厳しい冷え込みの朝でした。
山の中ほどの新幹線のような白い映像は、川霧です。風がないのでただひたすらに横へ横へと広がっています、こんな霧の広がりは珍しいと思いながら右にカメラを向けると、霧はさらに平行に広がっていました。
日の出前の東の空には、雲一つなく稜線が綺麗です。
部屋の中から撮っているのに寒い寒い外の冷気が、部屋に入ってくるような気がしました。
午後は風は冷たいものの、快晴で太陽がいっぱいのいいお天気になりました。
その温もりのような出来事がありました。
京都の孫の家族が顔を見せてくれました。
始業式だったので、早く帰れたからとのことで、2年生の3学期を迎えたひまごちゃんは、身長が又高くなって
もうすぐ追いつかれてしまうでしょう。
ナップザックの中から「ちょっと早いけど・・・」と言ってプレゼントを出してくれました。
ひ孫ちゃんの手作りです。
「ひいばあちゃんが、病院へ行く時 暖かいように。」とYou Tubeを見ながら一人でせっせと
編んでくれたそうです。お母さんがその様子を話してくれました。
涙だ出そうになりました。早速首に巻きました、マフラーも暖かいし小学2年生のひ孫ちゃんの優しさも暖かいし、幸せな気持ちが部屋いっぱいにあるような午後でした。
私の好きな寂聴の源氏物語10巻の行き先の決まっているのがこのひ孫ちゃんです。