般若寺型石灯籠 鎌倉時代
本堂前あたりがコスモスが開花が多くみられます。
そのコスモスの中から、すっくと立ちあがっているような、石灯籠は般若寺型別名、文殊型と言う名灯籠です。
豪華な蓮台、宝珠など各部が装飾性に富んでいます。
火袋には唐獅子、牡丹、鳳凰の彫刻が見られますが、うまく写すことができませんでした。
この型の最古の作は東京椿山荘に現存しているそうです。
本堂 江戸時代、旧金堂が焼けた後、1667年再建されました。
屋根は入母屋造り外回りは吹き放しとなっています。
これは古様の形式を残したものだそうです。
鐘楼は薄紫の紫陽花に飾られて綺麗です。
別の面から見ますと、コスモスが咲いて二つの花のコラボもまたいいものです。
百日紅の古木の間から、ブルーの紫陽花が顔を覗かせているのが面白くて写しました。
本堂の前のコスモスを隔てて、大きなカンマン石があります。
お不動様の真言を唱えながら、膝を石に当てて回復祈願をしました。
西国三十三所観音石仏が、コスモスの中から微笑みを送ってくれそうです。
これは江戸時代に、元禄十五年山城の国北稲八間の寺島氏が、病気平癒のお礼に奉納したものだそうです。