カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

賀名生の里のお雛様

2020年02月23日 | イベント

 

こんな可愛いチョコのプレゼントを持って、孫夫婦とひ孫ちゃんが

来てくれました。

先日から約束していたレストランで昼食をしてから、いいお天気に誘われて

西吉野町の、賀名生の里へのドライブに、連れて行ってもらいました。

梅林はまだ開花していなかったのですが、目当ては歴史民俗資料館の

雛飾りを見に行くことと、屋那瀬の枝垂れ梅を見に行くことでした。

雛飾りは、この資料館と向かい側の和室の廊下に展示してありました。

廊下の方のお雛様は、ガラス戸越しだったので、光の加減で、うまくカメラに入れることができません。

それでもお道具類も立派な、丁寧に保存されていたことのよく分かる

いいお雛様でした。

ひ孫は、お雛様よりも、外に展示されている、昔の農機具に興味を持って、

ぐるぐる回したり、中を覗きこんだりしていました。

資料館ではお雛様を観るだけでは、入場が無料でした。

どのお雛様も、立派な段飾りで、お道具類や小物まで、よくもこんなに

綺麗に保存されていたものかと、感心しました。

自分の幼い頃に飾ってもらった御殿飾りが二揃いあったのですが、

飾ってくれている1か月の間に、兄弟で触って遊んだりしたのか

いつの間にか、御殿と内裏様だけはちゃんと形が整っていたものの、

お道具類は玩具にしてしまったような記憶があります。

それでもこのように立派な雛飾りを見つめていますと、

幼い頃の日々が甦って、亡き両親のことが深く偲ばれます。

歳のせいでしょうね。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神前結婚式と奉納ライブ

2017年10月21日 | イベント

 

 

奉納ライブで熱唱する「あやか」さん 

今年はこの町が市町村合併をして市になってから、60周年になります。

市ではいろんなイベントを、土日や祝日に開催しています。

次のようなお知らせのパンフを、頂いたので行ってきました。

 

 

 

五條市中之町にある御霊神社について「奈良県に歴史散歩」より

バス停の少し北にひと際濃く樹木を茂らせて御霊神社(祭神井上内親王)がある。

別名福田宮で、御霊神社になったのは1238(嘉禎4)年、霊安寺町の御霊神社からの分祀のときと伝えられている。

本殿(国重文)は一間社春日造、板葺きで「文明四(1472)年」の棟札をもつ。

本殿の両側に脇殿があり、左側は早良(さわら)神社、右側は他戸(おさべ)神社(ともに国重文)でともに一間社流造である。

 

 

超大型の台風接近と、秋雨前線のためかなりの降雨でしたが、多くの人たちが神社の前に見えていました。

東京からも来ている人がいるのよと、出会った友人が話していました。

 

 

綿帽子を被った昔ながらの、花嫁さんと、紋付き姿の花婿さんは、由緒ある神社には本当にお似合いでした。

 

 

挙式が始まった時に神社に着きました。

横に回ると、親切なおじさんが、横の扉を開けてくれましたので、初々しいお二人の神前での写真を撮らせてもらいました。

 

 

三々九度のお神酒が、巫女さんの手で注がれています。

最近滅多に目にしない花嫁さんの、綿帽子がとても印象的でした。

この地に住むお二人だと、後で聞きましたが、雨の中での厳かな式は決して忘れることはないでしょう。

 

 

式の後お祝いの奉納ライブが行われました。

ライブの司会は、ボーカルのあやかさんです。

演目の紹介から、挙式をしたお二人へのお祝いの言葉、雨の中を参加した人々への、丁寧な挨拶など、

あやかさんのライブを何度か拝聴しているものの、この度もまたまた感心して耳を傾けていました。

 

 

はじめは、篠笛のおめでたい曲が、拝殿のしじまの中を縫うように響き流れました。

 

 

 

 

次はあやかさんの素晴らしい声量豊かなボーカルが、神社の杜に4曲、歌に合わせて思わず足や、体がリズムに

のって雨の中なのを忘れるくらいでした。

この後、お天気だったら新町通りを披露宴会場まで、花嫁行列の予定でしたが、きっと車での移動になったのでしょう。

立ち続けていた足の痛いのが、帰る頃に気づいて、それまで歌の世界に浸っていた自分であったことが、いい時間を過ごせたのだと

それを噛み締め乍ら帰途につきました。

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町家の案山子さん・オンパレード

2015年10月17日 | イベント

 

 

メイン会場では、毎年何かのテーマを決めて、その案山子の場の設定をしている。

これはなかなか大変なことだと天の川実行委員会の人たちのご苦労と、面白く興味を引くテーマの添った展示を学びの心を持ちながら見せて頂いている。

 

 

  

町家のカフェ「noco noco」で古代米のカレーを食べた。古代米は口当たりがよく好きなので、メニューにあったら、なるべく食するようにしている。

 

吊るべ井戸幼稚園頃までこんな井戸の生活だった。懐かしい。

 

