カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

寒い朝~やがて温かいお昼

2024年01月09日 | まご ひまご

 

厳しい冷え込みの朝でした。

山の中ほどの新幹線のような白い映像は、川霧です。風がないのでただひたすらに横へ横へと広がっています、こんな霧の広がりは珍しいと思いながら右にカメラを向けると、霧はさらに平行に広がっていました。

 

日の出前の東の空には、雲一つなく稜線が綺麗です。

部屋の中から撮っているのに寒い寒い外の冷気が、部屋に入ってくるような気がしました。

 

午後は風は冷たいものの、快晴で太陽がいっぱいのいいお天気になりました。

その温もりのような出来事がありました。

京都の孫の家族が顔を見せてくれました。

始業式だったので、早く帰れたからとのことで、2年生の3学期を迎えたひまごちゃんは、身長が又高くなって

もうすぐ追いつかれてしまうでしょう。

ナップザックの中から「ちょっと早いけど・・・」と言ってプレゼントを出してくれました。

ひ孫ちゃんの手作りです。

「ひいばあちゃんが、病院へ行く時 暖かいように。」とYou Tubeを見ながら一人でせっせと

編んでくれたそうです。お母さんがその様子を話してくれました。

涙だ出そうになりました。早速首に巻きました、マフラーも暖かいし小学2年生のひ孫ちゃんの優しさも暖かいし、幸せな気持ちが部屋いっぱいにあるような午後でした。

私の好きな寂聴の源氏物語10巻の行き先の決まっているのがこのひ孫ちゃんです。

 

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童子との初詣

2024年01月07日 | まご ひまご

前日孫娘から電話があり、「突然だけど、おばあちゃん家へ行っていい?。」

「嬉しい!待ってるよ。」

「どこか行きたい所がある?」「初詣、どこにもお詣りしてないので、連れて行ってね。」

そんなやり取りがあって、わくわくしながら待った翌日でした。

向かったのは、この辺りいちえんの氏神様である、御霊神社本宮です。

昔は除夜の鐘をききながら、家族みんなでお詣りしたお宮さんでした。

真夜中に大きなとんどををしてくれてある境内に、舞い上がる火の粉を見つめ

お詣りの後 暖を取って暫く火に当たっていたことなど、いろんな思い出のある神社です

 

創建  (五條市ホームページ)より

宇智郡(旧五條市と大淀町佐名伝)には御霊神社が23社あると伝えられ、その分祀元が五條市霊安寺町の御霊神社です。このことから、この神社を御霊神社本宮と呼びます。

本宮は、井上内親王、早良親王、他戸親王を祀り、丹生川をはさんだ対岸にある火雷神社を併せて、古より四所大明神と称され、宇智郡の信仰を集めていました。

日本後紀によれば、延暦19年7月、桓武天皇は葛井王を宇智郡に遣わして皇后の復位や御墓を山陵と称することを告げさせています。このときに葛井王により霊安寺が建立され、同時に御霊神社も創建されたと伝わっています。

「御霊大明神御縁起」には、桓武天皇は宇智郡全域を神域としたと伝えています。

 

 

 

家の神棚に納めるお札は、賽銭箱にお札料を納めて頂いてくることが出来ました。

 

 

ひ孫ちゃんの一つ一つの仕草が可愛くて、境内でしばらく遊びました。

お参りに来た知らない人にも、こんにちはの可愛いお辞儀をするのに、足を止めて、声掛けをして去っていくという場面もあり、いろんなことに伸び伸びと興味を示しながら行動する幼子の姿は、まるで童子のように見えました。

 

境内には白い小さな四角形の紙が沢山散らばっていました。何かの神事に使われたのでしょう。

それをくりくりとした指先で1枚拾っては、「ひいばあちゃん」に持って来てくれます。

「ありがとうね。」って言うと次には小石も持ってきます。

家での外遊びの様子を見ているようで、微笑みがたえません。

 

