1年間の公民館活動の成果を発表する「公民館祭り」の日だった。クラブ、サークル活動の展示の部は、館内いっぱいに、一年間の作品の数々が展示され目を楽しませてもらえた。
発表の部で、私の所属するカラオケ教室での、発表者の紹介兼司会の担当だった。
人数が多いため出場は隔年で、今年が出なくてよい年で、のんびりしていたところ、裏方さんの仕事の依頼があり、「歌うよりは楽だ」と快諾した。
私の定位置は、カメラアイの場所だ。
オーディオの後ろで、イントロの短い間に、歌の簡単な内容のナレーター、題名、歌う人の紹介をする。
16人分の資料作りは、1週間前に出来ていたので、原稿を読んでいくのが、当日の仕事だった。
オーデォは、業者が入ってくれているので、手馴れてはいるが、その手元を見ながら、タイミングよくイントロの間にしなければならないので、かなり神経の使う仕事だった。
”小地谷紬の残り香抱けば 悲しい別れの涙がにじむ 愛を失くした女の胸に 二度と止まない 雪が降る。
越後平野を○○○○が歌います”
と、こんな具合。内容は、歌詞のフレーズから抜き出して原稿にしている。
あ~~あしんどかったし、気疲れのする一日だった。
でも、やっぱり歌で出るよりは、良いなあ、裏方仕事の方が好き。
(上の写真は、楽屋裏から、大正琴の演奏を見る・聴く)