カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

紅葉便り 洞川 龍泉寺

2019年10月31日 | ☆季節

 

天川村では、そろそろもみじ祭りの始まる頃だと、それを楽しみに、洞川の採水場へ

ごろごろ水を汲みに行きました。

水を汲み終えて、龍泉寺へ   

龍泉寺は色さまざまの紅葉に染まっていました。

まだ緑葉の紅葉もあれば、燃えるような色合いの紅葉もあります。

境内をあちこち散策しながら、今年初めての秋に身も心も染まってきました。

みたらい渓谷の紅葉はどんなになっているのか、明日NHKテレビで、放映されるそうです。

 

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紅葉便り 黒滝道の駅

2019年10月30日 | ☆季節

 

霧の深い山だろうと思っていましたが、通り過ぎてきた下の町の方が、明け方の深い霧の名残が見られました。

桜の葉がいくらか赤くなっている感じで、秋未だ遅しといったように見受けられました。

桜の葉の紅葉は、葉先から静かに染まって来るようです。

緑葉の紅葉は、なかなか来ません。

桜の紅葉はこれが精いっぱいなのかもしれません。

足元に落ちているのは、桜の病葉でしょう。

駐車場の周りの木々は、みんな桜です。

大人しく優しく秋色に染まっていく様子が、今日の黒滝道の駅の紅葉便りでした。

 

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斑鳩の里の秋桜

2019年10月29日 | ☆ ふるさと・大和

 

午後から雨が上がる予報でしたので、その頃に着くように、家を出ました。

なかなかやっまない雨でしたが、小雨程度だったので、傘を差してストックは持たずにゆっくりと

法起寺の表門の方から、お寺の周りを一回りしながら、今花盛りになった秋桜をカメラに納めてきました。

小雨が降っていたのと、気温が11月の中頃のようだったので、秋桜も少し元気がなかったようです。

明日からは週末までみんな  ニコニコマークだったのですが、今日を逃すと

すべて予定が入っていたので、思い切っての行動でした。

そのおかげで駐車スペースも貸し切り状態で、他の車を気にせず、楽に止めることができたのが何よりでした。

帰りに立ち寄った、藤ノ木古墳の向こう側の秋桜畑も、満開でした。

青空に良く似合う秋桜ですが、曇天にもその優しさと強さがあり、こんな日に出かけた私にも

満面の笑みで迎えてくれたような気がしました。

毎年訪れる所に今年も来れた満足感で、この気持ちをまた来年に繋げていければいいなぁと

思いながら、すっかり雨の上がった道を、西へ西へと帰りました。

 

 

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続・国営飛鳥歴史資料館に咲く花

2019年10月28日 | ☆ ふるさと・大和

 

公園館前の庭園です。

大きな岩の足元に咲いている黄色い花は、ツワブキです。

 艶のあるフキの葉のような葉っぱから名が付いたそうです。

下のような句や、短歌があります。

「ちまちまと した海もちぬ   石蕗(つわ)の花」    小林一茶
 「石蕗(つわぶき)の   日陰は寒し 猫の鼻」    酒井抱一(さかいほういつ)
 「いくたびか   時雨(しぐれ)のあめの   かかりたる   石蕗の花も つひに終はりぬ」    斎藤茂吉(さいとうもきち)

黄色い花は美しいです。

公園館前の通路にナデシコが植栽されて優しく咲いていました。

  

芝生の広場の奥の方に、ホトトギスが、乱れ咲いていました。

ワレモコウが、まるで引っ付き虫のように、芝生の広場に伸びています。

シュウメイギクがかなり咲き乱れていました。

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ナンバンキセル(思い草)

2019年10月27日 | ☆ ふるさと・大和

 

午後から陽が差して来たので、明日香へ行ってきました。

明日香と言っても、一番行き慣れた、国営飛鳥歴史公園です。

芝生広場の土手に沿って、秋の七草の何かを見ることができたらと、思いついたままのお出かけでした。

ところが今日夕方からイベントがあるので、その準備が始まっていて、土手に沿って歩くことができません。

1番の目当てのナンバンキセルの咲いている所にに直行しました。

ススキの根方です。

ススキは、万葉集ではおばなとか萱とか沢山詠われています。

ナンバンキセルについて、万葉集では、たった1首だけ詠われていることを、家に帰ってから調べていて

知りました。

ナンバンキセルという名ではなく、「思い草」という名で詠まれていました。

 

道の辺(へ)の 尾花(をばな)が下の 思ひ草 今更々(いまさらさら)に 何か思はむ

道のほとりの尾花(ススキ)の陰の思い草ではないか。今さら何を思い迷うことがありましょ

 うか。私はあなたの愛を信じ、あなた一人を頼りに思っております。

   「思ひ草」の名は、横向きのややうつむきかげんにつく花を、もの思いにしずむ佳人の

 さまに見立てたものだと思う。万葉歌はそうした印象をそのまま詠んだ歌ですが、ススキ

 などの根に寄生してひっそりと咲くこの花の生態を的確にとらえられ、人知れずひとりひそ

 かに思い悩む女の姿が浮かぶ。万葉集で「思ひ草」が詠まれているのはこの1首だけ。 

撮ってきた写真を見ながら、「思い草」と詠んだ作者の気持ちを静かに思いやりました。
 

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