青空の下の神社の森の木々の梢で、鳥の鳴き声がします。

何の鳥か知らないのですが、静寂の境内の上から聞こえる何種類かの鳥の鳴き声の聴こえる御霊神社での、初詣のひと時でした。

初詣という慣わしにも、不自由な足でのお詣りはできないものとすっかり諦めていましたが、孫の家族に連れて行ってもらえたことと、ひ孫ちゃんの笑顔に終始私も笑顔で過ごせたいい時間をいっぱい貰えた1日でした。

 

 

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大きい桃

2023年07月25日 | まご ひまご

夕方の仏前のお務めをしている時のことです。

「桃を貰ったので、一つ おばあちゃんの部屋へ置いて帰るで。」と仏様に向かっている後ろで声がしました。

振り向くと、孫親子です。

お務めを終えて、離れへ行くと大きな桃が待ってくれていました。

ずいぶん大きいので、冷やして置いて明日頂くことにしました。

「桃から生まれた桃太郎」の代わりにこの中に一寸法師なら、入っていそうだな

お伽噺が頭に浮かんで、思わず独り言を呟いていました。

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1・2・1・2 Tちゃんの後についていくのが大変

2017年07月01日 | まご ひまご

 

 

Tちゃんが、パパと一緒にやってきました。

明け方の大雨で、裏の農道には水たまりがまだ残っています。

長靴を買ってもらったので、それを履いてトコトコと歩きます。

水たまりがあると、その中を歩くのが大好きです。 

 

田圃に引く水が、気持ちの良い音を立てて流れています。

何かを見つけてTちゃんは、立ち止まりました。

水の流れに興味を持ったようです。

 

とうとう立ち止まって、水音と小さい波をしばらく見つめていました。

パパの手をしっかり握ったままです。

 

とうとう座り込んで、田んぼの中を見つめ始めました。

小さいエビガニが沢山泳いでいます。

 

パパが先に歩きます。

Tちゃんも慌ててその後を追っかけます。

 

Tシャツのクマモンも一緒に走っています。

この足取り、可愛いです。

 

ひいばあちゃんの家の近くまで来ました。

もうパパの手を繋がないでも、お家に帰れそうです。

農道を一回りして、今日は休日で車の停まっていない、工場の駐車場の広っぱを、突っ切ってまた農道まで歩きました。

私の夕方のボチボチ散歩のコースです。

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野遊び転じてお家遊び

2017年04月02日 | まご ひまご

 

 

昨日のことです。

またまた冬が戻ってきたような冷たい雨が、朝のうちに降っていました。

娘の家族が、お彼岸にお墓参りに来られなかったので、皆がそろう土曜日に来てくれることになりました。 

 

玄関チャイムが鳴ったので、飛んで出て行きますと、「おはようございます。uちゃんです。」

幼い可愛い声で上手にご挨拶をしながらの、待ちに待った嬉しいお客さまです。

スマホではお話したりすることもあるのですが、こんなに沢山お話してくれるようになっているのには驚きでした。

2台の車でお墓参りをしました。

小さい手を合わせてお参りするuちゃんを、きっとここに眠っているご先祖様も微笑んで見つめて、これからも守ってくれていることだろうと、ほのぼのとした気持ちになりました。

 

 

 

家に着くともう1家族も合流して、総勢8名です。

昼食は先日予約していた「野遊び」という、季節限定のお寿司です。

桜の花の咲く季節になっているだろうと、もしいいお天気だったら、桜の下でのお食事ができるかもしれないと

思って頼んでいたのですが、風の冷たい日になってしまって「野遊び」はお家でのお食事になってしまいました。 

 

 

いつもたった一人のお食事ですが、昨日は私も含めて9人の賑やかな昼食となりました。

夕方まで賑やかな笑い声のあふれた、離れの部屋でした。

「今度はゴールデンウィークにね。」その時には、もう1家族増えているのが楽しみです。

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