カフェのテラスで漫画のキャラちゃんが並んでいる。

日本のお城の写真展の会場では、案山子さんが役目を果たしている。 

 

間口はそんなに大きくないのに、奥行きがめっちゃ長いこの辺りの家の造りはこんな家が多いのだろう。 

 

野良の案山子さん、何気ない日常が、このような案山子さんになっていて、とても温かい雰囲気の町筋だ。

     

オンパレードをクリックして大いい画像で見て頂くと面白さを再発見していただけることもあろう。

 

メイン会場から始まって、順不同でカメラに入っている案山子さんを、できるだけUPした。

それぞれの案山子、1体1体がこの町の人の「案山子つくりの教室」で習った作品なので、できるだけ多く載せたかったが、駅近くまでは、私の膝が悲鳴を上げそうになったので、今回はこれ位にしておこう。

「継続は力なり」この町家のイベントを見るごとにこの言葉が生き生きとしてくるように思う。

町おこしのイベントに力を合わせて活動されることに敬意を表しつつ次回への期待を持つ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9回 高取「町屋のひなめぐり」 メイン会場

2015年03月03日 | イベント

 

  

高取町の「ひなめぐり」に行ってきました。

午後から行きましたので駐車場が近い場所はみんな満車で、ずいぶん遠くの高台の田んぼを急ごしらえしたような場所まで→案内で行かなければならなくて、帰りの事を考えると膝の痛さに耐えられるかと心配しました。 

 

 

お雛様を公開している所は、案内マップを見ますと96か所あります。9年前に初めてひなめぐりをした時は、友達と1から順に全てのお雛様と出会ったものです。足も達者だしとにかく元気に任せて1日中高取の町を歩いたものでした。

お雛様に込められた、それぞれのお家の思い出を綴られた文が添えられたのを、読み進んでいくのも楽しみでした。

そこには優しさや温もりが詰まっていて、和みをいっぱいいただいて帰りました。

 

 

天段の雛 

今は自分の足と相談しながら、今日はメイン会場だけをゆっくり見せてもらってくることにしました。ひなめぐりは3月31日までありますので、マップを見ながら何回かに分けて来るのも、また楽しみが沢山あっていいものです。

 

  

ジオラマ 古都の雛

朱雀門、大極殿の建造物は見事です。 

 

 

長閑な大和の里の風景に癒されます。

棚田や鹿の遊ぶ田園風景は古都奈良と、その頃の大和の国の再現に、当時への思いが馳せます。

 

  

藁葺きの家を角度を変えて撮ってみました。小鳥のさえずりが聴こえそうです。

 

  

菜の花に囲まれた内裏様が、春の喜びに満ちたお顔です。

 

 

薬師寺の東塔と西塔でしょうか、見る人にジオラマは自由な想像の世界へ誘ってくれます。

 

 

  

塔の作りも瓦の1枚まで丁寧に作ってあります。

これらが完成するまでの、町の人たちの語らいが聴こえてきます。

 

 

古都のジオラマの背景には、百人一首の大和の詠が、散りばめるように貼ってあるのが、古都を演出する雰囲気満点です。

 

メイン会場では、雛についての説明をしてくれます。説明は楽しく時には目から鱗といったような話題もあって、再度飾り雛を見つめなおすこともあります。

                                    5981

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町屋の芸術祭 「はならぁとぷらす」

2014年11月17日 | イベント

 

 

 

県内では11月7日~24日まで「町屋の芸術祭 はならぁと」が開催されています。

五條新町エリアは、11月15日・16日「はならぁとぷらす」として参加しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軒に吊り下げられた茜色の布は、初冬の柔らかな日差しを透かして日ごろ見慣れた古い町並みが別の空間へと誘ってくれるような感じがします。

同じ茜色でも風の動きや太陽の明かりと影の部分や、吊り下げられた建物の、佇まい・連子格子・板塀・白壁など背景になる場所が変わるたび、布の醸し出す雰囲気が不思議な想像の世界を与えてくれるのです。布地は絹で、新町全体で約1300本を用いているそうです。

茜色ということにも意味があることをパンフレットで知ることができました。

この新町通には、元禄8年(1695)12月6日、大坂千日前の遊女三勝と心中して果てた赤根屋(文楽では茜屋)半七は新町通りで染物屋を営む半兵衛の息子でした。歌舞伎・人形浄瑠璃「艶容女舞衣」は、江戸時代にあった心中事件を元にした演目ですが、主人公「茜屋半七」こと赤根屋半七は、ここ五條新町の染物屋でした。

その茜や半七の屋敷跡の石標があります。

このアートの企画発案は、横浜美術大学クラフトデザイン研究室で、以前には町屋を使っての作品発表をして、町屋も生き作品も素晴らしく印象に残っています。

 

茜色の絹の揺れ動く街並みを自由な想像をめぐらしながら歩む、これも贅沢な時間を得ることのできた1日でした。

街並み伝承館で絵画展をしていました。

 

       

知人の作品が多く展示されていましたので、ゆっくりと鑑賞させてもらいました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする