カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

天理市 公孫樹並木

2012年11月30日 | 季節の花木

 

 

桜井市から奈良へ向かう途中、国道が黄色に染まる道路を通過するとき、天理市の公孫樹並木の美しさに、どこかに停車して撮っておきたいと、思いながらそんな場所のないままいつも通過していました。 

 

思ったことは、実行できる時にやっておかないと~~~、そんな思いに駆られて、天理駅への道路標識を見て左折して駅前のロータリーの見える場所まで行きました。 もう駅だという時左手に駐車場が見えました。何の迷いもなく駐車場に車を入れましたが、1階・2階と満車の赤い文字です。初めての駐車場なので、矢印に従って進んでいきますが、なんとなく不安でした。3階は空車の青い文字の表示がありましたので、ほっとして空車場所を探しました。 駐車した場所を忘れないように、何度も目印になるものを見ながらエレベーターで1階に降りました。知らない所では臆病になっている自分を発見したような変な気持ちです。 

 

   

国道は電柱やいろんな表示の柱、車道の停車中の車などで、並木の美しさが損なわれてしまいますので、いくつかの道を探しながら歩きました。 天理の町はプールと病院へ直行しただけで、街中など歩いたことがなく、目印は黄色い並木の連なりだけでした。 散り敷いた公孫樹の葉が、黄色いカーペットを歩道に広げたようで綺麗でした。

 

  

道路から外れて、どこかの天理教の詰め所の広場のような所から、写させてもらいました。 もっと歩けば、もっと沢山美しい並木があっただろうと思いながら、奈良へいく用があったので、時間が気になって駐車場へ戻りました。

黄色に埋もれたような美しい並木のある天理市。いつかもっとゆっくり公孫樹並木と向き合いたいと思っています。

駐車料金200円分で、目的の少しは果たせた寄り道でした。 

 

 

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続 天川村

2012年11月29日 | ☆ ふるさと・大和

 

   

 27日に洞川に行った続きです。 大峯山登山口から雪山を見上げてから、再び洞川の温泉街に戻りました。龍泉寺も楓はみんな落葉しこれから続く長い冬へ、と季節が進んでいるようでした。 そのまま山を下り川合の交差点のそばの「かどや」というお食事どころで昼食にしました。 この辺りはまだ晩秋と初冬が同居しているような風景が見られます、

 

   

天ぷら蕎麦で温まって、とても美味しくお汁までなにものこさずお腹に入りました。カウンターに多岐川舞子の「天川しぐれ」のパンフレットがあったので、このお店にCDを置いてあるのか訊ねてみました。 前日「歌いましょう会」で、次回はこの歌の練習と決まったので、あれば、聴いてみたかったのです。

「お向かいの小路の駅 『てん』 においてありますよ。帰りによってご覧。」 と教えてくれました。

 

 

  

早速行ってみました。ここには、洞川に来た時には帰りによく立ち寄って、昔懐かしい「イモボタ」というアツアツの当地の名物をひとつ買って、かじりながら帰ることがあります。

「てん」は天川村ふれあい直売所で、村の特産物を中心に販売しています。 野菜は標高約600mの地域で栽培された、準高原野菜の新鮮さがウリとなっているそうです。

「かどや」さんできいたのですが・・・とCDのことを言いますと、すぐ出してくれたので購入しました。その時11月5日にこの村にキャンペーンに来たことと、その時の写真を見せてくれました。 龍泉寺で、水行をしている写真も2枚ありました。

CDは早速聴きながら天川村に別れを告げました。憶えるのはいつのことやら・・・。

 

 

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酔いしれてもみじ 奈良 正暦寺

2012年11月28日 | ☆ ふるさと・大和

 

  

福寿院庭園で紅葉に和む人たち 

ブログ友さんのブログで何度か写真を見ていた、奈良市菩提山町の正暦寺ですが、お寺にお参りしたのは初めてでした。 こんなに美しいもみじの名所で、あったのをどうして知らなかったのだろうと悔やまれてなりません。お寺の縁起や文化財、境内の建物やお堂については、私が検索したりお寺で頂いたパンフレットを参考にここに書くことは全て省きましょう。

ただただ境内に3千本植えられているというもみじが、今輝いて待って居てくれたことへの感動と感謝で、ときめいてもみじ色に染まったような時間が流れた、この日の喜びを拙いけれど精一杯に残しておくことにしました。

  

おひるお誕生日のランチをご馳走になったHさんと、何度も何度もこの感動を短い言葉で交わしながら、元気なればこそこの美しい錦に染まって歩けることを、一歩一歩散り敷いた落ち葉絨毯の上を歩きながら語り合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

