カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

道頓堀川 太左衛門橋の上から

2011年11月30日 | ちょっとおでかけ


「食後の運動に、少し歩きましょうか。」
M先生と一緒に二人のばあさんの散歩は、「昔はこうだった、あぁだった・・・」なんていいながら歩いていたが、街並みの店々は変わっても、変わらない橋の名前や、街の名前が懐かしいものである。
この木の橋は「太左衛門橋」と橋のたもとに彫ってあった。
織田作之助とこの橋のことを知って、「木の橋が面白い」と思いながら撮った写真だったが、由来を調べながら、この橋に興味を持つきっかけになった。



「太左衛門橋」の欄干から眺めた道頓堀川は、空の青が高く澄んで美しいから、その川のキャンバスに両岸の建物が写り込んで、これが道頓堀川かとすっかり見とれてしまった。
川に沿ったウッドデッキの散策道があり、歩いて見たいと思ったが、それは今度の楽しみにしておいた。




橋を渡ると宗右衛門町になる。
これも人の名前が町名になっているので、帰って調べてみた。
『地名は、道頓堀川開削に関わった人物の一人である、山口屋宗右衛門の名前に由来する。1615年の道頓堀川開削とともに成立した道頓堀川八丁のひとつで、道頓堀川の北岸に町家が建ち並んだ。』
とのことである。

「京の着倒れ、大阪の食い倒れ」と言われているが、大阪の「くい」は「橋の多い大阪なので「杭」であるといつか聞いたのを思い出した。

なんとなしに街歩きをしていたが、「なんで」「なに?」があちこちの存在して面白い。
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看板ウォッチング

2011年11月28日 | ちょっとおでかけ

大阪の南をぶらぶらと歩いた。
土曜日だからなのか、それともいつもそうなのか人の流れに速さにあわせてしか歩けないほどの人出だ。
心斎橋筋をぶらぶらするのを、若い頃は「シンブラ」と言っていたが今もそんな言葉があるのだろうか。


    

心斎橋までも歩く気はなく、面白い看板を見ながら、あれも、これも健在なのだと思わずクスリと笑ってしまう。
よくこの辺りを歩いた頃に見かけなかった大きい看板がある。
それはタコだ。
この辺りの道路まで行列のできているのは、たこ焼きやさんだ。
おばさんやおじさんは、あまり並んでいなくて、若い子達が、何処のたこ焼きやさんの前にも並んでいる。
たこ焼きは好きだが、こんなに並びたくはない。



極めつけはやはりこの大きな蟹。
南を歩くと、かなり前の看板と出会えるのだった。
多分それはもう何代目かのものだろうけれど、トレードマークへの拘りと親しみは、大阪ならではのものだと思いながらカメラを向けていた。
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ちょっぴりオアシス

2011年11月27日 | ちょっとおでかけ
    

ここ何年か大阪に行く時は橿原神宮まで車で行き、そこから阿部野橋へ行き、阿倍野を起点として大阪の目的地に行くというコースを取ってきた。
だから難波へ出ることは殆どなかった。
このたび、堺に住むM先生と難波で待ち合わせることで、私のよく知っていた難波と、すっかり変わっているデパートにおのぼりさんのような、好奇心をもって7階(たぶん)に辿りついた。
並んでまでお食事をしたくないM先生と私は、どのレストランも開店して直ぐのような時刻に、入れるように少し歩いた。
7階にこのような木のあるスペースも、このデパートに来て初めて知った。
地続きの場所にいるような錯覚で、散歩気分だった。
静かであまり歩く人はなくゆっくりできるスペースは、高齢者にとってはちょっとしたオアシスに入り込んだような気がする。


自分の今いる位置が、全く分からなかったが、この建物の見える場所に来て、やっと以前よく難波に来た頃の場所を見つけたような気がした。
7階から見える範囲だから、下は見えないけれど、デパートの正面に近い部分の7階にいるのだと、はれた空をここからでは、独り占めをしているような建物を眺めていた。
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ハッピーバースデー K子さん

2011年11月26日 | ちょっとおでかけ
まだ11月なのに、お店のディスプレイは、すっかりクリスマスムードになっていた。
これからは何処へ行ってもこんな雰囲気なのだなぁと、昨年は全く目にしなかった、というよりは華やかな場所に出なかった年の暮れをふと思う。



1昨日はK子さんのお誕生日ランチにお誘いをしてもらった。
なかなか二人の空いた日が合わないときなのに、この日はバースデーにきっちりの日にお誘いしていただけた。
バースデーの人の席に灯してくれる赤い蝋燭の、氷が融け、短くなるまで、次々と話題が繋がっていった。
先日、大学の同窓会に一緒だったばかりなのに、話の種が尽きない。




いつの間にか周りのテーブルの人たちは食事を済ませて帰っていったのに、ゆっくりすることができた。

ブドウジュースで乾杯して、ミニパンの焼きたてのお奨めを、その都度入れてもらって、もうお腹がいっぱい。
K子さんご馳走様。
今度は私のバースデー1月に時間を作ってね。
「これからもずっとお誕生日のご招待ごっこを続けられるように、お互い健康でいたいね。」

二人の結論はいつも同じ。

後期高齢者でなくて、「光輝高齢者」をお互い自認して・・・
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琵琶湖 花噴水

2011年11月25日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

手前のコンクリートの橋のような黒い線は、夜になったら噴水の上がる所だ。


    

昨年はこの噴水を見に来ることがなかったが、もう何年か琵琶湖周辺をドライブしたら、夜の水面を彩る花噴水を見るのが楽しみになっている。
今年は三脚を使わなかったので、ぶれている。
手抜きは駄目だなぁと思いながら、持ってこなかったのが悔やまれる。


緑のアーチになったのを取りたかったが、なかなかそうならないので斜め噴水で我慢した。



豪快な朝焼けに、この日のお天気のよさを占ったようでラッキーな朝だ。



朝焼けに染まった大津港の建物と、琵琶湖競艇場辺りのどの建物もあの豪快な朝焼けに照らされている。



対岸の近江富士の姿が美しい。

コメント (6)
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