には草丈の低かった方々の畑が、小ぶりながら一面の黄色い絨毯を広げていました。道路を渡って山側のひまわり畑です。狭い畦道を通れば、花の傍まで行けるのですが、段差のある所では、もし躓いたりしたら…と膝に自信がないために東側に渡りました。
なだらかな葛城山の稜線をバックにしたら、もう花の盛りを過ぎて、実をいっぱいつけた2本のひまわりが、入っていました。
雲一つない青空の下、葛城山をバックにして、この暑さをものともしない元気な花たちが、一斉に東を向いてにこやかな笑顔です。
道なりに少し歩くと、なだらかな登り道があって、ひまわり畑のすぐそばまで行けるようにしてくれてありました。
確かに何枚もの田んぼがひまわり畑になって、少し歩くだけで違ったひまわり畑に行きつきます。
このようなひまわりの花の線のような風景が好きで、できるだけ長くみられるような場所を探しました。
手前の草原と耕してある畑は、昨年までひまわり畑だったのが、今年はここにネギを植えるのことになったのだと、遠くをカメラで撮っていた私に通りかかった人が教えてくれました。
他の持ち主によって変わってくるものなのです。
なるべくなら山麓のひまわりの面積が減らないようにと思います。
上の画像と同じようですが、耕した部分をなるべく入れないように、そしてほかの建物など入らないように、広いひまわり畑を撮ってきました。
「山麓のひまわり」が今日のテーマです。
気が付いたら汗びっしょりの私でした。炎天下を歩きながらカメラを向けている間は、暑さのことなど忘れていました。それだけひまわりの花は魅力的だし、花をいっぱい咲かせてくれているこの町にも、大きな魅力を感じます。
暑さを忘れるのは、お花から元気を貰っているからだと思います。
今度は私の住む町のひまわりの開花を待つことにしましょう。
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