カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

菊の花香る橿原神宮

2013年10月31日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

昨日の朝の深い霧の後、抜けるような青空になることを期待して、橿原市へ車を走らせた。

橿原神宮に着いた頃には、すっかり霧が晴れて、私の予想が的中したような、澄み渡った空の下で、神宮に参拝することができた。

第一の鳥居。 両側に、信者からの寄進による灯籠が並ぶ。 真ん中を通らないで木陰の方の表参道を歩いた。  

 

  

神橋を渡って第二の鳥居。 

  

懸崖の菊が両脇に飾られた南神門である。南神門から向こうは神域である。

 

私はこの神門をくぐる時いつも 皇紀の年号の書かれた大きな文字を確かめる。今年は「紀元2673年」である。

 

白い砂利の敷き詰められた拝殿前の広場には、いつお参りしても箒目が綺麗についていて厳粛な気持ちになる。

この外拝殿から内拝殿を拝する。 今年の干支が右側に優雅な筆で描かれているが、新年に拝してからもうこの干支に護られるのはあと2ヶ月になってしまった。 

 

 

青空に内拝殿が厳かな佇まいで、お参りをして頭を上げると、清々しく心が癒される。 

 

        

回廊が美しい。吊灯籠と、回廊の柱列の並びが何処までも続いて、これも美しい。

 

外拝殿の右下に、細石(さざれいし)が大小4個あり、国歌が刻まれた名盤がある。

菊  花  展  

 

 

 

    

    

 昨日橿原神宮に参拝した目的は、テレビで紹介していた菊花展を観ておきたかったからである。

どの作品も今日の日のために、一年かかって世話をした自信作は、神域での美しいおもてなしだと、ゆっくり鑑賞する。

 

 

 帰りに深田池に行ってみた。 万葉時代からに歴史のあるため池とのことだ。

沢山の鴨が遊んでいた。

池の畔の桜の葉も色付き、秋の深まりを見つけたようで、やはりいいお天気の大和路歩きはいいものだと、一人悦にいって池を一回りしてから帰った。 

                                       7266、

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霧のヴェールの向こうから

2013年10月30日 | ★ 日々の呟き

 

 

 

 けたたましい百舌の鳴き声で目を覚まされた。 「キチキチキチ」とも聞こえるし「ギチギチギチ」とも聞こえるが、ともかく小鳥の声の優しさがなく、けたたましさが秋になってから庭の木の枝の中から聞こえる。 木に留まっていると葉に隠れて姿は見えない。ところが今朝は庭の方からでなく、裏の道の方から声がする。

カーテンを引くと、外は乳白色の世界である。深い霧に包まれた隣の家の塀に留まっている小鳥がぼんやりと見える。

  

ズームで引き寄せてみると、微かに色も見えているが、写真にして初めて色が分かったもので、肉眼では「キチキチキチ・キィーキィー・・・ギチギチギチ」と言う声の主はここにいたのが分かった。

こうして画像を見ると、嘴の開けているのが見える。しきりにさえずっているのだ。百舌はこのように高い声で囀って、自分の縄張りを主張するのだと聴いたことがある。

我が家の庭に毎日来ている百舌かどうかは、分からないけれど、とにかく囀り続ける姿を見たのは、深い霧のお陰だった。

  

視界は20mもあるのだろうか、なかなか晴れなくて空の重いような朝だった。

縄張りを確保したのか、その後は百舌の鳴き声はしなくなった。 

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ご苦労さん

2013年10月29日 | ★ 日々の呟き

 

 

市の広報の音読ボランティアは、隔月になっているが、何かあっという間に廻ってくるような気がする。

今月手許に来ている原稿は、11月号で、広報は11月1日発行して新聞折込と一緒に、各家庭に届けられる。

音読のテープは、もう少し後に届くように、今メンバーは各自自分の受け持ちのページを、録音中で それを持ち寄って11月2日に編集して、郵送してもらうことになっている。

昨日家に篭って録音したが途中で機械が動かなくなった。もう20年余り使っているので、そろそろ私と同じように、期限切れになっている。

先ずまき戻しがだいぶ前からできなくて、前においてあるラジカセで巻き戻していたのだが、こちらのもうも故障した。

今はもうこのようなカセットを修理することもやっていなくて、CDに移行しているとのことで、それも納得。

でも私たちの編集はカセットなのだから、何とかしないと割り当てのページに穴が空く。

出入りの電気屋さんに訳を話すと、すぐ使える簡単なラジカセを持ってきてくれたので、夕方になってやっと完成した。

これで責任を果たせる。 カラオケ教室を我が家でこの機械を使ってしていた頃から、録音専門に使うようになった今まで「ごくろうさんやったなぁ。」 

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夏は遠くに去ったのに

2013年10月28日 | ★ 日々の呟き

 

 

 

庭の敷石のわずかな隙間から、季節外れに朝顔が咲いた。

零れ落ちた種が、石の隙間にあって、じっと日の目を見るのをまってたのだろう。

しかもまだ蕾がもう一つ付いている。

水遣りもしなかったし、第一こんな所に花の命を延ばそうとしているのさえ知らなかった。

プランタの朝顔は、思い出したように絡まった網に花を咲かせることはあるが、石の割れ目からの朝顔なんてと驚いている。

先日からの雨で、零れていた種が、命の水を貰ったように、それを吸収して葉をつけ蔓を伸ばし、しかも花を二輪つけたのだ。  「えらいね!がんばったね。」そっと根元に水をやっておいた。

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秋祭り点描 

2013年10月27日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

昨日の宵宮祭りの日のお祭り準備場の神社へ向かう。後ろには午後からの山車に参加する笛太鼓の子供たちの乗車場所。 

 

5万人の森へ、買い物に行った帰りに田園地区で、私の町内地区のお神輿と山車に出会った。

お神輿を大きい耕耘機で引いていく。

 

神社や、各町内会の役員さんなど世話役の人たちが、子供たちや、担い手の待つ神社へ向かっての行列準備。

 

もう少しで神社に着くところだ。子供たちはきっと待ちかねているだろうと、後ろ姿を見送る。 

 

 

   

所変わって、恵比寿神社に近い奨励会通りで出会った、はっぴ姿のかわいい子達。傍にいたお母さん曰く。「このはっぴは実家の町から借りて来たのです。」 なるほど、みんな違った町の名が書いてある。 

 

道幅いっぱいの山車が、笛や太鼓の音と共にやってきた。 

 

五條の「五」の入った提灯と、商励会通りの町内会の「商」の文字を入れた山車だ。 

 

 

道路すれすれだが、自分たちの町内会を、通ってこれから決まったコースを巡回していくのだろう。

このような山車が、町内ごとに市内を練り歩くお祭り風景が、昨日の宵宮祭りと、今日の秋祭りに市内の各地で見られる。

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