カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

法起寺と秋桜 斑鳩散策2

2015年09月30日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

法輪寺の傍の駐車場から、法起寺までは往復歩くのが、毎年だったけれど、今年はとてもそれができないので、法起寺まで車で行った。 

  

 

法起寺の山門までのこの長い築地塀は私の好きな所である。

塀の曲線と瓦の並びが、境内の広さを表して、撮影地点から山門がぽつんと見える。

 

 

ここが法起寺の正門であるが、開けられている時には来たことがない。私にとっては、開かずの門だといえる。

今年は門前の秋桜が綺麗に咲いている時に訪れることができて、感激である。

なんと優しい花だろうと、暫く立ち去りがたい。

 

 

  

 

のどかな田園風景の中に法起寺の三重の塔は、北からの道路を走ってくると、緩やかなカーブの先に、その優雅な姿を見ることができる。

もうずっと昔のことだけど、このお寺の名前も知らなかった頃、目に入ってくる塔のある風景が、とても好きだった。

自分で車に乗るようになってから、季節ごとに、周りが変わっても塔のある風景が、もうすぐ見えてくると思うと、不思議なときめきを覚えたことが、今に繋がって秋桜の花の咲く頃の塔が、最も好きな塔になって、膝の痛みを押しても来たい場所である。

 

秋晴れの空に向かって境内の中の塔から伸びる、相輪がふうわり浮かんだ雲に何を語っているのだろうかと、たわいないことも一つの感動として心に留めておこう。

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斑鳩散策 2015 法輪寺

2015年09月29日 | ☆ ふるさと・大和

 

法輪寺三重塔と乱れ咲く秋桜 

 

法輪寺山門

 

  

自転車専用道路が整備されているので、歩く者にとっても、自然と自由に語り合って歩けるいい道路だ。

 

秋桜が笑って待っていてくれるよう。色づいた柿の実が、重そうに枝にしがみついている。

 

里の人が今年も、お出迎い人形を作って待っていてくれた。

 

 

柿畑の間から塔を望む。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

法輪寺から自転車道を西に進み、当が見えなくなるところで引き返してきた。

立ち止り・立ち止まり 振り返り・振り返り

行ったり来たりしながら、今年もここに立つことにできた、喜びと幸せを満喫する。

夏の酷暑に耐え、膝の痛さに悩まされ、多分歩けないだろうと思っていたこの地だけれど、やはり自分の目で大好きな秋桜と、塔のある風景を今年もみておきたかった。

膝に装具なるものをつけストックを頼りにしながら、そんなことさえ忘れてしまったように、斑鳩の里の秋を楽しむことができた。

 

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スーパームーン

2015年09月28日 | 

 

 

十六夜の月はスーパームーン

 

夕焼けの空が、西の空にわずかな明かりを残している時、振り向けば・・・

 

 

東の山の端から、大きい大きい朱色に輝いた月が姿を現した。

下に残っているのは、わずかな天神の森の木の梢。

神々しいような朱色の月と出会えた今夜だった。

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仲秋の名月

2015年09月27日 | ★ 日々の呟き

 

 

午後からの東の空。山に沿って雲が流れているが、きっと今夜は満月を迎えることができるだろう。

  

予約していた月見団子を若鮎さんのお店に頂きに行くと、萩とすすきを二組用意してくださっていた。

お団子はお月様が出てからにと、お盆だけを用意して、萩と薄は花瓶に入れておいた。

 

 

 

 

萩すすき 団子に添えて 濡れ縁で お接待する 今宵の月に

  

お月様 どうぞ 召し上がれ 

自然の豊かな恵みが、あまねく地上にありますように

 

  

 出た 出た 月が まあるい まあるい  まんまるい 盆のような 月が 

 

 

 

月見団子 お月様にお相伴して、先程頂いた。

あっさりとした上品な甘さが、本当に美味しかった。

日本古来からの雅な食の習い。いつまでも続くといいなぁと近くの孫の家にも届けた。

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広々と白い蕎麦畑 笠荒神

2015年09月26日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

桜井市笠地区は標高400~500mの高原地帯である。 

 

笠のそばは、8月中旬に種をまきます。
 9月中旬、可憐な白い花を咲かせます。
 一面白い絨毯を敷きつめたようです。
 10月末には刈り取り、
 11月15日から『新そば』を召し上がっていただけます。(地区紹介のサイトより) 

 

まるで白い絨毯を敷き詰めたようで、特に遠景が美しい。


約15haの畑地でそばを栽培しているそうで、今が蕎麦の花の1番美しい時である。 

     

女性部による“そば処“の営業も本格化。
 当初、笠山荒神社前のプレハブでの営業だったころに、退職者の会の見学研修で、初めてここを訪れたのは、プレハブの中でのお食事だったが、実に美味しい蕎麦に舌鼓を打った。それ以来個人では蕎麦の花の咲く頃ここに来るのが楽しみとなった。

平成14年7月、(有)荒神の里・笠そば を立ち上げ、平成15年9月、“新そば処“のオープン

 

    

 

 

 

 三千年の歴史を持つ“かまど”の神様
 初めて火を起こし物を煮て食べる事を教えられた土祖祖神(ハニオヤノカミ)・興津彦命(オキツヒコノミコト)・興津姫命(オキツヒメノミコト)の三神を祀る三宝荒神さま。かまど(台所)の神様としての信仰が厚い。

 

 

山に入る前に、山の辺の道端で目にしていた歌碑は、万葉の歌人柿本人麻呂の詠だった。

帰りには道路わきの邪魔にならないところに駐車して写してきた。 

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