     

このように全山をもみじで染める色鮮やかを、「錦の里」と名づけられているのが、山を歩き境内を散策し、福寿院の縁側から山を望みした半日でよく分かりました。何処を見てもはっとするような色彩に満ちています。大げさじゃないけれど、生きていてこそこんな季節の感動の瞬間に出会えるのだと、この日まで訪れなかった分、今日お参りできたことを本堂のお薬師師さんに深くお礼の気持ちを込めて、御真言を唱えました。 

 

 年中行事の一つになっている、お互いのお誕生日招待は、今日彼女からご馳走になりました。次は私が1月にご招待します。例年なら馬見丘陵公園へお食事の後行くのですが、12月初旬まで紅葉が楽しめるとの情報をいただいて、「錦の里」でもみじに酔いしれた至福の時間となりました。 

 

         

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今年最後かも~~~洞川へ

2012年11月27日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

今日出かけようと思っている山のほうに、雲が掛かり二段の光芒が見えていました。

 

  

天川村洞川の「ごろごろ水」汲みは今年最後となるかもしれません。 暖冬だとの長期予報は見直され、どうやら厳しい冬になるような予報が出ています。 積雪があるともう山には行けません。今日も他府県ナンバーの車がきています。  

  

山上川の両岸はすっかり冬の装いになっています。採水場から川上と川下を撮りました。清い水の流れです。 

 

  

採水場を後にして、川上へ車を走らせました。こんな時期にはもう車には出会うことがありません。冬篭りの山のようです。

    

吉野杉に囲まれた林道を行くと 役ノ行者 のご母堂を祀った母公堂が右手に見え更に進みます。ここには最初の「女人結界門」の標柱があります。初めてここに来た時は、ここから行ってはいけないものと思い、大急ぎでUターンしましたが、本当の結界門は、林道の突き当たりの橋を渡った所にあって、そこから先は足を踏み入れることができません。 

  

 

 

  

 

この大橋茶屋の駐車場までの途中は、手前になる杉木立のために視界は、前方の道路と木立のみだったのですが、誰もいない駐車場に車を停めて、低く雲の垂れ込めた山間に、冠雪した大峯の山が突然姿を現しました。 夏に来た時には、修行の西の覗きの場がカメラを望遠で引き寄せると見えたのですが、このように雪に覆われていますと、説明板の絵図を見ても、どれがどの峯なのか分かりません。 でも神秘的な修行の山が一層神秘的に見え、表現しがたい感動を覚えました。いつまでも眺めていますと、雪雲がさぁーときて今まで見えていた山が見えなくなります。 その時になって気がついたのですが、粉雪が舞っているのです。私の初雪でした。 

 

 

 

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素敵なプレゼント

2012年11月26日 | ★ 日々の呟き

 

   

月の最後の月曜日は、退職者の会の気楽に歌いたい人で作った「歌う会」の日です。月1回に思い切り声を出すことは、心のどこかに溜まっていたストレスが発散してしまいます。 上手になるためでなくいい時間を過ごすための集まりです。

歌うだけでなく日ごろ疎遠になっている人との語りもあります。10人くらいのグループですが、結構この日は私にとっては待ち遠しい日となっています。

暫く休んでいたKさんが、今日はとても元気な顔で参加されました。 サンタさんのような大きなビニルの袋を持って、会場の扉から現れたとき、「やぁ!久しぶりやな。元気そうで良かった。良かった。」の声があちこちから上がりました。

 

  

Kさん手作りのバックです。ミシンでなく1針1針丁寧な手縫いのバックをみんな二個ずついただきました。 とても温かい感じがします。こんなに沢山作るのに、どれだけの時間が掛かったことでしょう。 歌の会の会場は片づけが終わって、みんなの笑顔とありがとうの言葉が、お天気の悪い窓の外と反対に、明るく輝いているように思いました。

少し早いサンタさんのプレゼントを頂いた「歌う会」の面々でした。

 

新曲をどんどん憶えて歌うのでなく、誰かが聞いて良かった歌を、昔取った杵柄で指導して引っ張ってくれる係りの人に、教えてもらいながら、老人憩いの家のカラオケの機材を使って、楽しく歌う月一の「歌いましょう会」です。

今日はひとり長良川と女の山河を中心に練習して、後は順に好きな歌を歌いました。来月はご当地ソングの、天川しぐれをリクエストしました。 丁度明日はごろごろ水を汲みに天川村の洞川へ行く予定なので、何かタイミングがいいような気がします。

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