カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

新世界ブラブラ

2006年10月31日 | ★ 日々の呟き
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☆マウスオン ワンクリック☆

日曜日、大阪文の里にある孫の高校の文化祭を見た後、寄り道をして新世界界隈まで、私の好奇心に、娘夫婦に付き合ってもらった。

歩いて見て驚いたのは、人通りの多いことだ。

もうかなり前、スパワールドに何回か来た頃は。スパワールド辺りのほうが賑わっていたが、今はそれが反対になっている。

焦土の中から町の人達の力で再建された、通天閣の50年の歴史の中で、高い塔は、この町の移り変わりを眺めていたであろうと思われる。





新世界を歩いていると、このような足の裏の大きいひょうきんな人形が店先にでんと構えているのに出会う。
ビリケンさんである。
幸せのマスコットとしてアメリカで育ったという。
1912年ここ新世界に初登場して、通天閣5階に座っているとの事であるが、
その場所では見たことがなく、話に聞いていたが、ビリケンさんと会ったのは今が初めてである。


上の足の裏の持ち主はこのビリケンさんである。
見つめていると吹き出したくなる。

「笑う門には福来る」

ビリケンさんの足の裏を撫でて願い事をすれば叶うとか・・・」
通天閣のビリケンさんにお願いする代わりに、この大きな足の裏を撫でてきた。


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☆マウスオン・ビリケンさんつ二つ☆
どのビリケンさんの表情も可愛くて面白い。





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☆マウスオン・2画像☆

通天閣の真下に坂田三吉を讃えた碑がある。
ジャンジャン横丁を歩いていると、将棋をする店が何軒か見つけた。
将棋盤をはさんで、幾組もの人が真剣にさしている。
阪田三吉の世界がこの界隈では盛んである。





ここだけでない。
串カツやさんの店先には、たくさんの人が並んでいる。
新世界の名物になっているらしい。




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あーと 馬の目

2006年10月30日 | ☆ ふるさと・大和



2日続いた社会見学の芸術の秋とは、また別の日のことである。

先日は「牛の目」の優しさについて書いたが、今日は「馬の目」である。
といっても本当の馬ではなくて、「馬の目」という素敵なお店である。

過日、奈良市高畑に行った時の帰りに、ここを訪ねた。

ブログ友aさんが、「近くに行ったら、立ち寄ってみて・・・」
そんなコメントを頂いていたので、写真美術館の帰りに寄せてもらった。

友人に車の中で待ってもらっての、僅かな時間であったが、aさんの従姉妹の方とお嬢さんのにこやかな応対が嬉しく、ゆっくりとまたお訪ねしたいと思っている。



一歩お店に足を踏み入れたら、そこでは芸術作品に囲まれてしまう。
書画のエネルギーが目を奪う。
陶器の作品に見られる絵付けの優しい心が棚を埋め尽くしている。

すべて、奈良市に深いゆかりのある佐藤勝彦さんの作品である 。



自在で豊かな発想のもと、佐藤勝彦氏は書・画・陶を作り続けています。
「自分が楽しく、うれしく、ありがたく生きるために、祈って、仕事をしている」佐藤の作品には、その姿勢が溢れています。
伸びやかで豊かな線は、好きなことしかしない彼の生き方そのもののようです。


佐藤勝彦さんのことについて書かれた上の文は、「ざくろ坂 一穂堂さんのHP」から拝借しました。
このお店の作品を、表現するのに最も的を得て書かれていたからです。


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松伯美術館を包む自然

2006年10月29日 | ☆ ふるさと・大和







奈良市登美ヶ丘にある松伯美術館では「余白の美~象徴空間の魅力~」特別展が、開催中であった。

各展示場の作品を鑑賞して、日本画の彩色、極限のような線の美しさ。
「ほんまもん」に触れる感動を味わった。

パンフレットと展覧会のご案内という資料を重ねて、スキャンし使わせてもらった。



☆GIFアニメ5画像☆

駐車場から松伯美術館への歩道は落ち着いたカラー舗装でとても綺麗なのは印象的だった。

門から美術館入口までの木の間からは、大渕池が緑の面を見せている。

広い庭園の松林は静かな景観としての環境を保っている。




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☆マウスオン ワンクリック☆

日本画の素晴らしい作品の鑑賞に、惹き込まれて見入った快い疲れを、中庭の池の鯉の動きを追うことでふっと癒される。
そんな空間が館内にあるのもいい。



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☆マウスオン ワンクリック☆

上村松園、上村松篁、上村淳之と三代の偉大な日本画家の作品を後に、庭園に出ると秋の空が高く澄んで眩ゆい。

花水木の葉が紅葉し、常緑樹の緑と共に空に広がる。

ススキの穂はまだしっかりと青空をバックに立っている。

逍遥の小径が、館の裏側に続いているのを、ベンチに座ってぼんやりと眺めていた。


追記
2008.5.18まで、美術館名を「松柏」と記しておりました。
yousunさんからのコメントで、初めて気が付いた次第です。
正しくは「松伯美術館」です。
本日訂正いたしました。
今までここをお訪ね下さった方にお詫びいたしますと共にyousunさんの善意のコメントに感謝いたします。
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大和文華館

2006年10月28日 | ☆ ふるさと・大和



退職した女性の会では年2回の親睦を兼ねた研修の社会見学を行っている。
今年後半の、研修会は奈良市にある大和文華館、松柏美術館、奈良県立図書情報館の3箇所だった。

大和文華館は、昭和35年10月に、近鉄50周年の記念事業として創設された。
日本、東洋の美を代表する作品を展示する施設である。

今は、特別展「鏡像の美・鏡に刻まれた仏の世界」が開催されている。

今までに見た古代の鏡は裏面に文様の彫りのあるものが多かったが、表面に繊細に彫られた彫られた、仏や、神の姿の美しさを鑑賞することが出来た。
大和文華館のパンフレットスキャン借用






展示館への通路は細かい砂利道で、両側には、季節の花が植え込まれ、古代文化への静かな歩みを創っている。

コメント (2)
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夕焼け空のひこうき雲

2006年10月27日 | ★ 日々の呟き
明るいうちにウォーキングを終えるようにしている。

よい天気の日には、いつも夕焼けの茜色の中を歩くようになるので、空に描かれる雲の変化が楽しみだ。

入日の場所がずいぶん南に移ってきた。



丁度夕陽が姿を消した辺りが、関空の方向なのだろう。

金色の飛行機雲が二筋同じような場所から始まっている。
一すじは早くに飛び立った飛行機だろう。
上空の風が線を崩してしまっている。




坂を登りきった辺りで、また一筋新しい飛行機雲が出来ている。

関空を飛び立った飛行機の機内からこの夕焼けはどのように見えているのだろう。
日本の一番綺麗な光景を眺めているのかもしれない。

よい旅を・・・

雲の行方を追いながら誰にともなく呟く。


コメント (8)
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